ー世界はきっと、美しいー
+ヒマラヤトレッキング

ヒマラヤトレッキングに行くには(5)山での生活と防犯対策

今回は、「山での生活」についてです。
ただ歩いて泊まって食べて寝て…の日々なだけですが。笑

あとは、幸いにも一度も盗難に遭わなかった私の防犯対策も公開してみます。
(泥棒さんは読まないでっ!)

山での一日

なんでもない一日ですが…ヒマラヤのイメージを掴む一つになればと思います。

朝起きて…

簡単に身支度をします。
顔を洗って、歯磨きをして、保湿クリームと日焼け止めを塗ります。

以上!簡単!

(意識高い系女子は、ばっちりメイクとかするのかな…。)

ちなみに標高が高くなると、毎朝、氷の様に冷たい冷水で顔を洗い歯を磨きます。
辛いです。

ここで教訓!

日焼け止め効果のあるリップクリームを塗ればよかった。。。

美意識が高い人にとっては、「そんなの当たり前やん!」って感じでしょうか。

私は美意識が低いので…結果、唇が日焼けでガサガサになりました。

寒いから、日焼けってイメージわかないけど、紫外線量は地上の何倍にもなります。

朝ご飯を食べます

前日のうちに、「朝7時にトーストとブラックティーをお願い!」っという風に注文をしておきます。

指定の時間にダイニングに行くと、指定の品がすぐに出てきます。

「〇号室の者ですが…とか、〇〇をオーダーしていたのですが…」などと言わなくても大丈夫です。

ダイニングに行って、座るだけ。

それだけで、何故か注文の品が運ばれてきます。

他にもトレッカーは沢山いる中で、顔を見ただけで何故わかるのか疑問ですが。

シェルパの記憶力が凄まじいのか、私が日本人で目立っていたからなのか。

真相は不明ですが、全てが把握されていてとても楽ちんでした。

荷造りをします

高所になればなるほど、時間がかかります。
手がかじかんで、バックパックのチャックを閉められないからです。

全てを仕舞い込んだら、出発です。

ちなみに、着替えはしません。

起きたままの服装に、1枚ほど羽織るものを増やし、帽子とサングラスを装着したら完成です。簡単!

チェックアウトをします

準備が整ったら、出発前に会計をしにいきます。

ちなみに、トイレットペーパーやミネラルウォーター、行動食のクッキーなどの補充も、宿でできます。

チェックアウトの際にまとめて支払います。

トレッキング!

