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ヒマラヤトレッキングに向けて|許可証の取得とバスの手配

【ヒマラヤ紀行】2017/10/02

カトマンズ -Kathmandu-

世界の標高ベスト10のうち全ての山が、インド亜大陸にある。

そのうち、なんと8つもがここネパールにある。

インド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかったときの衝撃が、ものすごかったんだろうね。
ネパールとチベット(中国領)の間を、世界最高峰の山々が隔てている。

ネパール政府は、「登山」と「トレッキング」を厳密に区別している。

6,000m以上のピーク(山頂)を征服することを登山、
それ以下の山々を歩くことをトレッキングと位置付けている。

登山家からは高額な入域料を取り、トレッカーには気軽に来てもらい地元にお金を落としてもらおうという事。

トレッキングのルート

トレッキングエリアは複数あるのだけど、今回私が目指すのはエベレストエリア

と言ってもエベレスト山に登るわけではなく、エベレストを含むエベレスト山群を近くで望めるというエリア。

このエリアの主なスタート地点は、「ルクラ」という町。

そこから分岐点を右に進んでカラ・パタールエベレストベースキャンプまで行くルートと、
分岐点を左へ曲がってゴーキョまで行くルートにわかれる。


Map data © OpenStreetMap contributors

多くのトレッカーが飛行機で「ルクラ」まで行き、そこからカラ・パタールを目指す。

カトマンズから「ジリ」という町までバスで行き、そこから約1週間ほど歩いてルクラまで行くこともできる。


Map data © OpenStreetMap contributors

私の目標は、ジリルクラゴーキョカラ・パタールと進んで、ルクラまで戻り、サルエリという町へ下りジープでカトマンズへ戻るコース。

もちろん、無理をせず行けるところまでと考えている。

富士山ですら高山病に苦しんだほど高山に弱い体質なので、正直自信はない。
せめて、人生最高到達地点(3,720m)よりは上へ行きたいな…。

ちなみに、今回の希望ルートを完歩すれば、最高で5,550mの地点に立つことになる。
う~ん、、、非現実的だなぁ。

ネパール観光局でTIMS許可証を取得

ネパールの主要トレッキングエリアへ入るには、TIMSという許可証が必要。

さらに地域によって必要な書類は異なる。
エベレストエリアは、途中の町で入域料を払うことになる。

今日は、ネパール観光局へ行ってこのTIMS許可証を取得してきた。
申請料2,000ルピー(2,000円)。

用意されている書類に記入して、写真を2枚提出するだけ

簡単!

写真のサイズは、わりと何でも良さそう。
私は、インドビザ申請時に失敗した写真(間違えて背景が青で撮った写真)を提出。
ビザ用だから大きいサイズだけど、切って使ってくれた。

バスパークでジリ行きのバスを探す

帰りに、明日のジリ行きのバスパークの下見をしに行くことにした。

着いたところは、さすが「バスパーク」というだけあって、ものすごいバスの量。
何十…いや百何十台ほどのバスがひしめき合っている。

いや~、この中からジリ行きのバスを見つける自信はないな~。

何かヒントはないものかと彷徨っていたら、カウンターに群がる人たちを発見。

そうか!事前にチケットを予約すればいいんだね。

チケットカウンターは複数あって、ジリ行きのカウンターは手前から4番目にあった。

5:20、7:00、9:30があるとの事で、9:30を選択。

ローカルの長距離バスチケット、無事に買えた!
8時間も乗るのに485ルピー(485円)という破格さ。

しかし、全く何書いてあるかわからないな。
とりあえず「9:30に出発だから9:00までに来い!」という事だけはわかる。

明日はいよいよカトマンズを離れてヒマラヤへ。
さて、 どこまで行けるかな。

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