ー世界はきっと、美しいー
ネパールで帰国難民生活

海外の美容室初体験!ネパール(ポカラ)で縮毛矯正&ヘナタトゥー

【ネパール帰国難民生活】2020/08/11

ポカラ(ネパール)-Pokhara-

7/22にロックダウンが解除された、ネパール。

偶然に縮毛矯正をかけられる美容室を発見したので、人生で初めて「海外の美容室」を体験してみる。

▼前回のお話し▼
4ヵ月に及ぶネパールのロックダウン、ようやく解除!だけど状況は芳しくないよ

縮毛矯正&アイロン依存症の私が、両方失って旅をするストレス

髪の毛さらさらだね~!

…って、よく言われるんだけど。

それは、「偽物のストレート」なのだ。

私のストレートヘアーは、縮毛矯正とヘアーアイロンで科学的に作られている。

それを顔に例えると、整形をして更にメイクをしている状態。(←違うか)

3~4ヵ月に1度、縮毛矯正をかけて。

更に、縮毛矯正をかけた翌日からヘアーアイロンを併用する人生。

すっぴんで外出はできても、ヘアーアイロンをせずに外出するなんてありえない!

旅にメイク道具は一切持参していないのに、ヘアーアイロンはしっかりと持ってきている。

そんな私の旅に必須な5大道具は、「パスポート、お財布、携帯電話、カメラ、アイロン」だ。

なのに、旅の途中で大切なヘアーアイロンが故障してしまった。(電源を入れても、すぐに切れてしまう症状)

どうやら、アフリカ大陸の過酷な移動に付き合いきれなかったみたい。

私のパートナーのくせに、なんて情けない奴なんだろう。

加えて、旅の直前に「しばらくかけられないので、強めにかけてください!」とお願いしてかけてもらった縮毛矯正の効力も、9ヵ月経った今は既に失われている。

ちなみに、コンタクトレンズの在庫も枯渇してきているから、「ボサボサ頭&メガネ顔」というイモ娘な状態。

こんなストレス、中学生ぶりだよ!

ある日、美容室を発見する

ランチに行こうと裏通りを歩いていると、サロンを発見!

マッサージの写真が載っていたので、中に入ってみる。

マッサージは取り扱いがないという事だったのだけれど、何やら嗅ぎ憶えのある「薬品」の匂いがする。

ま、まさかっ…!?

振り返ってみたら、ネパール人の女性客がヘアーアイロンをかけてもらっていた。

「縮毛矯正」という英単語がわからないので、「アイロンだけなの?それとも薬(メディスン)使ってる?」と聞いてみた。

すると「ケミカルだよ!」と。

なるほど、ケミカルと表現するのね。

縮毛矯正とカットで5,000ルピー(約5,000円)だって。

ネパールの物価で考えると高いのかな?

日本だと1万数千円するので、日本と比べればもちろん安い。

という事で、お願いしてみる事にした。

「5時間かかるから今日はもう遅い」という事なので、翌日の朝10時に再来店の約束をする。

海外の美容室初体験!ネパールで縮毛矯正をかける

翌日、朝10時に美容室へ。

海外の美容室は、初体験。

ブログなどで色々な旅人(主に男性)が面白おかしくレポートしていて、見ている分には面白いけれど、自分は体験したくない。

だけど、もうこの汚いボサボサ髪とはおさらばしたい!

それに、アフリカ人などと比べればネパール人の方が日本人と髪質が近いから、そこまでの大失敗なんてしないだろう…たぶん。

鏡から少し離れた椅子に座って、それっぽくビニールの羽織ものを付けてもらう。

女性が2人がかりで対応してくれる。

マスクは必須ね。

私ももちろん、マスク着用。

そして、あの懐かしいにおいがする薬品を頭に塗ってもらう。

私の髪の毛をストーレート(偽物)にしてくれる、魔法の薬。

そして、少し時間を置いてからシャワーで薬を洗い流す。

シャンプー台などないのだけれど、どうするのだろう?

…と思っていたら、店の外に連れ出される。

店の脇の路地を通り抜けて、裏にある超ローカルな(生活感のある)シャワー室へ。

シャワー室の蛇口の出口に、屈みこんで頭を突っ込んで洗ってもらう。

お湯が、顔や首元に容赦なく飛んでくる。

そんな、海外の美容室らしい方法でシャワーを終える。

マスクがびしょ濡れになってしまったのだけれど、新しいマスクをくれた。

シャンプーの時は、マスクは外さなくてはね。

そしてドライヤーをかけて、型作りの為にアイロンをしてもらい、再びシャワー。

またシャワー室かな?と思ったら、今度は椅子に案内される。

倒れる椅子があったのね!

だけど洗面台などはないので、下に大きなバケツを置いて、手動でお湯をかけてもらうという斬新な方法。

屈んだ状態でお湯をかけられるよりは、断然に快適だ。

縮毛矯正は、日本でも3時間ほどかかる行程だけれど、ここでは5時間もかかる。

という事で、途中でランチ休憩をはさむ。

モモをデリバリーしてもらって、みんなで食べる。

子供も一緒に食べる。

なんて微笑ましい光景だろうか。

そして、カットをしてもらって終了!

うん、サラサラに丁度良くまとまった!

所要時間は、約5時間。

料金は、縮毛矯正+カット+ランチ+バナナで5,000ルピー(約5,000円)。

(バナナは、途中で来た移動販売の車から購入したものをおすそ分け頂いた。)

ちょっとパッツン感があるものの、海外でこのクウォリティなら十分に満足だ。

何より、ボサボサ頭におさらばできたのが嬉しすぎる!