高山病に注意しながら、ひたすら歩きます。

ただ、ひたすらに歩くのみです。

昼食休憩

途中の町で昼食を食べます。

ただ、注文してから出てくるまでがかなり遅いです。
1時間はかかります。

歩くペースの遅い私は、この時間がもったいないので昼食は取らない事が多かったです。

途中途中で、水分補給のついでにクッキーを食べます。
それで十分。

到着!宿選び

目的の町についたら、宿を選びます。

何軒か回って、気に行った宿に泊まればよいです。

ただ、ゴラクシェプというゴールの町では数件訪ねても部屋が取れず…ダイニング泊になりました。

そう、部屋がなくてもダイニングに寝かせてくれるので、外で凍える心配はありません。

いや、むしろ個室より暖かいし快適!ダイニング泊。

宿での過ごし方

夕方に着く日も、昼間に着く日もあります。

過ごし方は、基本的には自由です。
みんな思い思いに好きに過ごします。

私はどう過ごしていたかというと…。

たま~にシャワーを浴びます

かなり寒いので…標高が比較的低く、陽の高いうちに辿り着いた日に。

それでも、浴びた瞬間に温かかったお湯は、流れ落ちる間に冷たくなります。

身体を拭いて服を着るまでの凍える拷問時間は、日本の文明と湯舟の存在に感謝をする時間です。

充電などをします

ルクラ以降はほぼ有料です。
標高が上がれば上がるほど、金額も上がります。

PCの充電1時間で1000ルピー(1,000円)の日もありました。

携帯電話は、もう少し安いです。

カメラは、予備のバッテリーで足りたので、有料区間では充電してません。

あ、携帯電話もモバイルバッテリーで足りたので、有料区間では充電してませんでした。

PCで写真のバックアップを取って、日記を書きます

いや、そんな過ごし方をしている人は、24日間で私しか見てませんが。

私は、その日感じた事をその日のうちに書き留めたかったので。
紙だと、書く量に限界があるし…。

「PCなんて持ち歩いているから、荷物重くて大変なんじゃん~笑笑」と、ある人に馬鹿にされましたが。くそ~。

地図を眺めて、先の見通しを立てます

「明日は〇〇まで行けるかな~」

「この調子だと、〇日後にはエベレストベースキャンプに到着だー!」

などと、妄想して興奮する時間です。

他のトレッカーと団らんをします

私は語学力とコミュニケーション能力に問題ありだったけど…それさえなければ、もっと楽しかったんだろうと思います。

夕食を食べます

夕食も、着いて間もない頃に注文します。
「19時にダルバートね!」っと。

ダイニングにいたら、指定の時間に持ってきてくれます。
または、「そろそろ夕食お願い~」くらいは言う事もあります。

就寝

寝巻とかは着ません。

下着、肌着、インナー、アウター、ダウンコート…標高によりますが、ほぼ外着と同じ格好で、寝袋に入ります。

寝袋の上から、毛布を2枚かぶります。

宿はほぼ2人部屋で、私は2人部屋を1人で使っていたので、毛布が2枚も手に入るのです。

ラッキー♪

 

そんな感じの1日です。

山での食事

朝、夜は宿泊したロッジで食べます。
昼は、途中で立ち寄った町のロッジで食べます。

基本は、ネパール料理やチベット料理です。

大きい町の宿だと、ピザやパスタなどの西洋料理などもあります。

朝、夜は宿泊したロッジで食べましょう。
節約のためにと、持ち込んだものを食べるのは、「禁止」ではありませんが「マナー」に反します。
食事を取ってもらう事を前提として、宿泊費が1泊200円前後と安価に設定されているのです。

 

私のお気に入りの夕食

変り種ではなく、割と定番なものを好んで食べていました。

ダルバート・タルカリ

ネパールの代表的な家庭料理です。

カトマンズのレストランでは、もっと派手で豪華なものが出てきますが、ネパール人にとってそれは特別な日に食べるもの。

普段の家庭料理としては、上の写真の様な素朴なダルバートが一般的です。

ダル(豆)のスープは、日本人にとっての味噌汁の様な存在で、各家庭により味が異なります。

モモ

チベット料理です。

日本でいう、蒸し餃子でしょうか。

カトマンズでの初めての夕食がモモでした。

それ以来、私はこのモモの素朴で優しい味の虜です。

シェルパシチュー

とても優しい味で、米やマカロニや 野菜など、色々な栄養素が入り混じっています。

焼いた鶏肉を入れてもらった時もありました。

ヒマラヤで出会った人が、「体調不良で食欲がなかった時は、毎日このシェルパシチューを食べていた」と言っていました。

朝ごはん

そういえば、朝ご飯の写真って撮ってないな…。

トーストとかオムレツとか、そんな感じの朝食でした。

番外編

ヒマラヤのイメージにはそぐわないですが、こんなものもありますよ~という紹介です。

西洋料理

ナムチェという大きな町で、ピザを食べました。
この町では、色々なものが食べれます。

(だけど普段通りのネパール料理の方が良かった…)

スイーツ

ナムチェには、ベーカリやカフェもあります。

小汚いトレッカーが、この時だけは優雅なツーリスト気分を味わえるのです。

日本料理

ナムチェの「A.Dフレンドシップ」という宿で、うどんと味噌汁を頂きました。

この宿のオーナーが日本に精通している方との事で、日本に行くたびに日本食を覚えてくるそうです。

醤油を使ったダルバートも美味しいらしいです。

(あ、番外編全部ナムチェだ。)

山での電源事情

ジリ~ルクラまでは、部屋にコンセントが付いています。
もしくは、ダイニングにあるコンセントを無料で使わせてもらいます。

ルクラ以降は、レセプションで有料で使わせてもらいます。

携帯電話とPCでは値段が違います。

ナムチェ(標高3,440)250円(PCフル充電)

パンボチェ(標高3,930m)無料(ありがたい!)

