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タンザニア -Tanzania-

【キリマンジャロ登山まとめ】ルート、費用、難易度、ツアー会社など

キリマンジャロは、標高5,895mで、アフリカ大陸最高峰の山

そして、山脈に属さない「独立峰」としては、世界最高峰。

セブンサミッツと呼ばれている、「7大陸最高峰」の1つ。

セブンサミッツ(7大陸最高峰)
  1. アジア大陸:エベレスト(8,848m)
  2. ヨーロッパ大陸:エルブルス山(5,642m)
  3. 北アメリカ大陸:デナリ(6,190m)
  4. 南アメリカ大陸:アコンカグア(6,962m)
  5. アフリカ大陸:キリマンジャロ(5,895m)
  6. オーストラリア大陸:コジオスコ(2,228m)
  7. 南極大陸:ヴィソン・マシフ(4,892m)

2020年1月にキリマンジャロ登山に挑戦したので、まとめてみる。

キリマンジャロって、どこにあるの??

キリマンジャロはタンザニア北部、ケニアとの国境付近にある。

キリマンジャロ登山は、通常タンザニア側から。

アクセスは、モシという町から。

キリマンジャロの山全体を見るなら、ケニア側からがいいみたい。(私は見てないけど。)

ケニアのアンボセリ国立公園のサファリツアーに参加すれば、キリマンジャロを背景とした野生動物たちを見る事ができる。

余談だけど…

ケニアのサファリツアーの場合、動物の数や種類でいえば、マサイマラ国立保護区に軍配があがる。

どちらも行くとなると予算がかさむので…悩ましい問題。

まとめると、、、

登るならタンザニア!

見るならケニア!

キリマンジャロのベストシーズン

キリマンジャロ登山は、通年可能。

だけど乾季の方が登り易く、また気温が高い方が登り易い。

1〜2月:気温が高く雨も少ない。ベストシーズン!(←毎日雨だったけどね。)

3〜6月大雨季

7〜8月:雨季が終り天候は安定。南半球のため(←ほぼ赤道直下だけど)。防寒対策はしっかりと。

9月:気温も上がり始め、天候も安定。ベストシーズン!

10〜12月:小雨季。

キリマンジャロの難易度

キリマンジャロは、アフリカ大陸最高峰とは言え、素人でも挑戦できる山と言われている。

アイゼンやピッケルなどの雪山登山用の装備や技術は必要なく、道のりとしての難易度は低いという事だ。

だから、登山経験のない初心者も、多く挑戦している。

特殊な技術は必要ないとはいえ、標高6000m近くの山。

体力や高山病に注意して登らなければならない。

登頂率は50~60%ほどという事。

私の感覚では、道のり自体の難易度は低い

途中で手を使わなければ登れない岩場もあったけれど、ガイドがサポートしてくれるので不可能では全くない。

細い道では、滑落に注意。

1日4時間~8時間の山道を6日間歩き続ける体力が必要。

アタックの日は、山頂まで8時間30分、下山に5時間30分。

この日は14時間歩いた。

最大の敵は、「高山病」

道のり自体の難易度が低いとはいえ、標高5,895mの高地。

体力はあっても、「空気の薄さに勝てるかどうか」に体力は全く関係ない。

正しく高度順応できれば、キリマンジャロは登頂可能だと思う。

逆に高山病を発症してしまえば命にかかわるので、登頂は断念せざるを得ない。

ネパールでヒマラヤトレッキングに挑戦した時に、高山病の対策についてまとめたので、参考までに。

(この時は、標高5550mのカラ・パタールに到達)

ヒマラヤトレッキングに行くには(6)高山に弱い私の高山病対策

キリマンジャロ登山のルート

キリマンジャロはルートがいくつかあるのだけど、多くの人が選ぶのは2コースから。

マラングルート:4泊5日(通称:コカ・コーラルート)

このルートは、全て山小屋泊。

4泊5日という短い行程で登るため「高山病」を発症しやすく、登頂率は高くはないらしい。

マチャメルート:5泊6日(通称:ウィスキールート)

このルートは、全てテント泊。

こちらの方が高度順応がしやすく、登頂率が高い。

景色もこちらの方がよく、帰りはムウェカルートという別のルートを通るので、変化も楽しめる。

マチャメルートの方が日数も長くて、テント泊の為にポーター(荷物運びの人)の人数も増えるから、マラングルートに比べれば費用がかかる。

私は極度に「高山病」を心配していたので、マチャメルートに挑戦。

キリマンジャロ登山のツアー会社

キリマンジャロは「個人での入山」が禁止されていて、必ずツアー会社に申し込んでパーティーを組んで登らなければならない。

私が申し込んだツアー会社は、マタタツアーズ(Matata Tours)。

一人旅の場合の選択肢は2つ。

  • 既にメンバーのいる、どこかのチームに参加させてもらう
  • 金額は高くなるけど、1人で参加する。

話を聞きに行った時に、私の希望日には4人組の申し込みがあり、彼らに聞いてみてOKなら参加可能という事だった。

1人で参加した場合との差額が100ドルだったので、私は1人参加を選択。

交渉の結果、下記の通りになった。

  • 合計:$1,280(言い値は$1,430)
  • 1人参加。他に誰も合流させない。
  • 入場料、キャンプサイト利用料、保険、交通費、食費、登山用品のレンタル料など、全て込み。
  • ガイド1人、コック1人、ポーター5人(※当日、実際はポーターが4人だった)
  • チップ、行動食のみ別。
  • チップの相場は、7人分合計で$200~$250。

