ー世界はきっと、美しいー
インド -India-

この旅一番のリッチな朝食と、南へ下るバス探し

【インド周遊記】2018/01/13

ムンバイ -Mumbai-

朝、宿のオーナーに次の町「ハンピ」行きのバスの相談をする。

細かい金額は忘れたけれど、2000ルピー(3600円)以上もするという。
「AC付きだし、快適で安全なバス会社だから」という事なんだけど。

今まで乗った他の区間は、遠くても1000ルピー(1800円)以内で買えた。

それに、バス乗り場はここからとても離れていて、タクシーで「600ルピー(1080円)」ほどもするという。

そして、オーナーの説明するバス乗り場の場所が、どうもよくわからない。
これが一番問題。

目的地を「ゴア」に変えた場合は、「AC付き」で1500ルピー(2700円)、「ACなし」で1100ルピー(1980円)。

ゴアはとても近いのに(7~8時間くらい)。
今までの倍近くする。

「ACなし」のバス乗り場も遠いらしく、「ACあり」を推奨される。

「考えてみます」と言い、とりあえず外出。

「レオポルド・カフェ」でリッチな朝食

朝食に「レオポルド・カフェ」に行く。
ここも、キャメル仲間のデニスにお勧めされたカフェ。

外観はローカル風。
そして雑貨の屋台が立ち並ぶ、雑多な場所にある。

だけど中に入ってみてびっくり。

まず、入り口でセキュリティーチェックをされる。

そして、とても素敵な西洋風の内装。
私には場違いだ。

メニューを見ようとすると、ウエイターに「このサンドイッチがお勧めです」と説明される。

インドで「サンドイッチ」を勧められるなんて初めて!

本当はトーストやサンドイッチなどの軽食が食べたくても、「ドーサ」や「カレー系」を勧められるのが普通だった。

ここはインドであって、インドではない。

出てきたサンドイッチは、食べ応えのあるしっかりとしたもの。
スナックまで付いている。

そしてコーラも出てきた。
「コーラは頼んでません」と言うも、このセットに含まれているということだ。

そうなのか…それなら追加で「ラッシー」なんて頼まなかったのに。笑

ウエイターが、度々「お味はどうですか?マダム」と声を掛けてくる。
(インド人は私を「マダム」や「マム」と呼ぶ)

とても素敵な朝食の時間。

サンドイッチとコーラとラッシーで満腹になった頃、ウエイターがケーキを持ってきた。
「これをあなたに…♪」なんて言いながら。素敵すぎる!

正直、お腹は苦しいのだけど…でもそんな風に言われちゃったら、喜んで受け取るしかないよね。

お会計は、朝からなんと630ルピー(1134円)もしたのだけど、とても良い気持ちで過ごせた。(ケーキ代は無料)

「マリーンロード」と呼ばれる所に行ってみる。徒歩1時間ほど。
堤防に多くの人が腰をかけている。

凄く美しい!とは思わないけれど…市民の憩いの場所の様だ。

本当は、マリーンロード沿いを更に1時間ほど歩いて水族館にでも行ってみようと思っていたのだけど。
疲れてしまったのでやめる。

この後のプランを考える為に、「マックカフェ」に入る。
インドでマックカフェ…。

トイレはとても綺麗で、便座はビニールのシートが毎度入れ替わるシステム。

そして手洗いは「自動」。

さっきのレオポルド・カフェは、手を拭く紙まで自動だった。

ここは本当にインド??

ムンバイセントラル駅でバス会社を探す

プランを変更して、列車でムンバイセントラル駅に行く。

ムンバイの列車、初めて乗るときは不安でいっぱいだったけれど、もう私はこれにスムーズに乗ることができる。

ムンバイセントラル駅には、ローカルバスパークがある。
その周辺にある民間のバス会社を探す。

1件目…表示がヒンディー語オンリーなのでやめる。

2件目…英語が全く通じないからやめる。「ハンピ」と言ったのに、どうして「バンガロール?」と聞き返してくるのだ。

3件目…「ハンピ知ってる?」と聞くと、1発で理解してくれた。
そして「ハンピの近くのホスペットまでだよ」と付け加えられる。
そこまで知っているなら安心。

ホスペットまでは、1700ルピー(3060円)。
安くはないけど、オーナーが言うものよりは安い。

バス乗り場は、やはり遠いらしい。

だけど当日この場所まで来れば、タクシーの運転手に場所を伝えてくれるという。
運賃も、200ルピー(360円)以内には収まると。

AC付きで、ブランケットもある。

うん、ここにしよう。

バスの予約を無事に済ませ、目の前にあった大きなモールに入ってみる。
ここなら、探し求めている「コンパクトミラー」があるかもしれない。

セキュリティーチェックを済ませ、中に入る。
とても大きい施設だ。

スタッフに「コンパクトミラーはどこで買えるか」と尋ねたら、なんと「ここには携帯ショップしかない」という。

こんなにたくさん…全て携帯ショップだなんて。
インド人、みんな持ってるもんね、スマートフォン。

他の場所も当たってみるも、どこにもない。
諦めて宿に戻る。

宿に戻ると、オーナーにバスチケットについて聞かれた。

「他で無事に買えた」と言うと、「いくらか」と聞かれたので答える。
「何で!?僕が教えたのと同じ値段じゃないか」と、少し責められる。

詳しくは覚えてないけど、オーナーが言っていた方が高かったと思うんだけどな。

でも翌朝に「バス会社や設備が違えば、値段も変わるんだよ」なんて言い訳されたから、やっぱり値段は違ったんだと思う。

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