タンナ(標高4,700m)450円(PC)

ロブチェ(標高4,910m)1,000円(PC/1時間あたり)

私は毎日日記を書くので、PCの充電を3回だけ有料で使用しました。

あとは無料の時にフル充電していました。

iPhoneは、モバイルバッテリーだけで足りました。

カメラも、予備のバッテリーを含め4つ持っていたので足りました。

(PCも予備のバッテリーや携帯充電器なんかがあればいいのに)

山でのWIFI事情

ブプサ(標高2,340m)無料

ナムチェ(標高3,440)500円

…いや、サンプル少なっ!

もう少し情報集めておけばよかったですね。

WIFIは、どこにもない町もあるし、お金を払えば使わせてくれる町・宿もあります。

私は、下界との通信が遮断された世界で、どっぷりヒマラヤの世界に浸かろうと思い、WIFIは見つけても繋ぎませんでした。

山でのシャワー事情

ジリ~ナムチェ間は、ほぼ毎日入りました。
(空いても1日程度)

上から出るシャワーの時もあるし、バケツシャワーの時もあります。

バケツシャワーとは、バケツ一杯のお湯をもらって手桶ですくいながら浴びるシャワースタイルの事です。

トイレの隅で浴びるか、良いときはバケツシャワー用の掘立小で浴びます。

 

ナムチェを過ぎ、標高が4,000mを越えてくると、シャワーなどほぼ浴びません。

私は最大で1週間は浴びませんでした。

いや、シャワーを浴びないどころか、服も着替えずに着っぱなしでした。

着替えと言えば、寝るときにシャカシャカを脱ぐくらいです。

ダウンコートも着たままです。

だって寒すぎるんだもの。

 

ナムチェ以降では、1度だけ昼の暖かい時間に着いた町でバケツシャワーを浴びました。

標高4830m地点の、ゾンラという町です。

人生最高度シャワーです。

身体は、汗もかいていないしまだまだ余裕でしたが、砂埃が絡みついたゴワゴワの髪の毛の不快指数がとんでもなかったので。

浴びている間は、先述した様に、流れ落ちる間に冷水に変わる(元)お湯が私を苦しめましたが…浴び終わったあとは非常にスッキリしたので満足でした。

ちなみに、ドライヤーは使えない(コンセントがレセプションの中にしかない)為、自然乾燥できる時間と気候かを見極めてから判断しましょう。

 

