ー世界はきっと、美しいー
札幌近郊の山

【札幌近郊登山】手稲山・平和の滝コース|永遠と続くロックガーデン

【北海道登山紀】2022/06/05

標高1023mの手稲山(ていねやま)。

4~5月は低山でも残雪があるくらいだけど、6月にもなれば1000m級の山も緑あふれる山になるみたい。

冬はスキー場として賑わう手稲山は、夏はスキー場の斜面を登る「サッポロテイネコース(スキー場コース)」になっていて、登りはこちらを選択。

麓の手稲神社で「叶い石」を授かり、それを手稲山の山頂にある奥宮の「願い石」に重ねて、御神徳を得た。

下りは、ロックガーデンがあるという「平和の滝コース」を取る。

今回は、登山は少しかじった程度の私と登山初心者の母との、母娘2人登山。

▼前回のお話▼
叶い石を持って、北海道最高地の神社「手稲神社奥宮」に参拝!(お守り・ご朱印)

山頂~平和の滝コース

山頂から少し下り、横道に入ると平和の滝コースになる。

スキー場の斜面を行くスキー場コース(我々は脇の道路を登ったけど、、)に対して、裏側の自然路を行く平和の滝コースは、全く雰囲気の異なる道のり。

花などを愛でてみたり。

下り始めて10分ほどで、「ケルン」に到着。

ここは山頂と比べて人が少なく静かなのに、めちゃくちゃ景色がいい!

それに山頂は開けていて、立ち上がって柵の手前まで行き景色を眺める感じだけど、ここはケルン脇に腰をかけて景色を堪能できる。

どこまでも青々と続く森と、まだまだ残雪が残る遠くの山々。

お昼ご飯、ここで食べれば良かったな。。

後日、職場のベテランさんに話をしたら、彼は手稲山はいつも往復共に平和の滝コースを使い、このケルンで昼食を食べてそのまま下山するとの事だった。

頂上まで行かないの!?と思いつつも、ここはゴールに設定するには申し分のない場所だ。

このケルンから少し下ると、ロックガーデンの始まりらしき場所に出る。

ここがね、凄い絶景ポイントなのだ。

左側には、先程ケルンから眺めた様な森がどこまでも続き、「あぁ、いま大自然の中にいるのだな~」と実感させられる。

にも関わらず、右の方に視線を移すと自然が終わり、人口200万人規模の大都市が突然姿を現す。

大都市と自然と、これらがこんなにも隣接している。

(これだもん、市街地を普通にクマが歩いているのも納得よね。。)

都市生活を不自由なく送りながら、自然にもすぐにアクセスできる(海もあるよ!)、そんな住み心地の良い札幌は、もはや私のお気に入りの町のひとつ。

開けた岩場から、細い岩場に入る。

何だ、こんなものかロックガーデン。

思っていたほど大変な道のりではなかった。

だんだん緩い岩場になってくるし。

もはや「岩場」と呼んでもいいのかすら怪しい。

終わりー!10分ちょっとで抜けたぜ!いぇい!

な~んて思った私が甘かった。

先ほどのは序章に過ぎず、ここからが本番らしい。

写真は、途中で見上げた図。

こんなの、絶対に登りでは使いたくない。

母は、お尻を付きながら、立ち上がらずに下っている。

一方、さくさくと登ってくる強者とも何度もすれ違う。

カッコいいなー。

こんな小岩は、まだマシ。

(だけど転倒注意よ…!)

(誰かと一緒だと、サイズ感の比較対象になって貰えるから有難い。)

途中、視界が少し開ける。

あの先はなに~??崖??笑

母はお疲れモードだけど、まだまだ続く。

まだまだ…容赦なく続く。。

途中、花に癒されてみたり。

そして、ついに来た!

え!?終わり!?終わりって事だよね!?

後ろを振り返ると、岩ゾーン。

岩下りを始めて、約1時間30分。

ここで終わりと信じたい。

ここは日光が当たらないからか、残雪が残っていた。

そして、ここちの良い森林帯を歩く。

いや~、なんて気持ちがいいんだ。

こんな道なら、永遠と歩けそう。

途中で、水の気配を感じられる様になってきた。

滝まで、あと少しなのかな?

北海道の自然の水には、エキノコックスというキツネが保有する細菌が含まれているので、絶対に生で飲んではダメ!

