2014/10/14
屋久島上陸から6日目。
本当は昨日帰る予定が、台風の影響で飛行機・船ともに全便欠航で帰れず。
本日最終便にて帰郷予定。
偶然部屋から朝日を拝む事が出来た。
今日はいい日になりそうだ。
雲も綺麗。
時間があるので念願の「白谷雲水峡」へ。
大好きな映画「もののけ姫」のシシ神の森のモデルともなった苔むす森。
苔むすもりのさらに奥、「太鼓岩」まで目指すと、往復6時間の道のり。
登山道までは車で。
途中の眺望が海まで望めて壮大。
登山の始まりは「白谷広場」。
そしていきなり階段。
階段を登りきると、「いこいの大岩」。
トレッキング開始からいきなり見どころが。
この岩を登って行くのが面白い。
大岩を抜けると、自然が広がる。
「白谷広場」から15分で「さつき吊り橋」が現れる。
この橋を渡ると、1時間ほどで簡単に苔むす森まで行ける。
島津藩が、年貢の杉を納めるために整備した道へ続く。
私たちはこちらへは行かず、約2時間の原生林の生い茂るコースへ。
普段からこうなのか、台風の影響なのか、とても登山道とはいえない道。
いつ迷子になっても不思議ではない、完全なる山道だ。
最初に現れるのは、「二代大杉」。
一代目の切り株の上に成長した大きな屋久杉。
すでに苔むしていると思う。
目的地の「苔むす森」はもっと凄いのか。
杉の根っこ道が芸術的。
踏みつけてごめんね。。
見事な三本足の「三本足杉」。
「三本足杉」の傍の木のベンチで一休み。
自然と調和した素敵なベンチ。
名前はわからないけど、空高くそびえ立つ細長い木。
切り株の上に新たに芽吹く生命。
形が奇妙な「三本槍杉」。
斜めになった太い幹に三本の屋久杉が立っている。
沢の小道をゆきます。
白谷雲水峡最大の「奉行杉」。樹齢は不明。
凄い。どんなバランス感覚なのか。
やっぱり既に苔むしている。
もののけの森はもうすぐなのか。
清流のほとりで一休み。
本当に静か!
実はここまで誰にも会ってない。
「二代くぐり杉」。
ここを過ぎれば「白谷小屋」までもうすぐ。
「白谷小屋」に到着したら、
ここから20分で、ようやく「苔むす森」。
到着!!!
ここがシシ神の森か~!
あたり一面…苔苔苔。
「苔むす森」には明確な終点はない。
しばらく続く。
苔の世界を楽しみながら、終点の「太鼓岩」を目指す。
円盤の上に杉が立ってる不思議な光景。
「辻峠」を過ぎると、いきなり険しい山道。
息を切らして歩いていると、ようやく会えた!キュートな「ヤクシカ」♡
そして見えてきた!「太鼓岩」到着
360°森しかない。
激しい山道の末ともあって、感動で目が潤む。
どうして森の中にこの様な突き出た岩が。
「もののけ姫」で夜にモロとアシタカが話していたところに似ている。
ここまで頑張って登ってきてよかった。
お弁当を食べて、しばらく壮大な景色に見入る
帰りは、行きに選ばなかった吊り橋の向こう側、「楠川歩道」を選び帰る。
その前に、再び苔の世界へ。
「白谷小屋」の近く。
杉の足の間を川が流れている。
苔の石の間を通って流れ落ちる川。
行きと違ってあっけなく戻ってきた「さつき吊り橋」。
影に向かって万歳!
清流を望みながら、帰路へ。
楽しかった屋久島旅!これにて終了。
そして空港へ。
そう、行きは高速船トッピ―だったが、帰りは急きょ飛行機に変更。
船を待ってるとなかなか帰れそうにないので。
(まだ波が荒くて就航未定…)
屋久島空港は、すごく小さかった。保安検査場を過ぎると、そこはバスの待合室の様。
可愛いパイナップルが生えてた。
JALも小さなプロペラ機。2席×2席の機内。
機内より。さようなら、屋久島。
夕暮れの雲海。
鹿児島空港まで30分!近い!
次回は往復飛行機にしよう。