まるで数ヶ月ぶりにシャワーを浴びた時のような、そんなリフレッシュ感。

ネパールの美容室でヘナタトゥーを描いてもらう

縮毛矯正が終ったら、次はヘナタトゥーを描いてもらう。

ヘナタトゥーは、「ヘナ」という植物の樹脂で描くタトゥー。

3週間ほどで自然に消えていくものなので、刺青と比べればとてもお気軽。

元々はインドの文化で、インド・ネパールの女性の多くに浸透している。

彼女たちは、わざわざサロンに行かずに自分たちで描いている。

ネイルサロンに行かずにセルフネイルをするのと、似たような感覚なのかな?

こんなに細かいアートを施すなんて…私には絶対に無理なんだけど。。

ちなみに、ヘナタトゥーは女性の為のものなので、男性は普通のタトゥー(刺青)じゃなきゃダメ。

旅行者だったら、男性でもヘナタトゥーを描いてもらっている人はいるけど。

ネパール人男性をみると、見事な刺青を入れている人が珍しくない。

日本だとヤクザなイメージが強いから、刺青に対してはネガティブな感情を持つ人が多いけれど、ネパールを含む多くの海外諸国では一般に普及している。

私は日本人としての感性を持っているので、やっぱり見事な刺青を見ると一瞬怯むけど。

その土地の文化を尊重したいという「価値観」と、潜在的にしみついた「文化」は、時に矛盾する。

ヘナタトゥーは、描いてもらった直後は濃い茶色の樹脂が乗っている状態。

これは、触るとポロポロと剥がれ落ちる。

そして自然に剥がれ落ちたりお湯で洗ったりして、薄い茶色の状態になる。

そしてこれが、3週間ほどかけてゆっくりと消えていくのだ。

薄い茶色の状態が正常なのだけれど、私は描いてもらった直後の濃い茶色の状態の方が好きなんだよなー。

こちらのヘナタトゥー、お値段は1,500ルピー(約1,500円)。

そして後日ローカルなカフェで出会ったネパール人女性に、「いくらで描いたの?」と聞かれて答えると、「私は1,000ルピー(約1,000円)でやってあげる!」と言われる。

カフェの目の前にあるタトゥーショップ(彼女の夫が経営)で、彼女がヘナタトゥーを描いてくれるらしい。

では次回は彼女に頼もう!

…と思ったら、また別の日に朝食を食べに行ったローカルレストランの女性に「700ルピー(約700円)でやってあげる!」と言われる。

コロナで収入が減っている現状。

少しでも、足しにしたいもんね。

ちなみに、ヘナの樹脂は雑貨屋さんで1本100ルピー(約100円)で売っているから、かなり良い収入になる。

ネパールの美容室でかかった費用

話を戻して、さきほどの美容室。

縮毛矯正+カット+ランチ+バナナで5,000ルピー(約5,000円)。

ヘナタトゥーが1,500ルピー(約1,500円)。

台湾製(?)のトリートメントが1,000ルピー(約1,000円)。

こちらのトリートメントは、「縮毛矯正をかけた後に使うと、とてもいいわよ!」と可愛い笑顔でオススメをされてしまったので、購入。

確かに、縮毛矯正を長持ちさせるコツは、トリートメントなどを使って大切にケアする事だったりする。

(ズボラな私は、普段はそんな事はしないけれど。)

5時間も使って縮毛矯正をかけてくれて、さらにヘナタトゥーも描いてもらったので、余分にチップでも払おうかなという気持ちになっていたので、丁度よかった。

チップ代わりに、この(ネパールの物価で考えれば)高級なトリートメントを購入。

なんだか、女子力が上がった気分だ。

あとは、コンタクトレンズを手に入れれば完璧なんだけど。

 

POSTED COMMENT

  1. 土日 より:

    記事に無関係でスミマセン。
    「アフリカ大陸編」、絶賛読了しました。(ネパール閉鎖、を含め)
    なによりも目をむくような驚きは、うら若い、しかも華奢な(に見えます)女性が、たった独りで、このような過酷かつ危うい放浪の旅をされたということです。(古い人間には、思いもよらぬことでした)
    しかし、簡潔で明瞭な文章は大変楽しく読ませていただきましたし、大陸(インドを含め)の美しい写真は、海外に縁なき者にも、その荒涼と雄大がよくわかりました。
    又の旅路の紀行を楽しみに待っています。

    • tabi-kurage より:

      土日さま

      え!?もう読み終わったのですか!?予想外の早さに驚きを隠せません…!
      いえ、嬉しいです。ありがとうございます。

      うら若く華奢に見えますか…笑
      確かに、大柄で逞しい体型ではございません。(←そういう意味ではない?)
      しかし「凛とした逞しい女性」になる事が目標ですので、そういうコメントをいつか頂ける様に精進致します。

      インドやアフリカの「荒涼と雄大」を感じて頂けて、何よりです。
      ネガティブなイメージを持たれがちな土地ですが、実際は大変美しい場所なんです。

      嬉しいコメント、ありがとうございました!

  2. 土日 より:

    「華奢」というのは、あくまでも体格、腕力のことでした。すみません。
    tabi-kurageさんが、「凛とした逞しい女性」であることは、各国の男どもの理不尽な態度を頑としてはねつける、その描写によく窺われます。
    また、感情の揺れ動きもよく文章化され、とても感心しました。

    • tabi-kurage より:

      土日さま

      あら、体格の事でしたか!

      そして、さっそく嬉しいコメントを頂きましてありがとうございます!
      なんだか催促したみたいな形になってしまい申し訳ないです。。笑

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