大雪高原沼巡りを終えたあとは、予約をしていた「大雪高原」にチェックイン。
この宿に通じる道は、冬は豪雪により閉ざされてしまう。
その為、1年で6月中旬~10月中旬までの4か月間、123日間しか営業をしていないという、まさに秘湯!
実は、今回の大雪高原沼巡り、紅葉のピークは少しだけ過ぎてしまっていた。
紅葉のベストシーズンともなると、激混みで予約が取れないのだ。
6月に予約をしたんだけど、既に9月中旬~下旬頃の予約は取れず…まだギリギリ紅葉に出会えるであろう10月上旬にしたのだ。
予約は、予定が決まり次第入れるべし!!!
予約は、大雪高原山荘のHPにて
http://www.daisetsu-kogen.com/index.php
▼前回のお話▼
【大雪山系】大雪高原沼巡り|秋の紅葉シーズン、お手軽トレッキング!(10月)
大雪高原山荘は、大雪高沼巡りルートと緑岳登山の起点|お弁当対応あり
大雪高原山荘は、本日の大雪高原沼巡りルートと、明日に行く予定の緑岳の起点の場所にある。
明日の緑岳登山は、母は行かないと言うので私1人登山の予定。
こちらは、トレッキングの大雪高原沼巡りとは違い、しっかりと登山なのだ。
受付で、明日は緑岳に登る予定だと告げると、「紅葉は終わっていますよ!?」としつこい程何度も確認されてしまった。
そう、紅葉は上から順に始まり降りてくるので、平地で紅葉シーズンになっている頃には、山の紅葉は終わっているのだ。
いいんです、いいんです。
紅葉狩りが目当てではなく、普通に登山がしたいだけなんですよ。
…という事を伝えて、納得してもらえた。
紅葉見れなかったじゃん!!!!って、クレームでも来るのかな??
翌朝、朝食の時間を待たずして登山に出掛ける人は、前日に申し出れば朝食をお弁当に変更してもらえる。
登山に出掛けるのは私だけなのだけれど、私→お弁当、母→朝食、という対応も可能だった。
ありがたい!
お弁当は、夕食の時のワゴンに乗せてくれる。
大雪高原山荘|お部屋と料理と温泉と
部屋は全部で16部屋で、全て和室。
窓からも、紅葉を眺める事ができる。
「丁子染」のタオルと足袋を頂ける。
大雪高原山荘では、スリッパではなく、敢えての足袋。
よりリラックスうして過ごせる様にという素敵な配慮。
温泉といえば温泉卵ね!
温泉卵を食べたら温泉へ。
泉質は「単純酸性泉」。
日よけや雨よけ様に、編み笠が置いてあるのが趣深い。
昭和29年、この辺りは台風の甚大な被害を受けていて、倒木処理をする作業員の為にヒュッテとして建てられたのが始まり。
倒木処理が終わったあとは、営林省、大学教授、学生、町民、一般登山者など色々な人を受け入れてきたのだとか。
大雪高原沼巡りルートを開拓したのも、倒木処理をしていた作業員であり、大雪高原山荘を建てた方、立岩さん。
素晴らしい景色を見てもらうため、一般の人でも歩きやすいようにと開拓してくれた。
こんな秘湯に気軽に人が訪れられる様になったのも、立岩さんのおかげなのね!
温泉の後は、どっと疲れてしまたので夕食の時間まで爆睡。
コロナ対策で、部屋の前に配膳されて自分たちで入れるシステム。
優しい、山荘のお味でした★
さて、明日は緑岳登山に出発だ!