ー世界はきっと、美しいー
ナミビア -Namibia-

ナミビアでレンタカー仲間がいなくても、ナミブ砂漠を楽しむ方法

【アフリカ大陸縦断記】2020/02/11

ウィントフック(ナミビア)
-Windhoek-

ナミビアのハイライト、世界最古の砂漠である「ナミブ砂漠」

見どころはたくさんあり、2泊3日くらいの短い行程から、10日間くらいのガッツリな行程まで様々。

ツアーで行くと高額で、多くのバックパッカーは、レンタカーを数人でシェアして巡っている。

▼前回のお話し▼
ウィントフックで、ナミブ砂漠のレンタカー旅を計画|観光案内所に行ってみる

インフォメーションセンターで、ドライバー付きのレンタカーを探す

昨日、インフォメーションセンターでドライバー付きのレンタカーについて相談をした。

2泊3日の行程は、下記の通り。

1日目:(ウィントフックを出発)
デューン45で夕日を見る。
(セスリムでキャンプ)

2日目:デッドフレイで朝日を見る。
ムーンランドスケープとウェルウィッチアを見る。
(スワコップムント泊)

3日目:ケープクロス
(ウィントフックへ戻る)

値段が、1台あたり12,000ナミビアドル(約90,000円)。

3人なら1人4,000ナミビアドル(約30,000円)。

2人なら1人3,000ナミビアドル(約45,000円)。

私とワタルさんの予算は3万円。

3人なら予算内だけど、2人なら予算オーバー。

アンドレィの予算は1万円のため、私たちは2人で行く方法を考えなければならない。

今できる事は、3つ。

  1. 「カメレオン・バックパッカーズ」と、「カード・ボード・ボックス・バックパッカーズ」という2つの日本人宿に行って、仲間を探す。
  2. 他のインフォメーションセンターに行って、話を聞いてみる。
  3. 先人のブログでオススメされていたレンタカー会社にメールを送って、見積もりを出してもらう。

昨夜、レンタカー会社にはメールを送っていた。

…はずだったのだけど。

朝起きてスマートフォンを確認したワタルさんに、開口一番「残念なお知らせがあります」と言われる。

インターネットに載っていたレンタカー会社のメールアドレスが間違っていたのか、送れていなかったんだって。

なんと!

レンタカー仲間がいなくても、ナミブ砂漠を楽しむ方法|砂漠アクティビティに申し込む

そして、ワタルさんから提案が。

このまま仲間を探しても、見つかる可能性は低い。

だけど、ここまで来て砂漠に行かないのも心残りだ。

…という事で。

「砂漠の拠点の町スワコップムントまで行って、そこで数時間のアクティビティに申し込むのはどう?」

なんと、新しい発想!

「デッドフレイなどの見どころは行けないけど、ナミブ砂漠は体験する事ができるよ」

はい、それにしましょう。

素晴らしい提案、ありがとうございます。

スワコップムントまでは、シャトルバスで4時間ほど。

そこで2泊して、砂漠のアクティビティを楽しむ事にした。

会社名:DareDevil Adventures

HP:http://daredeviladventures.com/

  • クアッド(quad)1時間:450ナミビアドル(約3,375円)。
  • クアッド(quad)1時間30分:550ナミビアドル(約4,125円)。
  • クアッド(quad)2時間:650ナミビアドル(約4,875円)。
  • クアッド(quad)2時間+サンドボード1時間:750ナミビアドル(約5,625円)

◆スワコップムントのホテルへの往復送迎付き

◆グループごとにガイドが付くため、好きな時間を指定できる(朝8時から営業)

