ポカラ(ネパール)-Pokhara-
ホーリー祭が終ったので、2泊だけ滞在したレイクサイドのホテル「ペンギンゲストハウス」をチェックアウトし、「セディ・ヴィレッジ」というエリアに移動。
ペンギンゲストハウスからは、徒歩で約1時間ほどの距離。
観光客が多く賑やかな「レイクサイド」より、少しだけ静かな村。
ここで、9日間ほどの沈没生活を過ごす。
▼前回のお話し▼
コロナの影響で開催中止の、ネパールのホーリー祭&ポカラのディズニーランドを堪能
アフリカ帰りの体調不良|ポカラの病院
せっかくポカラに来たのだから、アンナプルナトレッキングがしたい!
…と思い地図を購入。
だけど、中々重い腰が上がらずにダラダラしてしまった。
一方、ワタルさんは、謎の体調不良で療養生活に入る。
熱っぽいし、咳をしている。
アフリカ帰りの体調不良…!
マラリアの潜伏期間は過ぎているはずだけれど、稀に長く潜伏する場合もあるので100%違うとも言い切れない。
もちろん、他の病気の疑いもある。
だけど自発的に病院に行く気配がないので、私が代わりに情報収集。
すると、こんな便利なサイトを発見!
【外務省】ネパールの医療事情のページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/nepal.html
ネパールのカトマンズとポカラの病院の一覧。
外務省が紹介しているくらいだから、それなりの病院なのではなかろうか。
その他、旅人がレビューしているブログ記事も2~3件見つける事ができた。
「明日までに熱が下がらなかったら、病院に行きましょう」と半ば強制的に伝えたら、その翌日には熱が下がったので、結局は病院のお世話にはならなかったのだけど。
環境の変化による体調不良だったのかな?
「ワタルさんが心配だから」という理由と、「先にトレッキングに行ったタクミ君の帰りを待って再会したいから」という2つの理由で(←実は只の言い訳)、この間に私はトレッキングには出発しなかった。
サクサク旅する派の私が、このセディ・ヴィレッジで「沈没生活」を過ごす事となる。
もしもトレッキングに行っていたら、ヒマラヤの山中でロックダウンという面倒な事態になっていたので、結果的には行かなくて正解だった。
いや、それはそれで面白い経験か。
…いやいや、ホーリー祭が終ってすぐに帰国していれば、そもそも帰国難民にはならなかったか??
う~む。。
セディ・ヴィレッジで沈没生活
レイクサイドのお土産通りを過ぎると、街灯のない短い山道に入る。
この山を越えたところにある小さなエリアが、「セディ・ビレッジ」だ。
ここは湖の西の端。
静かに佇む湖を拝むことができる。
3年ほど前は本当に何もない田舎だったみたいだけれど、今は少し賑やかになりつつある。
ホテルが増えて、音楽も流れる様になってしまった。
隣の「ハッピーヴィレッジ」という村まで行くと、より一層のどかになる。
湖を望みながらのランチが嬉しい。
この村で出会った日本人女性にお勧めしてもらったダルバート屋さん「Duna Tapari」にも行ってみた。
こちらも、ハッピー・ヴィレッジにある。
湖と向かい合いながらのダルバート。
なんて贅沢なんだろうか。
ダルバート・タルカリ
ネパールの代表的家庭料理。
ダル…豆
バート…米
タルカリ…ジャガイモのおかず
ダルのスープとタルカリを、お米と一緒に食べる。
ダルのスープは家庭それぞれの味があり、日本人にとっての「味噌汁」的な存在
このハッピーヴィレッジの付近は、パラグライダーの着地地点でもある。
簡易売店で買ったジュースを飲みながらパラグライダーを眺めるのもまた、のどかなひと時だ。
私も2年半前にパラグライディングをしたけれど、背後に7,000m級のヒマラヤの山々を望みながらの飛行は、最高だった。
▼2年半前の日記▼
アンナプルナをバックにパラグライディング体験!
8,000円ほどで体験できて、写真や動画もデータでもらえる。
ポカラのお勧めアクティビティ!
滞在中のセディ・ヴィレッジに入る手前には、日本食を食べられそうなレストランがある。
提灯に、ハッキリと「ラーメン」「やきとり」などと書かれているので期待したのに、日本食はないと言われてガッカリ。
これは只の飾り…インテリアなのか。。
仕方がないので、モモを焼いてもらって餃子風に食べる。
ちなみにモモは蒸す、揚げる、焼くなどがあるけれど、蒸すが定番。
夜は、宿の近くのローカルレストランで。
2年半前にネパールを訪れたときは、バックパッカー1ヵ国目だったのもあり、ガイドブックに載っている様なキレイ目なレストランにしか行けなかった。
こういうローカルレストランは勇気が出なくて行けなかったので、今回パワーアップして行く事ができて嬉しい。
ちなみに、このハンバーガーは100円。
美味しいのに安いっ!
レイクサイドとセディ・ヴィレッジの間にある山道は、街灯がないので夜は少し怖い。
怖いというのは、犯罪の怖さではなくて、交通事故。
犯罪の怖さを一切感じない、平和なネパール。
アフリカと比べてしまうからね…。
本当は、そんな風に油断しているときが一番危ないのだけれど。