初めて着いた町で浴びたシャワーが150円だったのに対し、標高4830m地点では1杯700円の超高級バケツシャワーでした。

山でのトイレ事情

ランチ休憩やお茶休憩で立ち寄ったロッジで借ります。

休憩時間とは別でどうしても使いたい場合も、目についたロッジで「トイレを使わせてください」と頼めば使わせてくれます

無償の場合もあるし、100円程度の使用料を要求される場合もあります。

次の町までの道のりが長く、途中でどうしても我慢ができなければ…青空トイレです。

登山道を離れれば、人の来ない草陰はいくらでもあります。

…が、森林限界を超えてしまうと厳しいです。

山での防犯対策

あくまでも、私のスタイルです。
過剰かもしれないし、足りないかもしれません。

だけど、盗難には一度も遭いませんでした。

荷物の防犯対策

シーン別にまとめてみます。

部屋の中の防犯対策は

部屋には、南京錠をかけます。
チェックインの時に渡されます。

私は、少しトイレに行くだけでも、部屋を出るときは必ずかけました。

あ、そういえばどこにも書いていませんでしたが、トイレもシャワーも共同ですよ。
部屋はベッドと机だけの空間です。

高級ロッジはわかりませんが…私が泊まっていた1泊200円程度のロッジではの話ですけども。

バックパックの防犯対策は

部屋に置いてあるバックパックは、無防備に大解放で置いてありました。

南京錠のかかっている部屋の中であれば、入ってくる人はいないみたいです。

サブバッグの防犯対策は

貴重品の入っているサブバッグは、部屋に置き去りにするときにはチャックにカギを付けました。

「バッグごと持ち去られるのを防ぐ為に、ワイヤーでバッグごと机などに固定してくくる」…という事まではしませんでした。

シャワーを浴びるときは少し長く部屋を離れるので、財布だけは着替えやタオルと一緒にビニールの袋に入れてシャワー室に持っていきました。

カメラは鍵付きサブバッグの中に入れました。

盗られません様にと願いながら。

長く部屋を離れる時の防犯対策は

ダイニングに行くときは、サブバッグは一緒に持っていきました。

「手から片時も離さない!」という程ではなく、「隣においておく」くらいで大丈夫でした。

ただ、トイレに立つときなどは、ダイニングに置き去りにはせずに一緒に持っていきました。

トレッキング中の防犯対策は

トレッキング中は、バックパックを外に置いてトイレに行く事もありました。

その場合も、サブバッグは一緒に持っていきます。

お金の防犯対策

お金は3ヵ所に分けて持ち歩きました。

サブバッグの中にメインの財布

この財布の中には、いざという時のドル紙幣数枚と、ATMから大量に引き出したネパールルピー紙幣数十枚がぎっしり入っています。

多いときで、10万円弱の現金はあったかもしれません。だって途中で現金が尽きたら大変ですから。

(ナムチェなどの大きい街では、ATMから資金の補充ができます)

この財布には、メインのクレジットカードも入っています。
つまり、私の旅の資金を司る、根幹の財布です。

失くしたら旅の続行不可です。さあ大変。

…というわけで、この財布は普段外には出しません。

サブバッグの奥底に眠り、人目に触れる事は一切ありません。

ウエストポーチに入っているミニ財布

普段使う財布です。

1日に使う予算は大体想像ができるので、少し余裕を持たせた1日分の資金を、毎朝メインの財布からミニ財布に補充します。

これで、私のお金を狙う人はこのミニ財布を狙う事はあっても、メイン財布の存在は知らないので狙わないでしょう。

ミニ財布は、盗まれても全く痛くありません。

私の旅資金の根幹は、「サブバッグまるごと盗まれる!」という事でもない限り安全です。

いざという時の緊急用財布

さて、そんな「サブバッグまるごと盗まれる!」という万が一の悲しい出来事が起こってしまった時の為に。

私の着込みまくった服の奥深く、肌着のすぐ上にはシークレットポーチが巻かれています。

ペラペラなので、ピチピチのセクシーTシャツでも着ない限りは外からはわかりません。

シークレットポーチの中には、現金およそ10万円ほどが入ったデビットカードが入っています。

最後の砦、絶対に死守すべき緊急用カードです。

別にデビットカードである必要はなかったのですが、手持ちのクレジットカードで海外キャッシング可能なカードを1枚しか持っておらず、また新規で作ろうにも当時は絶賛無職中だった為かなわず、偶然持っていたデビットカードに落ち着きました。

もしも全財産を失っても、この10万円さえ引きだせれば、数日分の生活費と日本までの片道航空券代が賄えるという作戦です。

 

…という3段構えで挑んでおりましたが、特に何も失う事なく旅を終える事ができました。

しかし、「少し気にしすぎかな?」くらいで丁度良いと私は思います。海外では。

 

次回、高山病について語って終わりです。

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