ー世界はきっと、美しいー
屋久島

往復10時間の長旅|樹齢〇千年の縄文杉をめざして ~台風接近中~

2014/10/10

朝3時起床。

本日は「縄文杉」を目指して、往復10時間、22キロの道のり。

大型の台風19号が接近中だけど、なんとか1つ目の目的は果たす事ができそう。

◆ルート◆

荒川登山口
↓(45分)
小杉谷集落跡
↓(40分)
三代杉
↓(45分)
仁王杉
↓(50分)
ウィルソン株
↓(50分)
大王杉
↓(55分)
縄文杉

荒川登山口(スタート!)

縄文杉の登山道入口までは車で行けないので、駐車場からはバスで向かう。

まだ暗い中、バスにゆられながら「荒川登山口」へ。

登山口で朝食のお弁当を食べて、体操をしたら出発!

雨が降ってきたけど気にしない。

真っ暗な登山道を、沢の音を聞きながら進む。
写真は暗くて撮れないので帰りに後回し。

だらだらと続くトロッコ道をひたすら歩く。

45分程行くと、「小杉谷集落跡」

ここには小学校があったみたいで、パネルの写真から歴史を感じる。
買い物はトロッコに乗って麓の町まで行っていたなんて、素敵。

集落跡で休憩して、まだまだトロッコ道。
木の板の上を歩くからか、かなり足の裏が痛い。

 

親子3代続いた命「三代杉」と、ぐるぐるお腹の「仁王杉」

「小杉谷集落跡」から40分で「三代杉」。

1代目が樹齢1000年で倒れ、その上に発芽した2代目がまた樹齢1000年で伐採され、その上に芽吹いた3代目がこれ。

立派な足だ。

「三代杉」から45分で「仁王杉」。
お腹に別の杉が巻きついている。

 

キュートなハートの「ウィルソン株」

「仁王杉」から50分で「ウィルソン株」。
中に人が沢山入れる程の大きな切り株。


切り株の中に入って上を見上げると、、、
なんと天井がハート型♡

日の光がいい感じに入ってきて、とっても綺麗。

入って右端のところでしゃがんで見上げると、綺麗に見える。

一休みしてしばらく行くと、
「メデューサの頭」みたいな杉が。
枝がこんな風になるなんて凄い。

 

樹齢3000年の 「大王杉」

「ウィルソン株」から50分で「大王杉」。
推定樹齢3000年。

「縄文杉」が発見される前は、屋久島で最大とされていた杉。

「縄文杉」まであと55分。

途中に立っていたのが「夫婦杉」

2本の杉が手をつないでいる様に枝で結ばれている。
仲良しだなぁ。

そして、「子宝に恵まれる杉」。
おへその下に妊婦さんのお腹。
触ると子宝に恵まれるという逸話があるみたい。

「マグロの頭」みたいな杉発見!

 

到着!樹齢〇千年の「縄文杉」 

そして、ようやく「縄文杉」に到着!

大きい!!

樹齢は2000年から7200年まで諸説あるので謎。

木の幹のコブにも年季を感じる。

「縄文杉」にうっとりした後は、10分先の「高塚小屋」でお昼タイム。
2階建ての無人の小屋で、自由に宿泊も可能。

雨風をしのぐ為の「超簡易小屋」なので泊まる場合は寝袋など必須!

雨脚も強くなって来たので、急いで下山。
往路に登山道だったところが川になっていたりしてびっくり。

橋も滑って落ちないか不安。。。

帰り路で見つけた倒木。
杉は倒れて腐ると、レンコンの様に穴が開くんだって。

川も増水して凄い音が。

手すりの無い橋を渡るときは、恐怖しか感じない。
写真を撮る余裕なんてない。

「もののけ姫」のシシ神の森の様な神秘的な苔の風景も。

霞の奥からシシ神様が現れそうな、そんな雰囲気。

10時間22キロの道のり終了。

明日は「もののけ姫」の舞台「白谷雲水峡」に行く予定だったけど、川が増水して行けなさそうで残念。

トッピ―(本土からの船)も本日から運行中止になって、島が引きこもりの準備に入っていく。

屋久島に閉じ込められた!

引きこもりに備えてスーパーで買い物。
既にカップ麺など、保存食が超品薄の状態。
さすが、台風慣れしている屋久島住民。行動が早い。

宿に帰ると、楽しみにしていた屋久島名物「トビウオ」が待っていた!

さて、明日は何して過ごそうか。。。

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