-Maun to Gobabis-
今日は、ボツワナからナミビアへ向けて移動。
1日でナミビアの首都ウィントフックまで行くと夜遅くなるので、ナミビアの国境から1時間半ほど移動した場所にあるゴバビス(Gobabis)という町で1泊予定。

▼前回のお話し▼
ボツワナの真ん中「マウン」で、のんびり過ごす1日
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マウンから、ハンツィへ|ローカルバス
ナミビアとの国境に行く為に、まず乗り換え地点のハンツィ(Ghanzi)を目指す。
昨日の夜に、宿の人に「早く出た方がいい」と助言をもらっていたので、朝5時にタクシーに迎えに来てもらう。
運賃は、1台40プラ(約400円)。
1人あたり約13プラ(約130円)。
バス乗り場に行ってバスを探す。
バスはミニバスかと思っていたのだけど、普通の大型バスだった。
運賃は、73プラ(約730円)。
宿の人に教えてもらった通りの、5:30丁度に出発。
途中の検問で、靴を消毒。
バックパックに入っている靴(ビーチサンダルなども)全て出すように言われる。
面倒くさすぎる…。
バスは3時間後の8:30にハンツィ(Ghanzi)に到着。
ハンツィから、チャールズヒルへ|ローカルバス
次は、国境近くの町チャールズヒル(Charles Hill)に行く。
看板が出ているのでわかり易いのだけど、まだ誰も待っていない。

近くの人や売店の人に聞いてみたら、出発は11:00だと言われる。
2時間半もあるのか…。
暇すぎるので、私は小さな売店でポテトを食べる。


10プラ(約100円)。
お姉さんが、スパイスやケチャップや塩など、色々出してきてくれる。
優しい…。
ワタルさんとアンドレィは、お店の裏の材木に座ってそれぞれスマートフォンを眺めていた。
暇すぎるもんね…。
暇すぎて、1回3プラ(約30円)のトイレに、3回も行ってしまったよ。
9時ごろ、まだ出発まで2時間もあるのに、バスが到着した。

バックパックを先に預け、ついでに席取りも済ませる。
あとは、出発の11時まで暇をつぶすだけだ。
ワタルさんとアンドレィと、付近の散歩に出かける。
もちろん、特に何があるわけでもなく。
普通の田舎町をプラプラする目的で歩いているのだけど、例のごとくアンドレィが「何を目的に歩いているんだ、暑いだけだ、戻ろう」と怒るので、戻る事にした。
彼は一体、何の為に私たちに付いてきているのだろう。
文句しか言わないし、全く楽しそうじゃない。
「エクスペンシブ(値段が高い)」と「セイムセイム(同じだろ)」が、英語がほぼ喋れないアンドレィの、お気に入りのフレーズ。
そして、11:15頃に、ようやくバスが出発。
運賃は、55プラ(約550円)。
3時間後の14:15頃に、国境近くの町チャールズヒル(Charles Hill)に到着。
ボツワナ-ナミビア国境
バスの中で話しかけて来た男性が、国境までのタクシーを手配してくれた。
バスを降りて荷物を出したら、すぐに乗り換え。
タクシー運賃は、1台あたり300プラ(約300円)。
1人あたり、100プラ(約100円)。
5分ちょっとで、国境に着いた。
ボツワナ側で両替をした方がいいという情報があったのだけど、ボツワナ側には両替商はおろか、ショップの1つもない。
イミグレーションオフィスの建物が1件あるだけの、何もない国境だ。
国境では両替商や次のバスへの勧誘者が激しく言い寄ってくるイメージだけれど…とても静かで拍子抜け。
ボツワナの出国をスムーズに終えて、少し歩いた先にあるナミビア側のイミグレーションオフィスを目指す。
何もない緩衝地帯を、重たいバックパックを背負って歩く。
誰も話しかけてこない…だんだんと、「アフリカ旅」の終わりを感じる。
これから行くナミビアや、次に行く南アフリカ共和国は、雰囲気はほぼヨーロッパなのだとか。
アフリカらしい旅は、もう終わるのだ。
ナミビア側で、入国審査を受ける。
ここで滞在日数を記入するのだけど、どうやら記入した日数分しか滞在許可をもらえないらしい。
もしも過ぎてしまったら、出国時に罰金を科せられるのだとか。
それを知らなければ、適当に1週間くらいで申請するところだった。
90日間は、ノービザで滞在できるのに。
危ない危ない。
ワタルさんと相談して、2ヵ月で申請する事に。
アンドレィは、ワタルさんにベッタリとくっついて、入国審査用紙を一緒に書いている。
50歳過ぎのいい大人が…20歳以上年下のアジア人青年に1から10まで頼って旅をする。
頼るというかね…もう「依存」レベルだよ。
通貨のレートから何から、何でもかんでもワタルさんに聞くんだから。
自分で調べればいいのに。
「バス代はいくらだ!」ってワタルさんに聞いて、「わからないから、バス停で聞いてみる」とワタルさんが答えるのは、日常茶飯事。
「たぶんこれくらいかな」とインターネットで調べた情報や宿の人に聞いた相場を答えると、「高すぎる!何キロの距離なんだ!」と詰め寄るのも日常茶飯事。
「充電器が使えない!宿の人に聞いてこい!」とワタルさんに命令するのも日常茶飯事。
英語ができないのはその人の勝手だけれど、英語ができる人に依存して旅をするのは、違うと思う。
自分の英語レベルで対応しきれないなら、旅はするべきじゃないと、私は思う。
ワタルさんは、あなたのツアーコンダクターじゃないよ。
料理なんて全く手伝わないくせに、疲れて寝ているワタルさんを無理やり起こして「ディナーにしよう!」と言いだすのも毎回アンドレィ。
「作れ」って事でしょ?ずうずうしいな。
自分はビールを飲みながら、スマホゲームをしながら料理の完成を待つのだ。
私は、アンドレィとは話さない。
私が話すとイライラが態度に出てしまって、空気が悪くなってしまうから。
ワタルさんも、別に雑談を持ちかけたりはしないけれど、「今後のスケジュール」や「今日泊まる予定の宿」なんかは、一応アンドレィにも確認してあげている。
アンドレィの横暴な態度に、ワタルさんは怒らず冷静に対応している。
「高すぎる!他の国はもっと安かった!」と言うアンドレイに、「他の国が安かっただけだよ。この国では、これが普通なんだよ」と優しく諭す。
ワタルさんが怒らない限り、私も我慢しようと思っている。
この3人旅を通じて、ワタルさんからその「仏スキル」を学べたらいいな。
愚痴はこれくらいにしようか…。
ここで、1プラを1ナミビアドルに両替。
警備員みたいな人に両替をしてもらった。
1プラは約7.5円、1ナミビアドルは約10円。
だから、これはお得なレートなのではないだろうか。
愚痴ばかりになってしまったけれど…アンドレイとは後日、和解(?)できた。
ボツワナ-ナミビア国境から、ゴバビスへ|ヒッチハイク
国境から次の目的地のゴバビス(Gobabis)までは、ヒッチハイクで行く。
ヒッチハイクとは言っても、道路で親指を立てて車を停めるわけではなく。
有料で乗せてくれる個人の車を探すのだ。
ここで車が見つからず、何時間も待つ人もいるみたい。
さきほど入国審査前に、車の鍵を持って暇そうにしている人をワタルさんが見つけてくれていたので、入国審査後にすぐに乗る事ができた。
さすがワタルさん。
15:45頃、国境を出発。
車は、街も何もない真っすぐな道をひた走る。
そして、1時間半後の17:15頃に、ゴバビスのホテルに到着。
ハンツィ(Ghanzi)で2時間半の待ち時間があった事を除けば、とても順調だ。
ナミビアの町とゴバビスの宿
ホテルは、Onze Rust Guest House。

