ー世界はきっと、美しいー
フィリピン留学 -Philippines-

ついにフィリピンに入国!BESAの送迎バスに乗って、バギオへ向かう

【フィリピン留学記】2019/11/10

成田→バギオ
-Narita to Baguio-

ジェットスター41便は、定刻より15分ほど早い23:35頃、フィリピンの地に着陸した。

隣に座っていたおじいさんがフィリピン人だったことに、席を立ったときにようやく気付く。

5時間も隣り合わせだったにも関わらず、今はじめて目が遭った。

にっこりと微笑むおじいさん。

私も微笑みを返す。

フィリピンに入国

通路は既に、降りたい人びとが列を作っていたのだけど、あるおじさんが「どうぞ」と道を開けてくれる。

日本人に見えるけれど…先ほどのおじいさんの件もあるしな。

ここは「ありがとう」と言うべきなのか、はたまた「Thank you」と言うべきなのか。

迷った挙句、笑顔で会釈をしながら、聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で「ありがとうございます」とつぶやく。

なんて中途半端な対応なんだろう。

(あとで、同行者と日本語で会話をしているのを見かけた。日本人だったみたいだ。)

入国審査は、無表情かつ無言の女性審査官により問題なく完了し、無事に荷物も受け取る。

あ、そうそう。

日本を出国するとき、なんと出国審査官なしの自動ゲートだった。

パスポートにスタンプが欲しい人だけ、奥のブースにいる係員に頼んで押してもらうシステムのようだ。

でもさ、パスポートにスタンプがいらない人なんているのかな。

スタンプがなかったら、他の国で問題になる可能性だってあるし、みんな欲しいと思うんだけど。

まぁ世界には、スタンプがある事により問題になる国もあるみたいだけど。

イランとか、イスラエルとか。

そういう国では、みんな「ノースタンププリーズ!」と言って通過する様だ。

それもどうかと思うんだけどね。

訪問国に失礼と言うか、敬意がないというか。

話が反れたけれど、そんなこんなで無事に入国を果たし、事前にもらっていた資料を頼りに送迎の待ち合わせ場所に向かう。

BESAの係員との待ち合わせ場所を探せ!

外に出ると、東南アジア独特の熱気に包まれる。

あぁ、海外に来たんだなと思わなくはないけれど、そうは言ってもここはアジア。

インドに行ったときの様な緊張感や高揚感はなく、なんだかとてもリラックスした気分だ。

(インドもアジアなんだけどね)

Duty Free(免税店)の前で、BESAのプラカードを持った係員を探せ!というミッションを無事にクリアし、他の生徒が合流するのを待つ。

この係員のお姉さんも、目が合うとにっこり微笑んでくれる。

かわいい…★

しかし暑いな。

11月の日本(関東)は肌寒かったし、目的地のバギオも標高が高いため涼しいと聞いていたから、パーカーの上に更にジャケットを着ている。

だけど、そっか。
バギオの前に、首都マニラに着くんだよね。

夜中0時を過ぎているにもかかわらず、手元の温度計には、25度と表示されている。

(体感は30度くらいなんだけど)

言語が通じないのをいいことに、「暑い暑い」と日本語でつぶやく。

BESAの極寒送迎バスに乗って、バギオの語学学校へ

最後の生徒がようやく合流し、バスに乗り込む。

自力で行けば安いのだけど、まだ気分はバックパッカーではないし、素直に団体ピックアップを利用。

バスに乗ると、入り口にいたお兄さんが、笑顔で水をくれる。

なんだよフィリピン人~。

誰も彼も、穏やかで笑顔がステキな人ばかりじゃないか。

好意的で、とても素敵な笑顔だけど、初対面でグイグイ強引に来るという事もなく。

私には丁度いい距離間。

フィリピン、すでに好きかも。

バスの車内は、外の熱気とは打って変わって、極寒だった。

ダウンコートも欲しいレベル。

運転も荒くて、上下に頻繁にバウンドするから、寝入っていてもすぐに目が覚める。

やはりここは海外なんだなと、ここでようやく実感。

せめてシートベルトが欲しい。怖すぎる。

そんなこんなで、バスは順調に、7時過ぎに語学学校MONOLに到着。

やっと着いた。

ここから始まる、私の1か月間の留学生活。

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