ー世界はきっと、美しいー
ナミビア -Namibia-

ウィントフックで、ナミブ砂漠のレンタカー旅を計画|観光案内所に行ってみる

【アフリカ大陸縦断記】2020/02/10

ウィントフック(ナミビア)
-Windhoek-

ナミビアの首都、ウィントフック。

この町に来た目的は、世界最古の砂漠である「ナミブ砂漠」に行く事。

ここへはツアーでも行けるのだけど、少し高額になってしまう。

多くのバックパッカーは、仲間を募ってレンタカーをシェアして砂漠巡りをするのだ。

見どころはたくさんあり、2泊3日くらいの短い行程から、10日間くらいのガッツリな行程まで様々。

宿泊はテント泊で、毎晩みんなで料理を作って暮らすのだ。

仲間なんていない1人ぼっち旅だった私は、ナミビアには行かない予定だった。

ケニアのナイロビで出会った人に、一人旅だからナミビアには行かないというと、こうアドバイスをくれた。

「ウィントフックでカメレオンバックパッカーズという宿に行けば、同じくレンタカー仲間を探している人に出会えたりするので、1人でも大丈夫ですよ」

だけど、「現地で初めて出会った人と、数泊にも及ぶ砂漠の旅路へ出る」なんて、やはり私にとってはハードルが高いのだ。

そんな私が、なぜナミビアに来ているのかというと…。

1週間ほど前に滞在していたザンビアのリビングストンで、なんと旅仲間ができてしまったから。

そこから、日本人青年のワタルさんと、ロシア人のおじさんアンドレィとの3人旅が始まった。

人見知りでコミュニケーション能力の低い私に旅仲間ができるなんて…全く予想外の展開。

旅は、何が起こるかわからないね。

▼前回のお話し▼
ナミビアの首都ウィントフックへ!素敵な安宿「レオンパリス」でホームステイ

ナミブ砂漠、それぞれの行きたい場所と日数

とりあえず、仲間を募るにせよ、3人で行くにせよ。

私たちがどういうプランで砂漠に行くのかの意見の擦り合わせが必要だ。

どこに行きたいかを、ワタルさんと2人会議。

※アンドレィには、2人で相談した結果を「報告して了承を得る」というのが、いつものスタイル。

彼は「どこに行きたい、何がしたい」というのは特になく、「いくらなのか」が最重要事項であるというのと、彼は英語がほぼ喋れないので、「2人で話したことを端的に伝える」という以外のコミュニケーションが難しい。

ワタルさんは、オットセイがたくさんいるケープクロスというところに行きたい。

砂漠は、1泊~2泊くらいで行きたい。

私は、朝日の光が砂漠の地平線にぴったり重なるときにだけ見れる「まるで絵画の様な風景」が見れるという、デッドフレイに行きたい。

砂漠は、2~3泊くらいで、何ヵ所か行けそうなところを見て回りたい。

ちなみにアンドレィは、1泊でデッドフレイにだけ行って帰ってきたい。

なぜなら、最安で一番のハイライトにだけ行きたいから。

ウィントフックのインフォメーションセンターで、ナミブ砂漠のレンタカーについて尋ねる

という事で、まずはだいたいの相場感を確認する為に、観光案内所に行ってみる。

1泊120ナミビアドル(約900円)で泊っている快適宿のレオンパリス(Leone Paris)がある場所から中心地は遠い為、タクシーで向かう。

宿の人に確認した相場は、1人12ナミビアドル(約90円)。

相場通りの金額で交渉して、近くに観光案内所があるというヒルトンホテルに向かう。

ヒルトンホテルの近くにあるという事だったのだけど、ヒルトンホテル前には「観光案内所まで400m」と書かれた看板だけがあった。

とりあえず、向かってみる。

400mほど行くと、それらしき場所があった。

だけど、これは旅行会社に見えるよ。

それに、閉まっている。

という事で、ガイドブックの情報を頼りに、さらに進んでみる。

郵便局の前の通りへ入っていく。

これかな?

