ー世界はきっと、美しいー
レソト -Lesotho-

マレアレアからサニパスへの移動①|まずはレソトのリゾート地アフリスキーへ

【アフリカ大陸縦断記】2020/02/29

マレアレアアフリスキー(レソト) -Malealea to Afriski-

3泊もお世話になったマレアレア。

レソト最初の滞在地となったわけだけど、周りには大自然の他には何もない

そんな、素晴らしい場所だった。

名残惜しいけれど、次の目的地「サニパス」へ向けて出発。

▼前回のお話し▼
アフリカのスイス!レソト王国マレアレアで、ポニートレッキングを堪能

マレアレアからサニパスへの移動は、2日がかり!

私たちは、レソトの西側のマセル・ブリッジ(Maseru Bridge)という国境から入国した。

そして、東側のサニパス(Sani Pass)という峠を越えて出国する予定。

その国境沿いにあるサニパスからの景色が絶景という事なので、今日はそこへ向けて移動したい。

ここマレアレア(Malealea)からサニパスへは、1日では行けない距離らしい。

レソトを真っすぐに横断していけば早そうだけれど、それは不可能。

なぜなら、レソトは全土が標高1,400m以上もある高地の国。

国の真ん中は、山深くて交通手段がないのだ。

という事なので、国の淵をなぞって移動するしかない。

そうすると、目的のサニパスへは1日では行けない。

どこかで1泊する必要があるらしく、ほとんどの旅人はモコトロン(Mokhotlong)という場所を目指す。

だけど、道が悪かったり、車が故障したり…朝出ても、着くのは夕方(…に着けばラッキー)。

私たちは余裕を持って、モコトロンよりも手前のアフリスキー(Afriski)というリゾート地を目指す事にした。

マレアレアからマセルへ|ミニバス

まずは、入国時に通って来た、首都のマセル(Maseru)を目指す。

朝9時過ぎに、マレアレア・ロッジのゲートに行ってみる。

この時点で、かなり遅い。

モコトロンを目指すなら、アウトな時間。

6時台…遅くとも7時台には出発したい。

宿の精算は、前日までに済ませる

ゲートで付近の人に聞いてみたら、「ミニバスが来たら教えてあげるよ!」と言われたので、敷地内のベンチで待つ。

そして9:50頃、1台のミニバスが近づいてきた。

乗客が集まるのを待って、10:05分に出発。

マセルまで、運賃は60ランド(約450円)。

例のごとく、途中で1度乗り換えて、13:00頃にマセルに到着。

マセルからブサ・ブセへ|ミニバス

マセルのミニバスターミナルで「アフリスキーに行きたい!」と伝えると、ブサ・ブセ(Butha Buthe)という場所を目指すように言われる。

運賃は、84ランド(約630円)。

出発まで少し時間がありそうなので、バスターミナルで腹ごしらえ。

いい匂いがする路面店を発見。

美味しそうに、ポークやチキンを焼いていた。

ここで、ポークを40ランド(約300円)で注文。

こ、これは…。

ほどよくカリっとしていて、めちゃくちゃ美味しい。

アフリカ大陸で食べた美味しい物ランキングで、ベスト3に入るレベル!

(いや、ベスト5かな…?旅が終ったら、振り返って検証しよう。。)

ブサ・ブセ(Butha Buthe)行きのミニバスは、14:00頃に出発。

16:00頃、途中の何もないところで、またもや突然に乗り換えを指示される。

レソトでは、こういう事がよくあるみたい。

〇〇までの行き方!なんて、細かく調べても意味がない。

いつどこで乗り換えになるかは、タイミング次第だから。

だけど〇〇まで行きたい!と伝えておけば、きちんと責任をもって「リレー」の様に目的地まで繋いでくれるのだ。

目的地だけ伝えて、あとは流れに身を任せていれば、レソトでは旅ができる。

17:00頃、ブサ・ブセに到着。

ブサ・ブセのバスターミナルでの攻防

ブサ・ブセのバス乗り場で、アフリスキー(Afriski)行きのミニバスを無事に見つける。

運賃は、90ランド(約675円)。

出発まで時間がありそうなので、付近を散策。

車のナンバープレートに、レソトのシンボル「レソトハット」が描かれていた。

可愛い♡

バス乗り場の付近には、売店がたくさん出ている。

何故か、どこの店でもミネラルウォーターを売っていない。

何故!?

一番定番の、どこにでもある物なのに。。

レソト人は、ミネラルウォーターを飲まないのだろうか。

仕方がないので、500㎖のファンタを12ランド(約90円)で購入。

売店を見て回っていると、、、

突然、人々が騒ぎ出すではないか!

何事っ!??