これ、北海道の子供は口を酸っぱく言われるから、私は怖くて川遊びも遠慮してたな。。

しかも発症するのが数年後とか遠い先なので、気づかずに体内で育て続けるの…オソロシイ。。

え???

良かった…すぐ終わった。

そして、滝。

これは目当ての「平和の滝」ではない。

簡単な道を、テクテクと歩く。

すると、また滝!

これも、「平和の滝」ではない。

滝フェイント多し…。

下り一辺倒だったのが、下ったり登ったりを繰り返しながら下界を目指す道のりに変わる。

沢沿いを歩く様に登山道が続いているので、気分は爽やか。

そして、開けた場所に出る。

ゴールが近いのでは!?

…と思ったら違った。

ダムがあった。

そして、登山道というよりは「自然散策路」の様な雰囲気になってくる。

今度こそ、ゴールが近いのでは!??

ここから、「阿部山」という違う山にも繋がっているらしい。

今度行ってみよう。

そして、下り始めて約4時間10分後の17時。

ゴール!!!

長かった~。(登りは楽だったのに)

日没までには終える事ができて良かった。。

このお寺のところに出ればゴール。

…って、あれ??

平和の滝は???笑

平和の滝は、反戦を掲げた女性活動家にちなんで名付けられた滝との事。

…でも、肝心の滝は???

少し戻ったりして探してみるものの、登山コース上にはなさそう。

…と思ったら、駐車場の脇に滝へと続く階段を発見。

なんと、わざわざ登らなくても車でパッと来れる場所にあったとは。。笑

駐車場にはトイレもあるので、ここから登る場合も安心。

そしてここから、バス停「平和の滝入り口」まで徒歩約1.6キロ。

手稲山登山|初心者のコースタイム

さて、登山は少しかじった程度の女が、登山初心者の母親を連れて登るとどうなるか。

結果は、こんな感じ。

手稲山(スキー場コース~平和の滝コース)

山麓駅
↓(1時間50分)
手稲山山頂
↓(10分)
ケルン
↓(10分)
ロックガーデン開始
↓(1時間30分)
ロックガーデン終了
↓(2時間)
ダム
↓(20分)
神社/平和の滝

登り:1時間50分
下り:4時間10分

合計:6時間

母は、この後2日間寝たきり状態だったらしい。。笑

全身筋肉痛と疲労で、微熱も出たとか。

3日後からの仕事も休もうかと思ったけど、3日目の朝には回復していたという事だから良かった。

 

POSTED COMMENT

  1. NK より:

    確かに言われてみると、人口200万都市と、1000m級の山が隣接してる場所は結構珍しいかもですね。

    合計6時間もの登山など、自分は高校の全校登山が最後だと思うので、ちせ様はもちろんですが、お母さまもすごいと思います。

    エキノコックスは自分は初めて知りましたが、なかなか難しい病気なんですね。自分は生活スタイル的に生水を飲むことはほとんどないですが(笑)最近は本州での発見も報告されているようなので、注意していきたいと思います。

    • tabi-kurage より:

      NKさま

      高校で全校登山がある話は初めて聞きました!笑
      地域によって、課外学習の種類も色々あって面白いですね。

      エキノコックスは、北海道では当たり前の様に知られているものですが、やはり本州では聞きなれない存在ですよね。
      会社の若い娘に「エキノコックスは北海道以外では知られていない」という話をしたら、「本州にだってキツネはいるし、そんなはずない!」と即否定されましたが。。苦笑
      本州でも広まってしまったら、危険性が知られていない分、逆に危ないかもしれないですね…
      川に行かれる際は、お気を付けてお過ごしくださいませ!

  2. さおりん より:

    はじめまして!
    私も旅にいけなくて、
    1ヶ月前から登山を始めた
    初心者です笑

    ブログ楽しく読ませていただきました~✨
    明日は硬石山に登ろうかと思っています!
    手稲山もいつか登ってみたいです(°▽°)
    これからもブログ楽しみにしていますね(*’ー’*)ノ

    • tabi-kurage より:

      さおりん様

      はじめまして!
      コメントを頂きましてありがとうございます。

      さおりん様も北海道での登山を始められたのですね!
      登山も旅と似ている部分もあり、楽しいですよね。

      硬石山は低山ながら急登で登りごたえのある山ですよね。
      無事に楽しくご帰還された事を祈ります。

      お互いに北海道での山旅ライフを楽しみましょう…★

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