ー世界はきっと、美しいー
エジプト -Egypt-

身の危険を感じるほどの大雨と、オールドカイロを少~しだけ

【アフリカ大陸縦断記】2019/12/12

カイロ(エジプト)-Cairo-

朝7:00に、ベッドから出る。

よかった!治った!

何がって…時差ボケが。

実はおとといの夜までは、どうしても20時すぎには睡魔に抗えずに寝てしまっていて。

そして昨日の朝までは、どうしても4時くらいには目が覚めてしまっていて。

最初は「疲れているだけかな」って思っていたのだけど。

「たぶん時差ボケだな」って昨夜ようやく覚ったから、頑張って23時まで起きていたのだ。

だってフィリピンではとっくに寝ている時間で、とっくに起きている時間だもん。

だけど今日完治だ!よかった!

だからいつもより宿を出るのが遅くなった。

いつもはそろそろ出かけるかなという時間に、今日は洗濯物を干していた。

そうしたら、「朝食食べる?」って宿の人に声をかけられる。

え!朝食込みなのかこの宿は…!

ささやかな内容だけど、ありがたい。

だっていつも何だかんだで昼過ぎまで何も食べてなくて、お腹がペコペコだったから。

外で朝食取るタイミングって、難しいよね。

ちなみにティーはフリーでいつでも飲んでいいんだって。

身の危険を感じるほどの天候

今日は、15時にエチオピア大使館に行って、昨日申請したビザを受け取りに行く予定。

それまでの間にピラミッドを見に行こうと、駅を目指す。

あぁ、ようやくエジプトらしい事ができる。

道路をのんびり横断していたら、いつの間にか車が私の身体のギリギリまで迫って来ていた。

慌てて走って逃げる。

それを見ていた男が、「道路は早く横断しなきゃダメだよ!エジプトのドライバーはクレイジーだからね!笑」と忠告してくれた。

方向が一緒な為、何故か雑談をしながら一緒に歩く。

男 「これからどこへ行くの?」

私 「ただ散歩しているだけです」

(本当はピラミッドに行くんだけど、ツアーの勧誘されたら嫌だから内緒)

男 「ピラミッドは、もう行った?」

私 「まだです。たぶん明日」

(本当はこれから行くんだけど。笑)

男 「あそこの通りを曲がったら、市場があるから行ってみなよ」

私 「そうなんですか~、後で行ってみます。まず銀行に行かなきゃ」

男 「銀行ならあそこにあるよ!その手前に僕の店があるから寄っていきなよ」

私 「いや…大丈夫です。」

男 「大丈夫、心配しないでよ。ただディスカウントカード渡したいだけだから。気に入ったらあとで来ればいいよ。」

たった2分だよと言うので、仕方なく付いて行く。(←こら!)

「砂漠は行くか」と聞かれて、「行くけど直接砂漠の町まで行って申し込むからカイロからのツアーには参加しない」と答える。

すると、「砂漠の町までのバスは眠れないし困難だよ!ツアーがいいよ!明日、3人組が申し込んでいるから参加しなよ!」と言われる。

でも自分で行きたいのだと伝えて、本当に2分後くらいに「じゃあまたね」と無理やり店を出る。

というか、店まで付いて行く義理なんてなかったよな、2分無駄にしたなと反省。

男の店を出て間もなく、突然、土砂降りの雨が振って来た。

近くの店の軒先で雨宿り。

これは一時の雨なのかな。
それとも今日はずっとこの調子なのかな。

すると5分で止んだ。

まだ大気は不安定な様子だし、どうしようかなと迷う。

ピラミッドの最寄り駅のギザ駅まで行ってから考えようかなと、再び駅を目指す。

すると再び、雨が降り始める。

こりゃダメだ。

ピラミッド周りの砂も水浸しでドロドロだよね。

という事で、宿に向かって歩く。

すると突然、突風が吹き荒れる。

頭上で何かが「バンッ!」と弾ける音がした。

そしてその直後、「バラバラバラー!」っと、プラスチックの破片が降って来た。

痛いっ!なんか当たった!

