ー世界はきっと、美しいー

About me…

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

Cise(チセ)と申します。

このブログは、旅ブログでございます。

子供関連の記事も書いておりますが、あくまでも旅ブログでございます。(←強調!)

以前の様な「バックパックを背負って長期でひとり旅」はできませんが、家族でのお出かけの話や、たまの「短期ひとり旅」、そしてバックパッカー体験者目線で(?)子育てについて綴ったり…の予定でございます。

根無し草な人生|「都」「道」「府」「県」に住む

「都」「道」「府」「県」に住んだことがあるという…

狙ったわけではないのですが…私の地味な自慢です。

いえ、最後の「県」については狙ったのですが。

北海道生まれの道産子|「道民」編

北海道で生まれ育ち、根は「道産子」です。

「アイヌ」の血が混ざっているんじゃないの?と、たまに道外の人には言われますが…混ざっていません。

私の6代前のおじいさんは徳島の藩の人間で、幕末の動乱から逃れる為に、幕府の配慮により北海道に移住してきました。

私は、徳島由来の道産子です。

せたな旅行|明治の入植者だった先祖を訪ねる旅&あわび山荘でアワビ三昧

北海道出身というと「北海道のどこ?」と聞かれるので、あまり出身は明かしたくなかったりします。

「札幌」「旭川」「帯広」「函館」「音更町(十勝)」に住んだことがあります。

特に「どこが地元」という事もありません。

それ以上は聞かないでと常に思っています。

私は根無し草です。

東京で社会人生活|「都民」編

大学を卒業後、就職のために東京に移住しました。

別に「東京に憧れて」夢いっぱいに上京してきたわけではありません。

私は「自然派」です。

北海道の大地が好き。

当時手に入れたかった物が東京にあったので、東京での就職を選びました。

仮にそれが「山形県」にあったならば、私は山形県に移住したでしょう。

だけど、そんな私の東京での「生活」は、北海道の人からみれば自慢と受け取られるみたいで。

ただの生活の話なのに…もしここが山形ならば、山形の田んぼの話とかするのに。

「都会のキラキラ感」なんて微塵もないイモ娘ですが、北海道では「東京」の地名は出さない様に心掛けています。

ちなみに、過ごしたことがあるのは、「練馬区」「足立区」「杉並区」「八王子市」。

東京でも私は、根無し草です。

つかの間の大阪生活|「府民」編

住民票があったのは、わずか1年半。

その間にインド・ネパールへ行ったり、北海道へ帰っていたりしたので、実質過ごしたのは約1年。

そんな、長い人生のほんの一瞬を、大阪で過ごしました。

大阪については、ここで語りだすと「自己紹介」の趣旨を大きく逸脱するほど長文になりそうなのでやめておきます。

それくらい、とにかく素晴らしい土地でした。

「大阪人になってもいい」とすら思ったのに…エセ関西弁も話せるようになったのに…不可抗力で、関東に戻る事になりました。

しかし、ある大阪人に言われました。

「あんたは大阪人やない!エセ大阪人に憧れるドサンコや!」

どうやら、私は大阪人に憧れる「エセ大阪人」ですらないみたいです。

まずは「エセ大阪人」を目指さなければいけないみたいです。

手厳しい。

そして、やっぱり私は根無し草でした。

神奈川に住んでみる|「県民」編

関東に戻ると決まったときに、神奈川を選びました。

これで、「都」「道」「府」「県」制覇です。

いや、「都」「道」「府」には住んだことあるんだけど、「県」だけないんですよ~。

と言う方がネタとして面白かったと今は思います。

神奈川は「海」あり、「山」あり、「温泉」あり、横浜という「街」もあり、鎌倉という「古都」もあり…なんだか素敵と思い移住しました。

まだ、堪能できていません。
素敵な場所があれば、記事にしてみようと思います。たぶん。

結局、堪能できないままに海外へ逃亡し、そして二度と戻る事はないという…これもまた人生ですね。

再び北海道へ移住|「道民(仮)」編

これから厳しい冬が訪れる秋の終わりの季節に、北海道に舞い戻ってまいりました。

10年ぶりに暮らす北海道、幼少期に数年と予備校時代に1年だけ暮らした札幌への移住です。

ここに根を下ろす事になるのか、はたまた再びどこかへふらりと消えてしまうのか…その答えは誰にもわかりません。(たぶん)

エピローグ(前編)コロナ禍で帰国したバックパッカー、住む場所について考える

「北海道で子育て」編 NEW!