キャーキャーと叫ぶ女性。

ウォー!!!と雄たけびを上げる男性。

激しくクラクションを鳴らしながら、暴走する車

一体何があったのか…。

何か、不吉な事でも起こったのではないかと思う、異様な雰囲気。

暴走する人々に当てられないように気をつけながら、「隅で静かにそれを見守っている男性」の元へ行き、事情を尋ねる。

彼は言った。

「フットボールの試合で、勝利したのさ」

…そうなのか。

不吉な理由ではなくて、おめでたい理由だったんだね。

それは良かったよ。

それにしても、フットボールで勝ったからって、こんなに喜ぶんだね。

渋谷の若者もびっくりだよ。

そんなハプニングを体験しながらも、まだミニバスは出発しない様だ。

念の為トイレに行っておこうと探すものの、見当たらない。

こんなに広いバス乗り場なのに…。

売店の人に聞いてみたら、トイレはあるけど鍵がかかっていて、今は使えないのだとか。

建物の陰で立ちションをしてるレソト人がいたので、ワタルさんも一緒に済ませる。

私は、仕方がないので我慢だ。

用を足して戻って来たワタルさん。

レソト人の男性が近づいてきて、お説教タイムが始まった。

「僕は見ていたよ。そんな事をしてはいけない。モラル違反だ。そうは思わないかい??」

どうやら、立ちションをしたワタルさんを、咎めている様だ。

だけど、ローカルの人もしていたんだけど…?

その場はしおらしく謝罪して、事なきを得る。

レソトでは、立ちションがモラル違反なのか、それとも彼が厳格なだけなのか。

真相は、闇の中だ。

ブサ・ブセからアフリスキーへ|ミニバス

先ほどブサ・ブセに到着したのが17:00。

2時間後の19:00に、ようやく最終目的地のアフリスキー(Afriski)へ向けて出発。

もうこんな時間だ…。

ミニバスは、やがて峠道にさしかかる。

いつの間にか、ミニバスは霧の中にいた。

ゆっくりと慎重に走るのだけど…ほぼ視界ゼロの中を走る異国のバス、怖すぎる。。。

彼等は慣れているから、平気なのかな??

時折、ちらほらと事故車の横を通り過ぎる。

やっぱり事故に遭う道なんじゃん!

運転手に命を預け、私たちはひたすら祈るのみ。

そしてブサ・ブセを出発して、霧の中を走ること約2時間。

何もない、真っ暗な峠の真ん中で降ろされる。

え?

ここ??

時刻は、21:00。

だけど幸い、レソト人の女性も一緒に降りたのだ。

彼女も、私たちと同じく、アフリスキー・マウンテン・リゾート(Afriski Mountain Resort)に泊るのだという。

すごく心強い。

幹線道路から離れてリゾートへと続く下り道を、スマートフォンの光を頼りに進む。

下り続ける事、約10分。

ようやく、レセプションに到着!

朝にマレアレアの宿を出てから、約11時間だ。

長かったー。

ほとんどの旅人は、サニパスへの中継地として、モコトロン(Mokhotlong)を目指す。

私たちは出発も10:00と遅かったし、手前のアフリスキーまでにして正解だったよ。

アフリスキー・マウンテン・リゾート(Afriski Mountain Resort)。


(写真は翌朝に撮影)

ここは、峠の中にこのリゾートが1件あるだけの場所。

こんな所に宿泊する人なんているのか!?

…と思う立地だけれど、ここはレソト唯一のスキー場なのだとか。

「アフリスキー」って…「アフリ・スキー」、つまりは「アフリカ」の「スキー場」って意味なのか??

南部アフリカ全体でも、スキー場はここアフリスキーと、南アフリカ共和国にあるティフィンデル・スキーリゾートというリゾートの2ヵ所のみなのだとか。


(写真は翌朝に撮影)

全土が標高1400m以上の、レソト王国。

ここアフリスキ-の標高は、なんと3322mもある。

どうりで寒いわけだ。

今は秋の始まりの季節だけれど…冬になったら、さぞかし寒いに違いない。

スキー場の営業はのみ。

は、山岳スポーツの競技場になるみたい。

※南半球のため、季節は逆になる。

リゾートではあるけれど、私たちは「リゾートの名に相応しいリッチな部屋」に泊るわけではない。

貧乏バックパッカーらしく、ドミトリー棟に泊る。

ドミトリー棟は、レセプションがある建物から、徒歩10~15分ほど戻った場所にある。

トホホ…。

ドミトリーは、1泊180ランド(約1,350円)。

「アツアツ~ヌルイの間」くらいの微妙な温度のシャワーを浴びて、就寝。

▼次回のお話し▼
マレアレアからサニパスへの移動②|2日目は、アフリスキーからサニパスへ

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