私は、動物全般が好きだった。
犬派か猫派かと問われれば、どちらも好きと答えていた。
それでもどちらか一方を選べと言われたら…う~ん、どちらかと言うと犬派かな?
そんな私だったけれど、ネパールでの約6ヵ月間の生活を通して、圧倒的に「猫派」になってしまった。
そんな、私の人生の猫観に大きく影響を与えたネコちゃんたちをご紹介。
▼前回のお話し▼
ネパールでロックダウン(緩和)中にお世話になったポカラのレストラン4店舗
近所のネコちゃん|ミミ
私の人生の猫観を変えてしまった原因のネコがいる。
名前はミミ。
彼女(彼?)は、出会った当初はツンデレだった。
いや、ツンツンだった。
彼女と出会ったのは、ネパールに滞在して1ヵ月ほどが経った頃。
ロックダウンをきっかけに、目の前の中華レストランに入り浸り始めた4月。
彼女は、ニコリとも笑わないクールな表情で近づいてきて、私の食べ物のおこぼれをねだる。
全く媚びない、気丈な態度で。
彼女は撫でてあげようとしても、私にそれを許してはくれなかった。
まるで「私はそんなに安い女じゃないのよ」とでも言いたげな態度で。
可愛くないな。
そんな風に思っていた。
彼女と出会って3ヶ月ほどが経った7月上旬。
別のローカルレストランでチキンカレーを食べていた時の事。
ふいに現れたミミ。
(ミミは、近所の色々なレストランに出現する)
「あ!ミミじゃん~♪」と、いつもの通り無視をされる事を前提に、一応愛想よく声を掛けてあげる大人な私。
すると、彼女は真っすぐに私のところにやって来て、しなやかな動作で私の膝に乗って来た。
ミミ、一体どうしたの!?
しかも居心地の良い体勢を見つけると、目を閉じて無防備にお昼寝を始めたミミ。
一体、どういう心境の変化があったのか。
いやもう、可愛すぎるよミミちゃん。。
ずっとツンツンだったのに、急にデレデレされたらさ、そりゃあ一発で落ちるでしょう?
ミミは女子力の高い、小悪魔なネコだった。
そんな計算高い彼女の策略にまんまと引っかかった私は、それ以来、彼女を溺愛する。
夜に中華レストランに行くと、高い可能性で彼女に会えるのだけれど、彼女はいつも私の膝に乗りたがる。
可愛いな~。
食事中は彼女を床に降ろすのだけれど、降ろしても降ろしても乗ってくる。
ネコを飼っている人は、食事中どうしているんだろう?
嫌がる彼女を無理やり降ろすのは、とても心苦しい。
こんなに懐かれたら、もう私のネコなんじゃないかと思ってしまうよ。(←ストーカーの発想)
日本に連れて帰りたいなー。
日本は無理でも、せめてゲストハウスに連れ帰って帰国まで一緒に暮らしたい。
このミミとの出会いが、私を猫好きに変えたのだ。
ミミちゃん、可愛すぎる…♡
ミミにそっくりのネコ
ミミの事が好きすぎて、似ているネコにも反応してしまう。
たまに通っていたレストランで、ミミにそっくりなネコに出会った。
同じ種類かな!?
彼女(彼?)は、ミミとは違って初対面なのに懐いてくる。
こんなに似ているのに、ミミとは性格も真逆なんだなー。
初対面で懐かれるのも、それはそれで可愛い。
それまでの私だったら、色と模様が何となく似ているネコの見分けなんて、絶対にできなかったと思う。
だけど、彼女はミミに似ているけれど違うネコだなって、すぐに判断できた。
ネコ利きまで出来る様になったのか、わたし。
別のゲストハウスで出会ったネコちゃん
ある日、知人のゲストハウスを訪ねた時。
また新たなネコちゃんに出会ってしまう。
可愛い~♡♡♡
ミミとは違う種類の猫だけれど、この子はこの子で可愛い。
オーナーの話によると、最初は女の子だと思って女の子の名前を付けたのに、後から男の子と判明したんだって。
そんな事あるの…!?
だけど、名前は変更せずに引き続き女の子の名前で呼び続けているらしい。
ネパールで出会った可愛いネコちゃんたち|まとめ
ネパールで、思いがけず猫好きに目覚めてしまった。
テレビに可愛いネコちゃんが映るだけで、可愛すぎて悶絶してしまう。
生粋の猫好きさんたちから見れば、にわかと断言できるレベルだけれど。。
でもいつか旅人を卒業したら、ぜひ猫を飼いたい。
名前は、やっぱり「ミミ」かな?
「ジジ」は黒猫のイメージが強いからなー。
男の子だったら、「バロン」にしようかな。
記事と無関係でスミマセン。
「インド亜大陸編」、読ませていただきました。とても分かりやすい文章で読み始めたら止まらなくなって、一気読みでした。
若い女性一人、すごい旅をされたなあ、と感動です。
次に「アフリカ大陸編」楽しみに読みたいと思います。
土日さま
コメントを頂きまして、ありがとうございます。
「インド亜大陸編」、3年程前の旅行記になりますが、なんと辿り着いて頂けたんですね。
しかも一気読みをして頂いたなんて…!
恥ずかし嬉しい気持ちです。
「アフリカ大陸編」もご覧いただけるとの事、ありがとうございます。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。