グルガオン -Gurgaon-
インドでの英語留学1週目。
単語の組み合わせでしか会話ができない状況からのスタート。
もくじ
授業の流れ
◆1時間目:Speaking
◆2~3時間目:Integrated
◆4時間目:Listening
◆5時間目:Optional
◆6時間目:Special Class
◆7時間目:English club
◆1時間目:Speaking
本来はスピーキングの時間だけど、私は初日のためオリエンテーション。
英語で簡単に会話をした後で、筆記テストを受ける。
今後のクラスの為に、私の英語力を試すようだ。
いやしかし…テストなんて久々。
もちろん空欄ばっかり。
「映画」について小テーマが提示されるので、それについてトークをする。
・好きな映画は何か。
・好きな俳優は誰か
など。
話せるには話せるけれど、ボキャブラリーが少なすぎる。
◆2~3時間目:Integrated
(読む、書く、話す、聞くを取り入れた総合学習)
プリントを使いながらの授業。
まずはカナダの3択クイズ(面積は世界第何位か、公用語はいくつかなど)。
もう一人の生徒と相談しながら答えを考える。
もちろん、授業は全て英語。
あとは別々の場所がブランクになった地図をもらい、お互いにヒントを出し合いながら答えを埋める。
例えば私のプリントには「オタワ」の場所が乗っているけど、もう一人のプリントではブランク。
彼「オタワの場所はどこですか?」
私「カナダの東端です。ナイアガラの滝よりは北にあります」
彼「ナイアガラの滝の場所がわかりません」
…といった感じで。
今日のテーマは家具や家などの「生活」について。
家具のボキャブラリーが増えた。
そして、「マンション」って海外にはないんだね。
「アパートメント」がたぶん日本でいうマンションの様なもので、「コンドミニアム」がそれよりリッチな住まい。
◆4時間目:Listening
プリントを渡されて、テープから流れてくる会話を聞いて空欄を埋める。
あぁ、遥か昔にこんな試験やったような気がする。
そして、全くわからないや。(苦笑)
音楽を聴きながら、空欄を埋める。
Dark Necessities|RHCP
全くわからない。
答えがわかった上でも、全く聞き取れない。
音楽って、難易度高いと思う。
日本語の音楽だって、ものによっては聞き取れないもん。
とりあえず、この曲は今日から毎日聞く様にしよう。
◆5時間目:Optional
好きなテーマの授業を、毎週選ぶ。
私は「エチケット」についての授業を選択。
完全にテーマで選んでしまった。
だってこの先の旅に役立つかなと思って。
だけどこのテーマの先生は、この学校で最もインド訛が強いと言われている先生。
そうは言っても他の先生と比べて「比較的」訛っている程度でしょ~と思っていたんだけど。
舐めてた。全くコミュニケーション取れない。
もうね、ほぼ筆談。
あぁ、この授業を1週間受け続けるのはしんどい。
昨日の放課後に日本語スタッフと面談。
この授業の先生の英語が全く聞き取れないと相談。
でも無駄な時間とは思いたくないので、
「彼女の英語が聞き取れるようになったら、英語力が上がったという指針になりますか」
と聞いたら、「それはそうだね」と言われた。
あぁ、しかし全く聞き取れないし彼女も退屈そうだ。
頻繁にあくびしてるよ。(←おい。)
◆6時間目:Special Class
曜日ごとに異なる授業。
月曜日:フィードバック
火曜日:プレゼンテーション
水曜日:英語を使ったゲーム
木曜日:討論会
金曜日:テスト
月曜日は、金曜日に行うテストのフィードバック。
私は今週からなので、今回はお休み。
ショッピングモールに行って、留学生活に必要なものを調達。
火曜日はプレゼンテーション。
自分の好きなテーマについて、4分程度のプレゼンテーションを行う。
私は初回なので、「自己紹介」をした。
他の人はもう慣れっこで、ノートパソコン持参で発表をしている。
私は紙を見ながら、ほぼ「読み上げる」形になってしまった。
◆7時間目:English club
担当の先生と自由に過ごす時間。
ヨーロッパ人との会話で気になっていたフレーズについて質問してみたり、
あとは旅について語り合ったりして過ごした。
何について話すか決めずにこの時間が来てしまった。
とりあえず、少しフリートークをする。
その過程で、「Beautiful」という単語が出て思い出す。
私は「Beautiful」がうまく言えない。
今の先生との会話では、シチュエーション的に通じたけど。
ヨーロッパ人との会話の中で「Beautiful」と言っても、聞き返される事が多かった。
何度か言っても通じない時は、「good」や「nice」などと言い換えたりしていた。
先生に、「Beautiful」の発音を教えて下さいと頼む。
すると、私の「L」の発音に問題がある事が判明。
いや、今にわかった事じゃないけど。
「L」とか「R」とか、「V」とか「B」とか、今までの人生で気にした事なんてなかったもん。
というか口の形がどうとか難しいから、考えることを放棄していた。
日本のテストでは関係ないし。
だけど今の私は「テストでいい点を取る事」が目的ではない。
「会話」が目的なのだから、今までは避けていた「発音」にも自然と興味がわくのだから不思議だ。
今日は「L」の発音をひたすら練習。
「R」との違いを聞いたら、それは混ざってしまうから「L」が定着してからにしようと言われた。
うん、いい先生だ。
そしてこの時間、どう過ごそうか迷っていた。
いつもいつもフリートークも何だし…かと言って毎回質問を持っていくのもな~無理やりだよな~なんて。
「発音の時間」というテーマに辿り着いてよかった。
1週目を終えて|課題と成果
1週目を終えて、自分の課題と問題点が見えてきた。
そして、少しだけ成果も感じる事ができた。
ボキャブラリーが少なすぎる。
文法力が低い
発音が適当
会話のテンポが悪い。
一つのお題について、多くを語れない
自分の考えをしっかりと持った人にならなければ、ここでは会話ができない。
「これについてどう思うか、何故そう思うのか」「何故そうしたのか」「それのどういう点が好きなのか」
人の輪に積極的に入っていく事ができない。
(その分考える時間が増えて、会話のテンポが落ちたのは課題)
副詞、接続詞を少しずつ取り入れる様になった。
相手の発言を聞き返す回数が減った。