1人参加でなく複数で申し込めば、私が払った$1,280よりは安くなると思う。

マタタツアーズにあった情報ノートを見ると、$1,100までは下がりそう。

ちなみに、$1,280の内の$830は、政府に収める国立公園の入園料
旅行会社の取り分は、わずか$450。

国立公園の入園料$830は、カード決済可能。

残りの金額は、現金払いのみ。

受け取った現金で、食料などの買い出しに行くからだとか。

この会社を使った感想は、「まぁまぁ」と言ったところ。

凄くオススメ!という事もなく、絶対やめた方がいい!という事もない。

スタッフは親切で、格安ツアー会社でよく聞く「最終日にチップの金額で揉める」などという事もなかった。

だけど、ガイドのレベルは低いと感じた。

ガイドは「道案内」くらいに考え、自分の体調や体力は自分で管理する必要がある。

ペース配分であったり、呼吸法であったり…富士山に挑戦する程度の「最低限の登山知識」がないと、登頂率は下がるかなといった感じ。

今回たまたま素人ガイドだっただけかもしれないけど。

ちなみに、欧米人が参加しているようなツアー会社だと、テントが豪華になったり、ガイドが酸素ボンベを携帯してくれていて、いざという時に迅速に対処してくれたりと…登山の快適さが格段に違う。

予算があるなら、そういったツアーもいいかも。

キリマンジャロ登山の費用

ツアー代金にほぼ含まれているので、他に払うべき金額は「チップ」と「行動食代」と「日用品代」くらい。

日本から来る場合は、現地への交通費も。

私が支払った金額は下記。

  • ツアー代金(1人参加の場合):$1,280
  • チップ(スタッフ6人に対して):$250
  • チップ(モシ~登山口間の送迎ドライバー):片道$2
  • 行動食(チョコレートなど):$10くらい?
  • 日用品(トイレットペーパーなど):$5くらい?
  • 浄化用タブレット:500円

キャンプサイトでは川の水を煮沸して使うと言われたので、浄化用のタブレットを500円で購入。

結局、タブレットの薬品風味が苦手だったので、1回しか使わず。

(それでも幸いお腹は壊さなかった)

モシ~登山口間の送迎ドライバーにも、気持ちばかりのチップを渡す。

行きは事情があり迷惑をかけたので$5あげたけど、帰りは$2。

それで喜んでくれたから、片道$1~2で十分なのかなといった感触。

(行きと帰りは違うドライバー)

トイレットペーパーは多めに!

トイレでも使うし、鼻をかんだり、色々拭いたりするのに便利。

私は3ロールでギリギリで(後半、かなり節約を強いられた)、4~5ロールあればと後悔。

あとは、ウェットティッシュなどあれば便利。

キリマンジャロ登山(マチャメルート)の日程

  • マラングルート:4泊5日(通称:コカ・コーラルート)
  • マチャメルート:5泊6日(通称:ウィスキールート)

マチャメルートは、6泊7日へのアレンジも可能。

こちらの方が高度順応がしやすく、もちろん登頂率も上がる。

私は、マチャメルートに5泊6日で挑戦。

1日目:マチャメゲート(1,800m)→マチャメキャンプ(2,835m)

距離は11キロで、コースタイムは5時間。

私は、20分オーバーの5時間20分で到着。

【キリマンジャロ登山1日目|マチャメルート】アフリカ大陸最高峰を目指して、いざ出発

2日目:マチャメキャンプ(2,835m)→シラケーブキャンプ(3,750m)

距離は5キロで、コースタイムは6時間。

私は、4時間45分で到着。

【キリマンジャロ登山2日目|マチャメルート】富士山の山頂と同じ高さを目指す

3日目:シラケーブキャンプ(3,750m)→バランコキャンプ(3,900m)

距離は10キロで、コースタイムは6時間。

私は、ランチ休憩込みで6時間30分で到着

【キリマンジャロ登山3日目|マチャメルート】食べる修行と、最終キャンプ前夜

4日目:バランコキャンプ(3,900m)→バラフキャンプ(4,673m)

距離は10キロで、コースタイムは8時間。

私は、ランチ休憩込みで7時間30分で到着。

【キリマンジャロ登山4日目|マチャメルート】ついに、最終キャンプ地まで来た

5日目:バラフキャンプ(4,673m)→ウフルピーク(5,895m)→ハイキャンプ(3,950m)

深夜0時の出発で、ウフルピークまで8時間30分。

最終キャンプ地のバラフキャンプまで戻るのに約3時間30分。

バラフキャンプからハイキャンプまで下るのに2時間。

【キリマンジャロ登山5日目|マチャメルート】いよいよ、アタック日!高山病と戦いながら

6日目:ハイキャンプ(3,950m)→ムウェカゲート(1,640m)

距離は13.5キロで、コースタイムは6時間。

私は、4時間30分でゴール。

【キリマンジャロ登山6日目|マチャメルート】ついに最終日!下界に戻るよ

まとめ

「素人でも挑戦できる山」と言われているキリマンジャロ。

それでも標高が6000m近くある山なので、「気軽に登れる山」では決してない。

だけど、しっかりと準備と対策を立てて望めば、登頂の可能性はある山。

もう二度と登りたくはないけれど、挑戦できてよかったと思う。

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