慌てて、すぐ横にあった建物内に逃げる。

落ちて来たその物体たちは、すぐに風にさらわれてどこかへ行ってしまった。

間一髪…扉の外では、色々なものが風に運ばれて猛スピードで通り過ぎてゆく。

トタンの破片みたいなものも流れてくる。

ちょっと、命の危険すら感じるレベル。

台風直撃のさなかに外出している気分。

しばらく建物内で待機をして、風邪が弱まった頃に、恐る恐る外へ出る。

たった数分の出来事だったのに、木が倒れて植木鉢も割れている。
道路の奥の木も、斜め45度に傾いている。

急いで宿に帰ろう。

そういえば、朝に干した洗濯物は大丈夫だろうか。

最小限の荷物で旅をしている私には、1つとして失ってもいいアテムはないのだけど。

 

宿に戻るとすぐに、スタッフに洗濯物を見に行くように促される。

荷物も置かないままに見に行くと、アイテムは全て失われずにそこにあった。

よかった。びしょ濡れだけど。

スタッフが室内用の物干しを出してくれて、部屋に置いてくれた。

なんて優しいんだ!

砂っぽくなってしまった洗濯物を、再度すすいで干し直す。

ふうっ~。

 

11頃、天気が回復した。

だけど15時にエチオピア大使館にいかなければならないので、もうピラミッドに行く暇はない。

というか、今日はもういいや。
なんかやる気失くした。

エジプト(カイロ)のエチオピア大使館でビザを受け取る

15時に間に合うように宿を出て、2日前に食べて美味しかった大使館近くのケバブ屋さんに立ち寄る。

2日前は、チキンのミディアムサイズだった。

今日はビーフのラージサイズにしよう。

料金は、28ポンド(約196円)。

私が食べ物を「ラージサイズ」で頼むなんて、凄く珍しい。

なんならラージでも足りないくらい。
無限に食べられそうだ。

 

大使館に向かう途中で、人々が大雨の後処理をしていた。

朝に歩いていた時も、雨が止んだ直後に掃除している人たちたくさんいたし。
みなさん、意識が高い。

 

そして約束の15時より15分ほど早く、大使館に到着。

昨日と同じ手順で、中に入る。

職員(奥の席だし大使かな?)の机には、既に私の書類が準備されていた。

ちゃんと15時に間に合う様に待機してくれていたんだ…遅れたり、勝手に明日に回したりしなくてよかった。

ビザは、きちんと受け取る事ができた。

マルチプルビザって書いてあるかどうか…私の目では確認できないんだけど。
でも対応も丁寧だし、たぶん大丈夫。

カイロ発祥の地、オールドカイロを少しだけ

さて、このあとの中途半端な時間は、どうしようか。

そうだ、オールドカイロに行ってみようか。

オールドカイロは、カイロ発祥の地

最寄り駅のマール・ギルギスから出ると、既にモスクの様なものが並んでいた。

マール・ギルギス駅(El Dokki)
地下鉄ブルーライン/アッ・サーダート駅(Sadat)から約6分

だけど警察や警備員がいっぱいいるから、ヘタレな私は少し通り過ぎてから写真を撮る。

オールドカイロは、ニューカイロとは全く違う街並み。

こっちの方が好きだなー。

穏やかな、古き良き街並み。

特に何かを見る事もなく、隣駅まで歩いてメトロに乗って戻る。

昨日に引き続き…私の旅力、低すぎだよね。

「オールドカイロ」って、タイトルに入れるのも恥ずかしいくらいだよ。

 

最寄駅から宿へ戻る道すがら、虫よけスプレーを求めて何軒か店を訪ねる。

エジプトの時点でこんなに蚊に刺されている私。

これからマラリアの恐れのある地域に行くのに、こんな無防備では不安すぎるから。

日本の優しい虫よけは、アフリカの蚊には効かない様で。

現地の蚊には現地の蚊よけ!という事なので、都会のカイロで今の内に入手しておきたい。

そして、身体にかけてもいい蚊よけスプレーを75ポンド(約525円)で購入。

これで大丈夫だといいんだけど。

夜のカイロは「万華鏡」

夜、夕食はどうしようかと外へ出る。

2日前に、ティー屋さんの客引きがひっきりなしに声を掛けて来た通りを歩く。

今日も彼等は相変わらずなのだけど、今日は彼らを鬱陶しいと思わなかった。

聞きなれないアラビア音楽の響き渡る中、まるで「万華鏡」の様に、彼らの姿が現れては消え、現れては消えてゆく。

2日前に鬱陶しいと思った彼らの姿を、今日は鮮やかで美しいと思った。

万華鏡を回しながら、真っすぐと前を見据えて歩く。

たまに万華鏡を回す速度を緩めてみるものの、やはり万華鏡は回し続けているからこそ美しい。

彼らが私の覗いている狭い視界の中に入ってくるたびに、私はその模様の変化に笑みを漏らす。

今日の彼らは、なんて美しいんだろう。

私が最終的に万華鏡を回す手を止めたのは、初日二日目に行った安定のコシャリ屋さんという…何の面白みもない、普通の模様で終わったのだけど。

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