北海道の冬の有名なイベントと言えば、「さっぽろ雪祭り」!
だけどコロナウィルスの感染拡大を懸念して、今年は開催が中止になっている。
その代わり、「さっぽろホワイトイルミネーション」が、例年より長い期間開催されている。
これならば、雪祭りの様に短期間に人々が押し寄せてくる事もない!
何かの機会に少~し立ち止まって、冬の美しい光をしっぽりと嗜む。
今年はそれでよいね。
もくじ
大通り会場
「札幌~大通り~すすきの」と、札幌駅から真っすぐ南北に延びるメインロードと交差して、東西に延びるのが「大通公園」。
普段は芝生が敷かれている大通公園だけれど、冬は真っ白な雪の絨毯で埋め尽くされている。
そんな大通り公園では、ブロックごとにモニュメントが設置されている。
大通り1丁目会場|約束の「ラブ・ツリー」
「さっぽろテレビ塔」の真ん前に鎮座するのが、この大きなツリー!
会場テーマは「LOVE」♡
クリスマスシーズンが終わっても飾ってくれて嬉しい。
大通り2丁目会場|クリスマスオブジェ『Gift of Snow』
こちらの会場には、クリスマスオブジェが設置されていたんだって。
クリスマスシーズンが終わった今、撤去されてしまったみたいだ。
今回は、医療従事者に対する感謝や差別・偏見防止の啓発を目的として、ブルーを基調としたイルミネーション。
大通り3丁目会場|花咲く「ブルーミング・ファウンテン」
中央のオブジェは、ライラックの花。
花と季節の移ろいを、光と音で演出している。
この会場が、一番華やかな感じがする!
大通り4丁目会場|輝きの「ジュエリー・パレス」
ダイアモンドをモチーフとした光の宮殿「ジュエリー・パレス」!
こちらが一番、煌びやかな感じがする。
中央には、光の噴水。
ダイヤモンドからは、刻々とデザインの変わる光の照射の演出が。
この会場が、一番賑わっていた感じ。
先程の大通り3丁目会場と合わせて「2大メイン会場」と言ったところだろうか。
大通り5丁目会場|微笑みの「トゥインクル・ガーデン」
ゴールドに輝くシンボルツリー。
ここから、先程までの華やかさ、煌びやかさが減っていき、素朴なイルミネーションになっていく。
見ている人の人数も、極端に減っていくので、静かに嗜むことができる。
こういう素朴な雰囲気も素敵。
大通り6丁目会場|煌めきの「フォレストサークル」
ここは、「光の迷路」!
大通り会場の終点に、そんなものがあるとは…!
大人目線だと、至極簡単なんだけど。
子供の目線の低さだと、やはり「迷路」らしく、迷いまくっている女の子がいた。(かわいい♡)
中央のツリーを目指して進む。
おわり。
札幌市北3条広場「アカプラ」会場
大通り公園と札幌駅の間にあるのが、こちらの「アカプラ」会場。
北海道庁の旧本庁舎(赤れんが庁舎)に向かっているイチョウ並木のイルミネーション。
このイチョウ並木は、北海道に現存するなかで最古の街路樹なんだって!
ちなみに、秋もアカプラの紅葉がとてもキレイ。
(写真はベストシーズンではないけど…。)
冬のイルミネーションでは、LEDライトが3色に変化するので、見ていて飽きない素敵な演出。
イチョウ並木と北海道庁の赤レンガの調和が美しいので、大通り会場と併せて訪問すべし!
駅前通会場
札幌駅前からすすきのまでの中央分離帯の立木にも、LEDライトがずらり。
札幌の冬のメインストリート!
(冬じゃなくてもメインだと思うけど。)
その他の会場
その他、南1条西1丁目~3丁目間の街路樹にLEDライトが装飾されている「南一条通会場」や、札幌駅前に彩られている「札幌駅南口駅前広場会場」がある。
「会場」といいつつ、わざわざ見に行くという感じよりは、先程の「駅前通り会場」の様に通りがかりに見る感じだろうか。
(写真を撮ったら追記します)
さっぽろテレビ塔から眺めるイルミネーション
「さっぽろテレビ塔」の西側から、「大通会場」のイルミネーションをずらりと上から眺める事ができる。
なんと2021年1月16日から、期限未定で「臨時休業」となってしまったので、「展望台」には登ることができない。
3階はオープンしていて無料だし、人も全くいないので穴場。
この真っ白い世界が、夜になると光の世界へと変わるのだ。
来年の冬は、コロナが終息して展望台から見られますように。
まとめ|【2020年】さっぽろホワイトイルミネーション
銀座や六本木の様な煌びやかさには負けるかもしれないけれど、雪景色の中のささやかなイルミネーションは雪国ならでは。
今年は観光客もほぼいないし(たぶん)、「札幌市民が何かのついでに立ち寄る」といった程度の人手なので、密を避けつつ冬のイベントを楽しむには丁度いい感じ。
冬の北海道にお越しの際は、ぜひお立ち寄りを…☆