-Mekele to Addis Ababa-
アディスアベバ行きのバスは、なんと朝2時の集合だという。
朝1時に起きる。
朝1時というか、深夜1時か。
もう寝ないで夜更かししていても、これくらいの時間には余裕でなるよね、という時間だ。
▼前回のお話し▼
【ダナキルツアー3日目】まるで火星!な「ダロル火山」と、塩運びのキャラバン
メケレからアディスアベバへ|VIPバス
バスに荷物を積み込む際に、乗務員が荷物の中身をチェックしている。
チェックしてから積み込むから、かなり効率が悪い。
チェックする人と、積み込む人に分ければいいのに。
そしてね、せっかくパッキングしたバックパックを開放するのって、かなり面倒くさい。
嫌だなー。
だけど、一つだけ希望があって。
エチオピアでは、外国人である私よりも、ローカルたちへの疑いの目の方が強い。
検問でも、ローカルはバスを降りて何やらチェックを受けていたり、一人一人身分証をしっかりと確認されていたりする。
対する私は、パスポートを見せてもさらっと目を向けられるだけだったり、むしろパスポートを提示しなくてもスルーされたりするのだ。
だから、バックパックを開けて順番を待つのが効率的とは思いつつ、開けずに待ってみる。
すると、目論見通り、私の荷物はノーチェックで積み込まれた。
やっぱり。
それにしても、外国人よりもローカルの方が疑われてしまう国って…ちょっとどうかと思うよ。
バスは、4日前に来た道を戻るだけだから、特別何事もなくアディスアベバに戻ってくる。
到着は、16:40頃。
アディスアベバで、アルバミンチ行きのバスを予約
早めに出た分、早めに着くことができたので、明日のアルバミンチ行きのバスを予約してしまおう。
ゴンダールからアディスアベバに来た時に乗ったザマンバス(ZEMEN)でも行けるみたいなので、初めにザマンバスのオフィスを訪ねる。
だけど、あいにく明日は満席だって。
という事で、セルムバス(Selam Bus)のオフィスに行ってみると、空きがあった。
4:30の集合で、320ブル(約1056円)。
よかった、明日また、次へ進む事ができる。
順調に行けば、明後日にはケニアだ。
ここから、ETTのゲストハウスまで徒歩30分。
暑い気温の中、登り坂だから少しつらい。
ETTのゲストハウスに着いた。
ダイニングにスタッフがいたので、「今日泊まれますか?」と聞いたら、「ETTのゲストかな?もちろんだよ!」って。
私がETTのゲストで、ここに無料で泊まる権利を持つ者であるという証明は、必要なかった。
よかった。
バス乗り場からの送迎ドライバーは例のごとくいなかったけど、ゲストハウスに宿泊する権利だけは守られた様だ。
今回案内された部屋は、とても広い部屋でバストイレ付きだった。
前回よりも立派な部屋だ。
嬉しい!
夕食は、前回も行った中華屋さん「四川餐庁」。
やっぱり、中華は癒されるよね。
412ブル(約1360円)もしたけど。
最近疲れているし、今日はちょっぴり贅沢をしよう。
▼次回のお話し▼
アディスアベバからアルバミンチ、そしてコンソへ!「少数民族巡り」には行かないよ