青年よ、大志を抱け!
との名言でお馴染みのクラーク博士。
彼の銅像が「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に置かれている。
札幌農学校(現・北海道大学)の初代教頭として招かれたクラーク博士。
去り際、馬にまたがり放った言葉が「青年よ、大志を抱け」。
原文はBoys, be ambitious.
カッコよく意訳しているものかと思っていたけれど、割とそのままでビックリ。
羊ヶ丘展望台へ入場
入場料は、大人530円。
車の場合はゲートを通過するときに、バスの場合は降車後に支払うシステム。
徒歩の場合は!?
…と思うのだけど、そんな人はあまりいないのかも。
ゲートを通過しても、しばらく展望台には到着しないのだから。
さすが北海道。
敷地の使い方が贅沢だ。
さっぽろ羊ヶ丘展望台とクラーク博士
駐車場に到着すると、真っ先に目に飛び込んでくるのが、羊ヶ丘展望台のメインとも言えるクラーク博士像。
青年よ、大志を抱け!
…と言っているかのようなポーズを決めている。
実際は、馬にまたがり去り際にという事だけど。。
クラーク博士像、以前は北海道大学にのみ置かれていたらしいのだけれど、北海道大学のポプラ並木とクラーク博士を目当てに観光客が増加して「環境公害現象」が生じてしまったらしい。
このままでは学業に影響が!
という事で、観光バスの北海道大学構内への乗り入れを禁止。
だけど、札幌のシンボルであるクラーク博士像は残したい!
北海道開拓の原点とも言える、フロンティアスピリットを全国に広めたい!
との思いから、この「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にクラーク博士像を設置するに至ったのだ。
そんな過程があったのね。
観光バスが大学に来ることがまず驚きだけど。
だけど、北海道大学は大学でありながら、近隣住民が散歩に出掛けたり、主婦がランチやティータイムを楽しんだりする様な、学生以外にも親しまれている憩いの場所なのだ。
札幌の大地を背に堂々と立つお姿、とてもご立派です、博士!
眺めも素晴らしく、展望台としての役割ももちろん果たしている。
「羊ヶ丘展望台」という名の通り、羊も飼育されている。
7月のステキなイベント|ラベンダー無料摘み取り体験!
羊ヶ丘展望台では、季節ごとに色々なイベントをやっていて、私が行った7月は「ラベンダー摘み取り体験」というものをやっていた。
しかも無料!
一応1人50本程度という目安はあるものの、摘み取り放題。
ラベンダーを摘む前に、ラベンダーソフト。
暑すぎて、ラベンダーが見えるテラスに行く数十秒の間に溶けてドロドロに。。
一緒にシカまんも。
広い敷地の向こう側に、紫の絨毯を見つける。
畑の規模自体は小さいものの、綺麗なラベンダーが咲き誇っている。
これが摘み放題とは!
ラベンダーを摘む事によって、まじまじと間近で見る事になる。
ラベンダーって、こういう花の形をしてたのか~なんて、改めて認識するいい機会になった。
これは、そのまま花瓶に生けるのではなくて、干して乾燥させて使うんだって!
クラークチャペル
さっぽろ羊ヶ丘展望台には、チャペルなんかもある。
北海道の大自然の中で挙式を!
との思いで建てられたのもなのだとか。
さっぽろ雪まつり資料館
チャペルの隣には、さっぽろ雪まつり資料館。
第一回は、1950年。
今では全国的にも有名なお祭りだけれど、最初はわずか6基の雪像からスタート。
それが、こんなに大規模なイベントになろうとは。
2021年は、オンライン開催。
2020~2021年は、さっぽろ雪祭りにとっても歴史に残る出来事。
さっぽろ羊ヶ丘展望台。
次は冬景色を見に行くか、もしくは何か面白いイベントがあるときに行こうかな。