乗り物はクアッド(quad)とバギーがあって、クアッド(quad)の方がオススメ

クアッドは、バイクと同じハンドル。

バギーは、自動車と同じ丸いハンドル。

さて、そうと決まれば、次は砂漠の拠点の町スワコップムント行きのシャトルバスの予約。

ウィントフック-スワコップムント間のシャトルバスの予約

ウィントフック-スワコップムント間のバスは、3社。

まず南アフリカで主流のバス会社インターケープ

ちょっと良さげな大型バス。

だけど、この区間の運行は週2便

私たちの日程には合わなかった

ホームページやオフィスで予約可能。

HP:https://www.intercape.co.za/

毎日運行しているのは、下記2社のシャトルバス会社。

タウンホッパーズウェルウィッチアシャトル

片道280ナミビアドル(約2,100円)。

電話・メールで予約可能

◆タウンホッパーズHP:http://www.welwitschiashuttle.com/

◆ウェルウィッチアシャトルHP:http://namibiashuttle.com/

どちらも小型シャトルバスで、ドアtoドアで送迎をしてくれる。

出発予定時刻までに、乗客を各所で拾いながら集めるシステムだ。

私たちはタウンホッパーズで予約。

出発前に、インターケープ社のオフィスに行って、ウィントフックから南アフリカ共和国のケープタウン行きのバスも予約したい。

という事で、乗る場所はウィントフックの駅前にしてもらい、降りる場所はスワコップムントの宿にしてもらう。

ナミブ砂漠のアクティビティ、2泊3日の旅の予算

<アクティビティ>
クアッド(quad)2時間:650ナミビアドル(約4,875円)

<シャトルバス/往復>
タウンホッパーズ:560ナミビアドル(約4,200円)

<宿/2泊>
スケルトンバックパッカーズ:342ナミビアドル(約2,565円)

2泊3日の旅で、食費を除いて1,552ナミビアドル(約11,640円)だ。

バギーの後に、近くのウォルビスベイという町でフラミンゴも見よう。

食費とウォルビスベイまでの交通費を入れても、1万円ちょっとで楽しむ事ができる。

うん、仲間がいない場合の案として、とてもいいと思う。

これで、砂漠を満喫して未練なくナミビアを去る事ができる。

よかった。

ウィントフックのローカルバーは危険らしい

小腹が空いたので、お菓子を買いに一人で外へ出る。

小さなショップで、1袋1ナミビアドル(約7.5円)のおかしを2袋購入。

ワタルさんに水も頼まれていたのだけど、小さなショップを2件訪ねても売ってなかった。

諦めかけていた時に、宿の近くにバーを発見。

バーと言っても、バーテンさんがいるお洒落なバーではなく。

少し入るのをためらう、ローカルなバー。

置いてあるのは、瓶や缶のお酒。

(お洒落なカクテルはないよ!)

バーの真ん中には、ビリヤード台が置いてある。

入り口のテラススペースにローカルたちが溜まっていて、ちょっと怖い雰囲気。

入るのを、少し躊躇う。

だけど私は、「水を買って帰る」というミッションを果たさなければならない。

意を決して入ってみると、優しく出迎えてもらえた。

無事に、水を購入。

「冷えてないけどいい?ごめんね」って。

優しいなー。

怖いと思ってゴメンナサイ。

宿に戻って、ワタルさんにバーを発見した事を伝える。

今日はスーパーには行っていないので、お酒がない。

(私は飲まないけど)

ちょっとバーに行ってみようかという事になり、3人で出かけようとする。

すると、宿の人に「どこに行くの!?」と呼び止められる。

近所のバーに行くと伝えると、「危険だから、気を付けて」と忠告される。

財布もスマートフォンも持っていってはいけない、必要最低限の現金のみ持っていきなさいと。

それはもう、もの凄く真剣な表情で。

危険を冒してまで行く事もないので、行くのを諦める。

私、さっき一人で行ってきたんだけどなー。

危険だったのか…何もなかったのは、幸運だったのか。

地元の人がこんなに必死に言ってくるんだから、確かに「危険」なんだろう。

危険と言われているウィントフック。

危険な空気を感じた事はないのだけど、ナミビア人が言うには「危険な町」なのだ。

前のゴバビスの宿でも「ウィントフックは危険だから気を付けて」と言われていたし。

危険性を全く感じない私の「旅人の感」が、弱いという事だろうか。

▼次回のお話し▼
ウィントフックから、ナミブ砂漠の拠点の町スワコップムントへ|大西洋に出たよ

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