アフリカ大陸（東側）10ヵ国の旅で食べた中で「美味しかった食べ物」５選

アフリカの旅って、どんな食べ物を食べる事になるんだろう…口には合うだろうか。

…って、出国前には思っていた。

テレビで見るのは、リポーターが思わず顔をしかめる様な謎の食べ物だったり、私たち日本人は絶対に食べない動物（猿の丸焼きとか）だったり。

そんなネガティブなイメージが強かったけれど、実際には「食に困った事」って意外にもあまりなかった。

（レストランが無さすぎて困った事なら多々あるけれど。。）

そんなアフリカ大陸で食べた、わたし的に美味しくて印象に残っている食べ物５選！

（ベスト５にしようと思ったけど、順位を付けられなかったので北から順に５選にした）

その①｜エジプトのオアシスの町で食べたチキンセット

エジプトの西方砂漠のオアシスの町「ダフラ・オアシス」で食べたチキンセット。

65ポンド(約455円)。

このセットは、一品一品が凄く美味しい。

メインのチキンは、外はこんがりと焼けているのに、中は絶妙な柔らかさ！

いつもは、メインの料理（今回の場合はチキン）以外は、「おまけ」程度に考えている。

だけどこの料理は、メインのチキン以外もとても美味しい！

味自体ももちろん美味しいのだけど、一品一品とても丁寧に作ってくれた感じが凄くよく伝わってくる。

エジプトで食べた中で、最も美味しかった料理！

お店は、アフマド・ハムディ(Ahmed Hamdy’s Restaurant)

その②｜スーダンの屋台ごはん（焼いた肉）

スーダンの屋台や、路面店で食べる焼いた肉。

美味しそうに焼ける匂いや音に釣られて近づいてみると、もう食べずにはいられない。

匂いと音と見た目で判断して、食べてみて美味しくなかった事は一度もなかった。

鶏肉、羊肉、牛肉…いろいろなお肉が路上で焼かれている。

イスラム教徒の国なので、豚肉を見かける事はなかったけれど。（豚は不浄だから）

その③｜エチオピアのダナキル砂漠で食べたETTスタッフのごはん

エチオピアのダナキル砂漠を巡るツアーで食べた、ETT（エチオトラベル＆ツアーズ）のスタッフが作ってくれたごはん。

以前は、エチオピアの国民食のインジェラが振舞われていたみたいなのだけど、旅人に不評だったのか、今はインジェラは出てこない。

（インジェラは、見た目も味もとても悪いという事で、旅人に嫌われている）

ツアー中は砂漠で野宿をして、「夕食は真っ暗闇の中で食べる」というシチュエーションも影響しているのだろうけれど、ここで振舞われた料理は朝晩ともに絶品だった。

豪華なごはんではないし、品数が豊富なわけでもないけれど、その素朴で優しい味にホッとさせられた。

もしもエチオピアに「ETTスタッフによるレストラン」などがあったならば、私は毎日通っていたと思う。

その④｜南アフリカ共和国のスーパーで買ったサーモン

南アフリカ共和国（ケープタウン）のスーパーで買った、生食用のサーモン。

アフリカ大陸の旅で新鮮なお魚に出会える機会って、あまりない。

そんな中、南アフリカ共和国のケープタウンでは、美味しい海鮮が格安で手に入る。

旅人に人気なのは、約1,300円のお寿司食べ放題のお店。

これは「長旅の末にようやく出会えた海鮮と、醤油やガリの懐かしい味が嬉しい」というイベントであって、味は普通…というか日本と比べてしまうとやはり劣ってしまう。

だけど、スーパーで売っている生食用のサーモンは、アフリカ大陸で過ごした３ヵ月間の食事の中でも特に印象に残っているほどの美味しさ。

上の写真の様なサーモン丼が、わずか300円程度で３～４杯分くらい作れる。

ちなみに、少し内陸に位置するピーターマリッツバーグのスーパーには売っていなかったから、ケープタウンなどの海辺の町にしかないのかも…？

その④｜レソトのバス乗り場の路面店で焼かれていた豚肉

レソトの首都マセルのバス乗り場で、バス待ちの間に食べた豚肉。

40ランド(約300円)。

お店の外観は…うん、人によっては入るのを躊躇ってしまうかもしれないけれど。

だけどお肉の美味しそうな匂いに誘われて近づいてみると、鶏肉や豚肉が美味しそうに焼かれていた。

スーダンの屋台ごはんに引き続き、匂いと音と見た目を信じて食べてみると…ほどよくカリっとしていて、めちゃくちゃ美味しかった。

私は豚肉を食べたのだけど、鶏肉も絶対に美味しいと思う。

アフリカで食べた美味しい食べ物５選｜まとめ

紹介したのは、「オススメ５選！」ではなくて、「私の印象に残っている、美味しかった食べ物５選」。

実際にアフリカを旅する場合には、「情報」としては何の参考にもならない５選だけれど、「アフリカにはこういう美味しい食べ物もあるよ♪」というイメージとして提供できたらなと。

いや、こういう実用的な記事の方が、需要はあるんだろうなー。

…みたいな。

いつも辛気臭い内容と文章なので、たまには私的に精一杯のポップな記事に挑戦。

（これで精一杯…笑）