アフリカで出会った日本人(ワタルさん)と、北海道へ移住。

そのご結婚し、間もなく子供が生まれました。(2023年7月生まれ)

何か大きな出来事でもない限り、北海道の地に定住しそうな予感です。

このブログは旅ブログなので、普通の子育てブログを書くつもりはありませんが、バックパッカー体験者目線で(?)子育てについて綴ったり、北海道という土地ならではの子育ての話は書く予定です。

また、お出かけも観光スポットであれば書きます。(イオンに行ったよ♪とかは書きません)

そんな方向性です、よろしくお願いいたします。

渡航歴

ほぼ世界中のガイドブックを読んだし、「どこそこの国境は両者の仲が悪くて通れないから迂回してあそこから入らなければいけない」なんてニッチな情報も一般のバックパッカー並みに持っています。

白地図を見れば、ほぼ全ての国名を答えられます。

誰かと外国や旅の話になれば、まるで行った事があるかの様に語れます。

だから、「色々な国を巡った事がある人」と勘違いされて、よく渡航先の相談を受けたりします。

だけどね…私そんなに訪問国数は多くないんです。

知識だけは豊富に集めた、頭でっかちな妄想トリップなんです。

※色が反転している国は、記事一覧へリンクしています。

太平洋の島々

アジア

アフリカ大陸

アジアと太平洋の島々とアフリカ大陸のみ!

(これじゃあ旅ブロガーとは言えません。。)

国数が多いほど立派な旅人とは全く思わないですけど。
だけど地域に偏りがありすぎるのはね。

料理ブログなのに「炒め物しか作らない人」みたいな?

旅をする目的と、旅をせざるを得ない理由

旅する理由なんて、世界を自分の目で見てみたいから!以外の何物でもないのですが。

あとは、前述したように「頭でっかち」な自分が嫌だから。

行った事もないのに、その国を知った風に語るのは、本当は凄く嫌。

だけど、もう少し掘り下げてみます。

世界に興味を持ったきっかけ

ちょっと重い話になるでしょうか。

中学3年生のときまで遡ります。

あの時の私は、大変ひねくれていました。

「二度と目覚めなければいいのに」と思いながら、毎晩眠りについていました。

生きる為に必要な行為なんてしなくていい!と、食事は最小限でした。

給食も食べませんでした。

するとどんどん胃袋が小さくなっていき、意地を張るのを辞めて普通に食べようと思った頃には、もう小食すぎて少ししか食べられない身体になっていました。

その結果、38キロというまぁまぁ細い体型を10年ほどキープできたのがよい副産物です。

(今は見る影もなく肥え…いえ、立派な母ちゃん体形です)

まぁ周囲は、そんな私の事情など知らないので「女の子は少しくらい太っていた方がかわいい」とか「小食より、美味しそうにたくさん食べる子の方が男ウケがいい」とか、よく嫌味を言われたものです。

あ…しまった。

世界に興味を持ったきっかけですね。

とにかく、そんな風にひねくれていた思春期でした。

だけど、きっと私の現状なんて、世界中にいる明日をも知れない運命の中で生きる人々からすれば、些細な事。

それどころか、贅沢過ぎて恨みすら感じるんじゃないかと思いました。

だから、大人になったら世界中を旅して、それでもなお、自分を「悲劇のヒロイン」に仕立て上げ続ける気なのか、確かめたいと思ったのです。

世界192か国、全ての国を訪れる事

これが、中学生の私が描いた将来の密かな夢でした。

ちなみに、今は192か国じゃないし、世界情勢的に「全ての国」というのは現実的ではないです。

だからゆる~く変更します。

できるだけ多くの国を訪れる。

世界に興味を持ったきっかけは、こんな所です。

だけど、実際に私が旅に出た目的は、違う所にあります。

旅をする目的

「インド」と聞いて、何をイメージするでしょう。

危険?女性蔑視?差別?不衛生?ウザい?

