ー世界はきっと、美しいー
インド -India-

インドで英語留学を始めてみる

ヒマラヤトレッキング中に、「英語を学びたい」と思ってしまった。

カラ・パタールで一緒に絶景を見たK君にそんな話をした覚えがあるから、
結構な序盤にその気持ちが芽生えたのだと思う。

「下山をしたら、学校を調べよう」

その決意の通り、私はバラナシ滞在中にインドの語学学校について調べた。

インド人の訛が気になるけれど

インドで英語を学ぶ際に、一番気になる事と言えば「インド訛」だ。
その訛はとても強烈で、「ヒングリッシュ」と揶揄されるほど。

そして体験談などを見ていると、「先生に全くやる気がなかった」などという話も多々あった。

「1ヵ月では、たいして変化を感じられなかった」ともあった。

だから、「どの学校に通うか」の前に「留学をするか否か」についても考えた。

だけどね、私は既に根強い「日本訛」の英語が染みついている。
私たちが「インド訛」を可笑しいと感じるのと同様、他国の人からしても「日本訛」は大変聞き取り難いものだ。

それに、数年単位で暮らせば彼らの訛もうつるだろうけれど、たかだか1ヵ月で訛がうつるほど上達するとも思えない。

訛を気にする以前の問題点が、私にはたくさんあるのだ。
発音を意識するのは、おそらくまともに文章を作れるようになった後だろう。

海外旅行をする度に思う。
「帰国をしたら、英語を勉強しよう!」と。

だけど、結局勉強なんてしない。

だって、日本での生活で「英語」なんて全く必要性を感じないんだもの。
日々慌ただしい日本での生活、もっと他にやるべきことが山ほどある。

「必要だ!」と強く感じている今、英語の世界に飛び込んでいくのはチャンスなんじゃないかと思う。

1ヵ月でペラペラになるはずはない。

だけど、日本に帰ってひとりで1から学習する意欲は湧かないけれど、少し軌道にさえ乗せてもらえれば引き続き勉強できるんじゃないかな。

…なんて希望を持ってみたり。

「グルガオン」で英語留学

という事で、私は「グルガオン」というデリーの近くにある都市で語学留学をする事にした。

ブッダ・ガヤーをたった1泊で去ったのも、月曜日の入学に間に合わせたかったから。

この学校は、カリキュラムがしっかりしているという事と、先生の質が良さそうに感じたのが決め手。

他の「格安インド留学」(1ヵ月10万円ほど?)よりは高いけど。
宿泊費込みで18万円くらい。

宿泊はシェアハウスで、「英語コース」の人の他に「ITコース」「インターンコース」の人と数人のインド人が住んでいる。

生徒が全員日本人なのが唯一の難点。
本当は、もっと英語環境の中にどっぷりと浸かりたかったのだけど…。

毎日のカリキュラム

◆1時間目:Speaking

◆2~3時間目:Integrated

◆4時間目:Listening

◆5時間目:Optional

◆6時間目:Special Class

◆7時間目:English club

※Integrated:スピーキング、リスニング、リーリング、ライティングなどを掛け合わせた総合授業。

※Optional:好きなテーマの授業を毎週選べる。

※Special Class:曜日ごとに違う内容。火曜日はプレゼンテーション、木曜日はディスカッション…など。

※English club:先生と好きに過ごしてよい時間。質問をしたり、雑談をしたり。

今は、先生が4人いる。

大変綺麗な英語を話す先生が2人、少し訛が気になるけれど問題はない先生が1人、訛が強すぎてコミュニケーションに難を感じる先生が1人。

「トレッカー」から「ツーリスト」に戻って約2週間。
またまた「ツーリスト」を少しお休みして、今度は「スチューデント」になる事になったのです。

…私、何しに日本を出たんだっけ??

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