グルガオン -Gurgaon-
今週から「ツーリスト」に戻る予定だったのだけど、3週間前に負った火傷の具合がよくないので、1週間滞在を延長する事にした。
いや、むしろなんか悪化している気がする…それに度々痛みに襲われて苦しい。
先週再び病院を訪ねたところ、1週間~10日は様子を見る様に言われた。
靴はまだ履けないから、寒い中引き続きビーチサンダルで過ごす事になる。
ただヘアーアイロンを足に落としただけ。
ただそれだけの事なのに。
いや、「ただそれだけの事」と甘く見てアフターケアを怠ったのが悪かった。
1日2回クリームを塗っていただけだったのが、1日2回の飲み薬×2種類+1日3回のクリームに増えた。
私の選択肢は2つ。
- 1週間、ひたすら引きこもって勉強をする。
- 1週間、在学を延長して授業を受ける。
ケニーに相談をしてみたところ、第三の選択肢を提示してくれた。
夕方まで引きこもって勉強をして、午後のスペシャルクラスに参加&先生に質問をする
スペシャルクラス…英語のゲームやプレゼンテーション、討論会をする授業。
それ、凄くいい!
いいトコ取りのナイスアイディアだよケニー。
という事で、まさかの「インド留学5週目」というおまけの日々が始まった。
12/22はプレゼント交換をした。
「宛名」だけ書いてあって、それが誰からのプレゼントなのかは秘密。
私はインド人青年マニッシュに、チャパティを伸ばす棒(Belan)をあげた。
私が受け取ったプレゼントには、メッセージカードが入っていた。
私の大好きな映画「もののけ姫」のイラストが手書きで描かれているカード。
誰がくれたのか、すぐにわかったよ。
いつも遊びに連れていってくれる女の先生、スリシティー。
後でこっそりスリシティーに聞いてみたら、やっぱり彼女からのものだった。
スリシティーは、芯のある素敵な女性。
今週、彼女は2回も食事に連れていってくれた。
ビュッフェスタイルのバーベキューと、南インド料理のお店。
彼女はいつも、私の下手糞な英語を笑顔で「I see !」と言いながら聞いてくれる。
ディスカッションの時間は、私の言葉足らずな説明に補足を加えながら、意見を褒めてくれたりした。
前の寮で暮らしていた頃、大好きなジブリ映画(英語版)を毎晩ケニーと一緒に見ていたのだけど、その助言をくれたのも彼女。
「ジブリ映画なら、内容全てわかっているでしょ?リスニングの練習にぴったりだよね!」って。
この日は学校に来る最後の日。
めちゃくちゃ嬉しい、最高のプレゼント。
ありがとう。
私の為に描いてくれたこのイラストは、大切な宝物。