違うか…。

これだ!

ここで、話を聞いてみる。

私たちは2人とも、国際運転免許証を持っていない。

日本の運転免許証を持ってきていれば、日本大使館で英語に翻訳をしてもらって、日本の運転免許保持者であるという証明ができるらしいのだけど。

私たちは、日本の運転免許証すら持ってきていない。

それに、砂漠の道はとても悪路で、事故率が70%近くにも及ぶのだとか。

エチオピアで会った日本人の男の子も、「調子に乗ってスピードを出していたら、車がひっくり返った」と言っていた。

車がひっくり返るって…物凄く危険な事故だと思うんだけど。

まぁ、スピードを出さなくても、スタックしたりなどのトラブルが多い道なのだ。

という事で、私たちはドライバー付きのレンタカーを探す予定。

ドライバー付きのレンタカーは、インフォメーションセンターで紹介してもらえるという情報もある。

インフォメーションセンターに行って、話を聞く。

全く話を聞く気のないアンドレィを見て、職員が「彼は英語を話せないの?」と聞く。

すると、「少しだけ話せる!」と、間髪入れずに言い返すアンドレィ。

いや、もうそこは「話せない」でいいじゃない、そんなプライドは捨てなさいよ。

現に職員の話を、ほぼ理解できていない(というか後でワタルさんに聞けばいいやと思っているから、全く聞く気がない)のだから。

私とワタルさんが、最終的にまとめた「行きたい場所」を伝える。

デッドフレイ:一番のハイライト。日の出の瞬間だけ、砂漠に立つ枯れ木が絵画の様に見える。

デューン45:ナミブ砂漠に数ある砂丘の中でも、特に良さそうな砂丘。デッドフレイと一緒に回れる立地。

ケープクロス:オットセイがたくさんいる。

ムーンランドスケープ:まるで月面にいるみたいな世界。

ウェルウィッチア:1,500年も生きているという、砂漠の植物。ムーンランドスケープと一緒に回れる立地。

ウォルビスベイ:フラミンゴがたくさんいる。(時間的に行ければ)

職員がドライバーと電話で相談してくれて、この内容なら最短2泊3日で行けるという。

1日目:(ウィントフックを出発)
デューン45で夕日を見る。
(セスリムでキャンプ)

2日目:デッドフレイで朝日を見る。
ムーンランドスケープとウェルウィッチアを見る。
(スワコップムント泊)

3日目:ケープクロス
(ウィントフックへ戻る)

値段が、1台あたり12,000ナミビアドル(約90,000円)。

3人なら1人4,000ナミビアドル(約30,000円)。

2人なら1人3,000ナミビアドル(約45,000円)。

飲み物や食事は含まない。

その他の全てのもの(車代、ドライバー代、宿泊費、パーミッション代、入場料、保険など)は全て込み。

パーミッション取得の手続きなども、全てドライバーがやってくれるという。

ワタルさんと事前に相談したときに、予算は3万円以内と決めていた。

(予算を決めておかないと、勢いで申し込んでしまう可能性があるから)

3人で行くなら、ギリギリ許容範囲。

だけど、アンドレィが3万円も出すはずがなく。

予算はいくらなのかと聞いたら、1万円だという。

1万円って…それじゃあ、1泊2日すら無理だよ??

普段は優しいワタルさんも、「何のためにここに来たの??(苦笑)」と、思わず突っ込みを入れてしまった。

予算1万円のアンドレィと行くのは不可能なので、2人で行く方向で考える。

ドライバーがインフォメーションセンターまで来てくれたので、直接交渉。

値引きは一切不可だった。

1泊2日にするならば、アンドレィは無理だけど私たちには予算内。

だけど私は、せっかく行くならデッドフレイだけ行ってとんぼ返りをするのは嫌だ。

せめて2ヵ所くらいは周りたい。

ワタルさんも、「ただの枯れ木を見るために、わざわざ悪路を片道5時間も移動するのはね」と。

えっ…!?