「インド」で日本人が事件に遭うと、必ずこんな風に言う人がいます。

あんな国に行った奴が悪い

それを言う人は、インドの何を知っているのでしょう。

そもそも、行った事はあるのでしょうか。

インド人の知り合いが、1人でもいるのでしょうか。

 

「イスラム」と聞いて、何をイメージするでしょう。

やっぱり危険?テロ?イスラム国?アルカイダ?

中東に行ってみたいと言うと、多くの人がこう言います。

え?危険じゃないの!?

どの地域に、どういう脅威があるか理解した上での忠告でしょうか。

そもそも、中東にはどのような国々があるのか、知っているのでしょうか。

 

私が旅にでる目的は、つまりはそういう事です。

 

知らないものは怖い。危険。

関わりたくない。

我が子にも、関わらせたくない。

 

多くの国や文化に触れる事で、私の世界は少しだけ、平和になると思うのです。

そしてそれを「発信」することで、他の誰かの世界も、少しだけ平和になったらいいなと思うのです。

旅をせざるを得ない理由

先述した様に、私は幼い頃から今に至るまで、色々な土地で暮らしてきました。

特に「北海道」「東京」「大阪」は、暮らしている人の人間性や文化がまるで外国の様に違います。

「北海道」の私の親戚は、私が「東京」で就職活動をする事を快く思っていませんでした。

「東京」は怖い所だから。

行ったら絶対に事件に遭うから。

母が親戚たちに「東京なんか行かせるんじゃない」と散々言われ、ストレスだったと後に聞かされました。

(母は「あんたの人生なんだから好きにしなさい」タイプ)

「東京」の人に「大阪に引っ越しが決まった」と告げると「大丈夫!?」と心配されました。

「東京の人」にとって、「大阪の人」は、なんだか怖いイメージなのです。

逆に「大阪の人」は「東京の人」に対して冷たいイメージを持っている人が多いです。

「東京」と「大阪」、お互いに怖がっています。

だけど「大阪で暮らしたことがある人」は、大阪はいいところだった、また戻りたいと言います。

「東京に来ている大阪人」は、東京は暮らしやすい、大阪に戻ることは考えていないと言う人も多いです。

つまり、知らない文化は怖いのです。

同じ北海道内でも、土地によって文化が違います。

私はそれを、幼少期より肌で感じてきました。

そして、「土地が変われば文化も変わる」が当たり前。

「自分たちの土地の常識は、世界共通」と思うのは間違い。

「そのことを私は知っている」と思う事で、引っ越しの多い人生を受け入れてきました。

幼馴染もいない、いや友達なんてできても…どのコミュニティーに属していても、一時的な居場所でしかない。

長く、深い付き合いの知り合いなんていない。

長く暮らして、深く知っている土地もない。

だけど、私には多くの土地や文化を受け入れるスキルと経験がある。

色々な経験を積むことに価値がある

そう思うから、色々なところに行ってみたい。

いや、そう思わないと、私の人生を否定することになるから。

「ひとつの場所に根を下ろして、深く関わる」という人生を歩んでこなかった私は、今更そちらの道を選べない。

だから、そう思わざるを得ないのです。

私の人間性

なんだか面倒くさそうな奴だなと、そうお思いになられましたか?

私もそう思います。

私が文章を書くと、どうも面倒くさくなってしまうのです。

旅日記も、感傷的な表現が多いです。

もう少し、ポップに書ければいいんですけれど。

実際に人間を相手にしている時は、違うキャラクターです。(たぶん)

プロフィールって、どう書けばいいんでしょう?