1室あたり780ナミビアドル(約5,850円)で、3人で泊まって1人あたり260ナミビアドル(約1,950円)。
この国では、これは安いのだ。
部屋はとても綺麗で、清潔なキッチンもある。
Wi-Fiもある。
バスルームは、シャワー室とは別にバスタブもある。
素敵なホテルだ。
(奥がシャワー室)
だけど、シングルベッドが1台と、ダブルベッドが1台の部屋。
またもや男性2人で添い寝になってしまうのが、申し訳ないのだけど。
ここは、ナミビア。
アフリカ感が薄まってしまった、田舎だけれど整った町。
大きくてキレイなスーパーマーケットで、夕食の買い出しをする。

私が、「ナミビアはドイツの管理下にあったから、料理もソーセージなどのドイツの文化が入っているらしいですよ」と言ったら、「じゃあ今夜はソーセージを買ってホットドッグにしようか」とワタルさん。
それは素敵な発想だ。
スーパーマーケットにお酒が売っていなかったのか、売っていたけれど高かったのか。
スーパーマーケットの店員さんが、近くのバーを案内してくれた。
そこでお酒は買えるけれど、「ここで飲んではいけないよ」と忠告を受ける。
「危ないから」って。
ナミビアは英語が通じる国だから、バーの店員さんやお客さんに会話は丸わかりなのに。
構わずに「ここは危険だ」と忠告するスーパーマーケットの店員さん。
私的には、全く危険な雰囲気は感じないんだけどな。
むしろ、「田舎のローカルなバー」の雰囲気が、結構好きだったりするのだけど。
もしかしたら、夜になったら危険なのかな。
帰り道、とても綺麗な夕焼け空を見る。

太陽が沈んでいく反対側には、低くて真ん丸の月が出ていた。

心地よい風も吹いている。
あぁ、ナミビアはまだ来て数時間だけれど。
私、ナミビア好きだな。
宿の人も、他の人もみんな優しいし。
穏やかな空気感。

明日は首都のウィントフックに向けて移動だけれど、わずか2~3時間の道のり。
この町で少しのんびりして、午後に移動するのだ。
▼次回のお話し▼
ナミビアの首都ウィントフックへ!素敵な安宿「レオンパリス」でホームステイ