-Gobabis to Windhoek-
5日間にも及んだ「ザンビアのリビングストンからナミビアのウィントフックを目指す移動の旅」も、今日で最後。
宿代の高いこのエリアで、テントを持たない私たち3人。
宿探しやルート作りに苦労したけれど、それも今日で終わりだ。
今日の移動は3時間程の道のりなので、ゴバビスで昼くらいまでゆっくりしてから移動予定。
▼前回のお話し▼
【陸路国境越え】バス&ヒッチハイクで、マウンからゴバビスへ!(ボツワナ→ナミビア)
ナミビアでSIMカード&変換プラグを買う
ナミビアではSIMカードを買いたいねという事で、ワタルさんと2人で探しに行く。
昨日、なんとなくの場所は地元の人に聞いてあった。
ただその時は既に夕方で、「もう閉まっている」という事だったので、本日リベンジ。
SIMが買えるお店に向かう途中、雑貨屋さんに立ち寄る。
そこで、変換プラグを購入!
ナミビアの3つ穴タイプのプラグに、私の変換プラグがうまくハマらず。
(全世界対応のはずなのになぜ…!)
これで、ナミビアでストレスなく充電ができる。
ナミビア、南アフリカ共和国、レソト、エスワティニ(旧スワジランド)で、この丸型3ピンB3Lタイプが使われている。
※ドイツ型の丸型2ピンCタイプが使えるところもある。
値段は、40ナミビアドル(約300円)。
いい買い物をした!
SIMカードが買えると教えてもらったお店は、日曜日だからか、閉まっていた。
諦めて宿に戻ると、宿の人が「スーパーで買えるわよ!」と、教えてくれる。
手伝ってくれるとの事で、また彼女と一緒に出掛ける。
スーパーでは買えなかったのだけど、彼女の弟が車でスーパーまで来てくれて、SIMカードを2枚売ってくれた。
正規料金は不明だけれど、彼女の弟から1枚10ナミビアドル(約75円)で購入。
この弟は、ウィントフックまでの送迎を頼んでいるドライバーでもある。
ウィントフックまでは、町でヒッチハイクの車を探して行くのが一般的なのだけど。
安全の為に、宿の人が身元の確かな彼を紹介してくれたのだ。
運賃は、1人150ナミビアドル(約1,125円)。
SIMカードを無事に手に入れたので、チャージをする。
このチャージは、スーパーにある機械で行う事ができる。
私たちが行ったのは、南部アフリカで度々お世話になっている「スパ」というスーパーマーケット。
私は、30ナミビアドル(約225円)分チャージ。
宿の人に、これで200ギガまで使えると教えてもらう。
200ギガ!??
それって、凄く多い。
2ギガの間違いかな?って、ワタルさんと話していたのだけど。
チャージ後に来たメッセージ(SMS)を確認したら、200メガだった。
少なっ!!!!
考えずに使ってしまったら、すぐに無くなってしまう量だ。
SIMカードはセットしたけれど、緊急時にのみ使う事にしよう。
無事にSIMカードもゲットして、チャージも完了したので、弟の車に乗って宿に戻る。
ゴバビスからウィントフックへ|ヒッチハイク
宿に戻って荷物とアンドレィをピックアップして、みんなでウィントフックを目指す。
出発は、13時。
出発前に、宿の人にウィントフックの治安を尋ねる。
特に外国人を狙った犯罪が多いみたいで、刃物を使った強盗もいるのだとか。
気を付けた方がいいと言われる。
ガイドブックにも「治安が悪化しているので注意するように」と書かれているし…危ないところなのだろうか。
ウィントフックへの道のりは、何もない広大な大地。
寝落ちしていたから見逃したのかもしれないけれど、ウィントフックに着くまで、町らしいものを一切見ていない。
ウィントフックには、3時間弱で到着した。
ゴバビスの安宿|レオン・パリス(Leone Paris)
カメレオンバックパッカーズで降りる。
この宿には日本人バックパッカーが集まってくるという情報があったので、ナミブ砂漠行きのレンタカーのシェア仲間を探したいというのが目的。
だけどドミトリーのベッドの空きは2台という事なので、3人旅の私たちは泊まれない。
ワタルさんがこっそり宿のWi-Fiパスワードを盗み見てくれたので(←さすが!)、それを使って宿を探す。
中心地からは大分離れた場所になるけれど、とても安価な宿を発見。
3人部屋(4ベッドルーム)で1人120ナミビアドル(約900円)。
ウィントフックで、こんなに安く泊まれる宿は他にないんじゃないかな?と思う値段だ。
このカメレオンバックパッカーズだって、2,000円弱くらいするのだ。
それでも安いと言われているのに。
カメレオンバックパッカーズの近くのショッピングモールで買い物をしてから、タクシーで宿に行く事になった。
ショッピングモールは3階建てくらいの大きさで、2階と3階にそれぞれスーパーが入っている。
2店舗に分ける意味は!?
2階のスーパーは閉店していたので、3階のスーパーに行く。
3階のスーパーも17時ごろに閉店との事で、急いで買い物を済ませる。
閉店時間、早すぎるよ。
治安が悪いから、従業員も早く帰りたいという事だろうか。
後日行くと、閉店時間は19時だった。
日曜日だったから、早かったのかもしれない。
買い物を終えて、タクシーを探す。
1台60ナミビアドル(約450円)以下には下がらなかった。
1人あたり、20ナミビアドル(約150円)。
後日相場を確認したら、1人12ナミビアドル(約90円)という事だった。
それからは、毎回12ナミビアドルで交渉。
地図アプリが示す場所に行くも、宿らしきものは何もない。
地図アプリ…たまに全然違う場所を指すからな。。
近くの人に聞いてもらっても、わからないみたいだ。
そういえば、私たちはSIMカードを持っているのだ!と思い出す。
宿に電話して、ドライバーと話してもらう。
辿り着いた場所は、こんな建物だった。
「Salon&Barber」
…。
宿は、レオン・パリス(Leone Paris)という名前だからね。
全然違う…笑
なんにしても、無事に辿りついて良かった。
4人部屋のドミトリーの様な部屋を3人で貸し切りで使う。
宿は、とても快適な「ホームステイ」の様な雰囲気の宿。
リビングも、キッチンも清潔。
洗濯機もある。
住んでいるファミリーも、とてもフレンドリーで親切。
小学生くらいの女の子が、とても可愛い。
「立地がとても悪い」という点を除けば、とても快適な宿だ。
このあと3泊もしてしまったよ。
こんな宿が、1人120ナミビアドル(約900円)だなんて…。
ステキ過ぎる。
宿の周りは、本当になにもない住宅地なんだけどね。
町に出るのにタクシー移動が必要だけれど、往復のタクシー代を加算しても、他の宿より断然安く済む。
素敵な宿を見つけてしまったよ。
▼次回のお話し▼
ウィントフックで、ナミブ砂漠のレンタカー旅を計画|観光案内所に行ってみる