ー世界はきっと、美しいー
ケニア -Kenya-

凶悪都市ナイロビ?を女1人で歩いてみる&日本食レストラン「てりやきジャパン」

【アフリカ大陸縦断記】2020/01/12

ナイロビ(ケニア)-Nairobi-

「凶悪都市」と言われているナイロビ。

アフリカの東側を、エジプトから南アフリカ共和国まで縦断しようと思った時に、危険な都市は恐らく3ヵ所。

  • ケニアのナイロビ
  • タンザニアのダルエスサラーム
  • 南アフリカ共和国のヨハネスブルク

ナイロビは、「昼間でもひとりで行動せずに、複数で行動する事。少しの移動でも、タクシー移動をする事。」と言われている。

ダルエスサラームは、逆に「決してタクシーに乗ってはいけない」と言われている。

なぜなら、タクシーに乗ればほぼ100%の確率でタクシー強盗に遭うから。

タクシー強盗とは、「乗ったタクシーがそのまま辺鄙な所に行ってしまい、タクシー運転手や合流した仲間たちによって強盗されてしまう」とうもの。

ヨハネスブルクは、一人で1歩でも外にでれば、150%くらいの確率で強盗に遭うとか遭わないとか…。(←どっちだ!)

ビビりの私は、ダルエスサラームもヨハネスブルクも行く予定はない。

つまり、ここナイロビが、私のアフリカ旅の中で最も危険な都市なのだ。

だけどね、昨日からの旅路で会ったケニア人…みんないい人ばかりだったんだよね。

本当に凶悪都市なのか、はなはだ疑問なのだけど。

▼前回のお話し▼
【陸路国境越え】エチオピアからケニアへ|モヤレ国境を越えて、深夜のナイロビへ

凶悪都市ナイロビ?を女1人で歩いてみる

ケニアの通貨を数百円分しか持っていないので、まずはお金を下ろしにATMへ行く。

ケニアの首都ナイロビ、わりと都会的な都市だ。

だけど、小さなショップも鉄格子で守られていて、物やお金のやりとりは鉄格子越しに行う。

町中のショーウィンドウなんかも、鉄格子に守られている。

強盗が出る可能性のある都市である事は、間違いないみたい。

写真を撮っていたら、近くにいた警察官に注意をされてしまった。

町の写真もダメなんだな…気を付けよう。

そういえば、昨日ナイロビについて書かれているブログを何件か読んだのだけど。

空路でケニアに入って1日目。

何気なく写真を撮っていたら、警察官に咎められて警察署まで連行されてしまったという人がいた。

私は、注意だけで済んで幸いだ。

ヒルトンホテルの近くのATMで、ケニアの通貨(シリング)を入手。

ここには、米ドルを入手できるATMもあるみたいだから、後日また訪れる事になると思う。

とりあえず、今日は下見。

ナイロビの日本食レストラン|てりやきジャパン

昼食は、ヒルトンホテルの近くの日本食レストラン「てりやきジャパン(Teriyaki Japan)」で。

「丸亀製麺」の会社が出しているお店らしい。

働いている人は全員、ケニア人だけれど。

11月に日本を出て以来、初めての「日本食」。

店内は、居酒屋風の内装。

なんか落ち着くなー。

メニューは色々あったけれど、無難に「照り焼きチキン」を注文。

ライスとドリンクも頼んで1,000シリング(約1,000円)。

それにしても、日本食に「マンゴージュース」を合わせるという、私の日本人としてのセンスのなさったら…。

もちろん日本食と一緒にマンゴージュースなんて、飲めるわけもなく…持って帰って宿で飲んだのだけど。

持ち帰れるタイプのカップで良かったよ。

宿でのんびりしていたら、いつの間にか夕方になっていた。

今から食事に出てしまったら、帰る頃には暗くなってしまう。

昼間は危ない気配のしなかったナイロビだけれど、さすがに夜は用心したい。

という事で、近くの売店にクッキーだけ買いに出る。

クッキーを買った帰りに、路上でとうもろこしを美味しそうに焼いている人がいた。

これも、買って帰ろうか。

宿でとうもろこしを一口かじってみて、びっくり!

こんなに美味しくないとうもろこしを食べたのは、生まれて初めてだよ。

もうすぐポップコーンになる直前か!?と思うくらい、固くて食べにくいとうもろこし。

焼き方の問題なのか…もしくは品種が日本のものとはまるで違うのか。

見た目は美味しそうなのに。

ナイロビを、女1人で歩いてみて感じた事

今日、昼間のナイロビを女一人で歩いてみて。

特に、「危険」を肌で感じる事はなかったな。

町の人の警戒具合を見るに、確かに犯罪は起こりえる都市なのだろうけれど。

ケニア人が凶暴な人間性であるとか、犯罪者がウジャウジャいるとか…そういう事ではなさそう。

むしろ、ケニア人は優しくて穏やかな人が多い。

町でも、「ハロー」と穏やかに挨拶してくれる人はいれど、しつこく付き纏ってきたり、強い口調で話しかけてくる人なんていなかった。

とても歩きやすい町だったけどな。

現地の女性だって一人で歩いているし、私から見ればあり得ない程ルーズな鞄の持ち方をしている。

念のため、いつも以上に注意深くは歩いていたんだけどね。

鞄は、小さいミニ鞄のみ。

鞄の上から上着を来て、鞄は外にむき出しにしない。

ミラーレスも部屋でお留守番。

写真を撮るときは、コンパクトカメラをささっと出して、ささっとしまう。

地図を見る為にスマートフォンを出すときは、後ろから奪われない様に壁を背にして立ち、さっと出してすぐにしまう。

なるべく立ち止まらず、足早に歩く。

そこまで必要だったかはわからないけれど…念の為。

まだ1日目だから、断言はできないけれど。

言われているほど「凶悪」でもないんじゃないかと思う。

▼次回のお話し▼
アフリカ大陸最大規模のスラム街|ナイロビの「キベラスラム」で過ごした日

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