マウイ島 -Island of Maui-
本日は、この旅で唯一の「海で遊ぶ日」。
そして、唯一の「ツアー参加の日」。
ハワイと言えば海で遊びまくるイメージだったのだけど。
(パラオやサイパンに行った時は毎日海に入ってたんだけどな~)
今回は陸を満喫する旅程なので、海を堪能するのは本日のみ。
日中は、ハレアカラと並んで定番の「モロキニ島シュノーケル」。
そして夜は、マイナーツアーの「ナイトシュノーケル」。
値段や行程は、オプショナルツアー予約サイト「ベルトラ」をご参照ください。
他にも色々なツアーがあるので、旅計画の参考にもなり一見の価値ありです。
マウイの定番!モロキニ島シュノーケル
モロキニ島は、三日月型の火山島。
火口のクレーターの半分が海面に突き出ていて、三日月型の島になっている。
島への上陸は禁止されていて、この「火口の中でシュノーケルができる!」という点が人気となっている。
朝8:00の出航に間に合うように送迎車が来てくれる。
今回はツアー参加の為、普段は見かけない「日本人」が私たちを含め3組。
港で出迎えてくれたのも、こんがりとハワイ色に日焼けした日本人のお姉さん。
港は、何もないのどかなところ。
思っていたより大きい船。
パラオみたいに、風をもろに受けるスピードボートで移動するのかと思ってた。
私たちの他にも、たくさんの欧米人が参加。
船内では、朝食ビュッフェが振舞われる。
ドリンクも、バーカウンターでいつでも提供してくれる。
混雑している中、なんとか立食テーブルを確保!
4日目にして初めてのハワイの海上。
2階のデッキにも上がれる。
1時間30分ほどで、モロキニ島に到着。
気づいたら湾の中に着いていたから、三日月の全容を見逃したのだけど。
1時間ほど海で自由時間。
トロピカルなイメージのハワイだけどね、今は「冬」だから、何気に寒い。
海に浸かっている時は平気なんだけど、上がった瞬間に身体に付いている水が冷えて凄く寒い。
北国出身の私はまだ平気だけど、P氏はテンションが下がっている。
私より先に船に戻っていったよ。
そして、さようならモロキニ島。
帰りに少しだけ見えた、その島の形。
船は凄く揺れるから、船酔いで気分が悪くなる人が続出。
引率のお姉さんが、リストバンドを貸してくれた。
これは、真ん中の白い球が手首のツボを刺激して、船酔いを和らげるのだとか。
そして、船酔いには生姜が効くとの事で、生姜ジュースも用意されている。
P氏も、海の寒さと船酔いのダルさで、ますますテンションが下がっている。
次のシュノーケルスポットまでの道中、船内でランチタイム。
そして、着いたところは素敵なリゾートホテルの近く。
ここでも1時間ほどの自由時間。
ここはウミガメスポットとの事。
お姉さんがボードの上に乗りながら探してくれるから、お姉さんに注目。
「あっちにいるよ!」
と言われ、急いで「あっち」へ泳いでいく。
すると、お休みタイム中のウミガメを発見。
全く動かないウミガメに飽きたのと寒いのとで、P氏はまたもや早々に船へ戻る。
私は、もう少し海を散策。
すると、またお姉さんが「あっちにいるよ!」と指さすので、「あっち」を目指す。
すると、目の前を悠々と横切るウミガメに遭遇!
突然すぎて呆気にとられたけれど、すぐに追いかける。
少しの間だったけれど、ウミガメと一緒に泳ぐ事ができた。
人生初・ウミガメと泳ぐ!
貴重な体験に満足したので、船へ戻る。
お姉さんは、この時間に4匹のウミガメを発見したとの事。
やっぱりプロは違うなー。
「カアナパリ・ビーチ・ホテル」のプールサイドでのんびり過ごす
ホテルへ戻る。
次のナイトシュノーケルまでは時間がたっぷり空いているので、プールサイドでのんびり過ごす。
びしょ濡れのタオルとラッシュガードを乾かしながら、P氏は爆睡。
私は、プールに半身浸かりながら読書。
こういう、ただただのんびり過ごすというのもたまにはいいね。
普段は予定ぎっしりで精力的に観光する事が多いから。
海とは違って、陸は暖かい。
冷えた身体は、マウイの日差しを受けてすぐに暖まる。
カアナパリビーチホテルのプールサイドには、ティキバーとティキグリル。
ティキのカップに入ったお酒を頂く。
このカップはお土産に持って帰ってもいいんだって!
中身には興味がなくて、カップ目当てで買ったのだけど…空港にも同じカップが売っていたから、ここで買わなくてもよかったかも。笑
赤い鳥がいるよ~♪と欧米人の子どもに話しかけたら、予想以上に大はしゃぎしてくれた。
夜のマウイの海|ナイトシュノーケル
そして夕方。
お待ちかね、ナイトシュノーケルの時間。
P氏は、昼のシュノーケルが寒すぎて相当嫌だったらしく、キャンセルしたがっていたけれど。
だけどもったいないし、私は楽しみにしていたからと強行。(ゴメンネ!)
このツアーを予約したのは、パラオでのナイトカヤックがとても良かったから。
同じ海なのに、昼とは全く違う顔を見せてくれる夜の海。
昼ののんびりとしたリゾート気分とは打って変わって、静けさの中に佇む異国感。
それが堪らなく好き。
今回のツアーは、私たち2人だけ。
お客さん0人の日も少なくないとの事。
送迎&ガイドのジェフさんも、これはアルバイトなのだと言う。
そんな、人気のないツアー。笑
そうそう、ハワイってのんびりリゾート地なイメージだけれど。
現地人の多くはダブルワークなのだとか。
ハワイの労働環境は、意外にも厳しいのだ。
ジェフさんは、本業はギャラリーの経営。
町を歩いていると、素敵な絵画を置いているギャラリーをちらほら見かける。
連れてきてもらった夕暮れ時の海が、とても綺麗。
全身をウェットスーツに包む。
ダイバーが着る様な、しっかりと覆われているもの。
これなら、寒くないんじゃない?
そしてブーツとマスクを装着して、海に潜る。
時期的な理由で、海はとても浅い。
だから立ち上がれば、すぐに海上に顔を出すことができる。
そんな、すぐ下の海の中の散策。
だけど潜っていると、すぐ上が海上とは感じられない、神秘的な夜の海の世界。
ジェフさんが、色々な生物を見つけてくれる。
だけど何といっても、たくさんのウミガメに出会えた事が良かった。
何匹逢ったかな…4匹くらいかな。
お休み中のウミガメも、泳いでいるウミガメもいた。
昼間は色々な所で過ごしているウミガメたちも、夜は浅瀬で休むのだとか。
この時期に耳を澄ませれば、鯨の鳴き声が聞こえてくることもあるらしい。
あいにく私たちは聞けなかったけど。
そんな、海の探検。
全く乗り気ではなくキャンセルしたがっていたP氏も、大満足の様子。
ウェットスーツのおかげで寒くなかったしね!
ウェットスーツを脱いで、ホースでお湯を浴びる。
気持ちいいけれど…浴び終わったあとが寒い。
帰りに「ホテルで食べてね」と、お弁当を渡される。
夕食用にお弁当付きのツアーだったのを忘れてたよ。
さて、明日は最終日。
一番楽しみにしていたラナイ島!