ー世界はきっと、美しいー
ザンビア -Zambia-

ザンビアから南アフリカ共和国までのルートを考える&初めて、旅仲間ができた話

【アフリカ大陸縦断記】2020/02/04

リビングストン(ザンビア)
-Livingstone-

今日は特に予定はないので、さっさと次の町に抜けるのが効率的なのだけど。

実はこの先のルートについては、未定なのだ。

今日は一日、ルートについて考えてみる。

▼前回のお話し▼
【世界遺産】世界三大瀑布!ザンビア側から、ビクトリアの滝を見に行こう

南部アフリカ、今後のルート

当初は、隣国ジンバブエの国境の町まで行って、再度ジンバブエ側からビクトリアの滝を見た後に、南アフリカ共和国まで南下する予定だった。

ジンバブエを縦断していくか、ボツワナに入国して南下していくかの方法で。

だけど、昨日ビクトリアの滝をザンビア側から見て、「もういいかな」という気持ちになってしまって。

だって同じ滝だしね。

ジンバブエ側から、わざわざもう一度見たいと思う程の熱意はない。

そんな私に、もう1つの選択肢ができた。

ボツワナを通って、ナミビアに行ってから南下するというルート。

当初、2つの理由からナミビアは行かない予定だった。

まず、南下してレソトとエスワティニ(旧スワジランド)に行く予定なので、ナミビアに行くと効率が悪いのだ。

エスワティニ、レソトと通ってからケープタウンでゴールする。

それが、私的にキレイなルート。

ナミビアに行ってしまった場合、次にケープタウンに行く事になる。

そこからレソト、エスワティニと行ってしまったら…ゴールを「超凶悪都市」のヨハネスブルグにするか、ケープタウンまでわざわざ戻るか…。

犯罪発生率の高すぎるヨハネスブルグなんて行きたくないし、かと言ってケープタウンまで戻るのは効率が悪すぎる。

ナミビアに行かない予定だったもう1つの理由は、私が「1人旅」であるという事。

ナミビアの見どころが集中している「ナミブ砂漠」に行くには、仲間を集めてレンタカーをシェアしていく必要があるのだ。

「1人旅」かつ「人見知り」の私には、ハードルが高すぎるミッション。

「ナミブ砂漠」に行けないならば、ナミビアには行く必要もない。

という2つの理由により、ナミビアには行かない予定だった。

だけど、ここリビングストンで出会った日本人青年のワタルさんが、ナミブ砂漠に行く予定だと言う。

それなら、一緒に行けたらいいなという気持ちが芽生えてしまったのだ。(←恋の芽生えではないよ)

ナミビアには、本当は「仲間」さえいれば行きたかったのだ。

それは、現地で割り勘要因として適当に見つけた仲間じゃなくてさ、ちゃんと一緒に行きたいなと思える仲間と。

普段は人と一緒に行動なんてしない私だけれど、ワタルさんの穏やかなテンポは、私にはとても心地が良くて。

私の父親と同年代くらいのヒロシさんと3人+αでさ、ナミビアの絶景を見に行けたら素敵じゃないか。

「この先のルート」について、ワタルさんと相談。

ワタルさんも、ジンバブエでビクトリアの滝を見るつもりはないと言う。

それならば、ボツワナに入国して、国境近くの町から参加できる「チョベ国立公園」でボートサファリを楽しんだあと、ナミビアに向けて移動しようという事になった。

ちなみにヒロシさんはジンバブエ側からもビクトリアの滝を見たいという熱意の持ち主。

一旦、この町でお別れをする事になった。

ヒロシさんも当初の私と同じく、ナミビアには行かずにストレートに南下する予定だった。

そんなヒロシさんをワタルさんと2人で口説き落とし、ナミビアで再会する約束を取り付ける。

後日、やはりナミビアには行かずに南下すると連絡が来たので、ヒロシさんとは合流せず。。

という事で、ワタルさんとロシア人のアンドレィと3人で、明日からナミビアを目指す事となった。

先に入国するボツワナは、かなり「宿代」の高い国。

その為、ほとんどのバックパッカーはテントを持参して、キャンプサイトに宿泊をしている。

私とワタルさんとアンドレィ。

バックパッカーが3人も揃っているのに、誰1人としてテントを持っていないという、珍しい現象が起こっている。

ちなみに、ヒロシさんも持っていないって。

ほとんどの人が持っているのに、持っていない人が一堂に会するなんてね。

というわけで、テントがなくても安く泊まれるところをリサーチ。

リーサーチ&リサーチ。

そして、行き方に関してもリサーチ。

どうやら、途中でヒッチハイクなどの必要もあるらしい。

ヒッチハイクなんて私一人ではできないから、やはり仲間がいるのは大変ありがたい。

リビングストンのマーケット&カズングーラ行きのバス

夕方、明日のボツワナとの国境の町カズングーラ(Kazungula)行きのバスを探しに行く。

バス乗り場の近くにマーケットがあったので、先に立ち寄ってみる。

1本の通りに、たくさんのお土産屋さんが入っている。

良心的な値段だから、お土産が欲しい人には嬉しい場所だ。

ワタルさんが手のひらサイズの民族楽器を、アンドレイがマグネットと置物を購入。

そして、バス乗り場に行って時間と値段を確認。

バスは朝の5時と12時の出発の2便。

値段は85クワチャ(約637円)。

私なら、このまま5時のバスを予約してしまうところ。

ところが、「それならシェアタクシーの方が安い」とワタルさん。

さすがだ。

私とは、旅人レベルがまるで違うのね。

近くに、カズングーラへのタクシーが出ている場所があった。

ここで値段を尋ねると…うん。

肝心なところなのに、値段を控え忘れてしまったよ。

だけど、バスで行くよりも断然安かった。

1人で何でもこなさなければならない1人旅の方が、「成長度」は高いと思っていた。

だけど他の人と行動する事によって見えてくるものも、あるんだ。

いつも1人でいる私にとって、これから数日間の「仲間との旅」は、きっととてもいい経験になる。

ザンビア旅行記・完

 

▼次回は、ザンビア旅行まとめ記事▼
【まとめ】7日間のザンビア旅|費用・ルート・ダイジェスト

【ザンビア旅行】移動情報、泊まった安宿

▼次のお話し▼
【陸路国境越え】ゾウの生息数世界一のチョベ国立公園!(ザンビア→ボツワナ)

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