毒…。

なにその毒発言…。

多くの旅人が憧れる絶景様に対して、そんなこと言うなんて。

ただの枯れ木って…笑

普段は優しいワタルさんの口から、そんな黒い表現が飛び出した事に、思わず爆笑してしまったよ。

とにかく、このオフィスでは答えは出なさそうだ。

振り出しに戻る。

ワタルさんと相談をして、今できる策を考える。

  1. 「カメレオン・バックパッカーズ」と、「カード・ボード・ボックス・バックパッカーズ」という2つの日本人宿に行って、仲間を探す。
  2. 他のインフォメーションセンターに行って、話を聞いてみる。
  3. 先人のブログでオススメされていたレンタカー会社にメールを送って、見積もりを出してもらう。

ダラダラとウィントフックにいても仕方がないので、期限を2日と定める。

今日はもう夕方になりそうなので、明日からの2日間。

だけど、仲間を探すのは意外に難しいんだよね。

「1週間粘ったけど、結局諦めて帰る」というような人が、少なくないのだ。

だから皆、アフリカ大陸縦断の過程で、少しずつ仲間を増やしているのだ。

「いついつまでに、ナミビアに集合しましょう」と約束して。

私も旅の過程で運よくワタルさんに会えたわけだけど。

もしかしたら、砂漠には行けないかもしれないな。

悔しいな。

ワタルさんは、「悔しくて意地でお金を出してしまいそうだけど、冷静に考えよう」と。

そうだね。

とりあえず、明日から頑張ろう。

ウィントフックの街並みとクラフトマーケット

ツーリストインフォメーションの近くに、クラフトマーケットが出ていた。

だけどここよりヒルトンホテルの近くのマーケットの方が大きかったから、そちらを目指して歩く。

ウィントフックは、西洋的な街並み。

「あぁもう、私のアフリカ旅は完全に終わったのだ」と思い知らされる。

キレイな街並み。

清潔な宿。

苦労せずに何でも揃う品揃え。

数分おきに声を掛けてくるうざい人がいない。

なんて過ごしやすいところなのだろう。

だけどその過ごしやすさに感動する反面、「寂しさ」も感じる。

「アフリカらしい旅」は、終わったのだ。

懐かしくて、そして恋しいアフリカ旅。

色々な出来事が、遠い過去の様だ。

なんだか寂しいな。

途中で、教会に立ち寄る。

クリストゥス教会

「わぁ!かわいい!絵本みたいですね…★」ってワタルさんに言ったら、「絵本というか…立体感がなさすぎて、張りぼてみたいだね」って真顔で言われた。

毒…。(再び)

ヒルトンホテルの近くのクラフトマーケットに行ったら、既に店じまいが始まっていた。

それでも、訪問客の私たちに、みんな熱心に営業をかけてくる。

ここには、少数民族「ヒンバ族」の人たちもいる。

ヒンバ族は、「世界一美しい民族」とも言われている。

ヒンバ族は、生涯身体を洗わないのだとか。

その代わりに、肌や髪に赤土で作った塗料を塗っている。

この赤土に、日よけ効果と殺菌効果があるんだって。

私は人にカメラを向けるのはあまり好きではない(いつも求められたときにだけ撮る)ので、写真はないけど。

ちなみに、ヒンバ族の写真を撮った場合はチップが必要。

クラフトマーケットを一通り見て、スーパーマーケットに行ってからタクシーで帰る。

カメレオンバックパッカーズの近くのスーパーマーケットは、昨日は5時に閉まったのに、今日は7時までだった。

昨日は、日曜日だったからかな。

19:25頃。

宿の裏口から、キレイな夕日が見えた。

19:25って…結構遅い。

夜、レンタカー会社に送るメールをワタルさんと2人で考える。

明日には、返事が来るといいな。

▼次回のお話し▼
ナミビアでレンタカー仲間がいなくても、ナミブ砂漠を楽しむ方法

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