ー世界はきっと、美しいー
旅のはなし(雑記)

元貧乏バックパッカーの結婚|旅先のパートナーが夫婦になった話

突然ですが、先日2022年2月2日に結婚いたしました。

相手は、旅先で出会った元バックパッカー、ワタルさんです。

婚姻届け提出日から遡る事2年前。

2020年2月2日、私たちはザンビアのリビングストンという町で出会いました。

リビングストンから南アフリカ共和国まで、ロシア人のアンドレイと3人旅をした後、2人でレソトへ。

そこからインドのホーリー祭に参加して帰国の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響でインドに入国できなくなり、急きょネパールに行先を変更。

ネパールがロックダウンし、6ヵ月間の帰国難民生活を送り、2020年9月に帰国しました。

出会った頃は、男女の仲になる事など想像もしていませんでした。

少なくとも、アフリカの時点ではお互いに全く異性としての意識はなく、純粋な旅のパートナーでした。

ネパールでの滞在中、単なる旅のパートナー以上に親密にはなったけれど、恋人とは言い切れない、よく分からない関係でした。

所謂、一線は越えていません。(←何を言うのか!)

連絡無精で、旅中も「3年前に来てた連絡を今返した」などと宣うワタルさんとの関係も、帰国したら終わると思っていました。

アフリカで出会ってから8ヵ月間、出会った瞬間から寝食を共にし、ほぼ毎日一緒にいた私たち。

帰国後、離れて暮らしてみると、それはとても不自然な事の様に感じられました。

一時的に札幌に滞在していた私が、「札幌、意外と暮らしやすくて居心地がいい!」と、ちょっとした感想を伝えた事がきっかけとなり、北海道で一緒に暮らす事になりました。

そして共同生活から1年もたたずにプロポーズをして頂き、出会ってから2年で結婚。

以前のパートナーとは7年半、その前は5年半の交際をしていた私の人生から考えれば、かなりのスピード婚です。

しかし、短い期間ながらも、とても濃い時間を過ごした私たち。

アフリカという、決してお気楽ではない土地を旅し、新型コロナウィルスの発生を海外で体験し、その後滞在先のネパールでロックダウンを経験し、日本で生活の基盤を一から作り上げるという作業もして。

どの段階でも大きな揉め事もなく、日々を穏やかに過ごす事ができました。

人生のパートナーに相応しいかを検討するには、十分すぎる判断材料かと思います。

今後、人生に何らかの逆境が訪れても、2人で乗り越えてゆけると信じています。

…という話をストーリー仕立てで綴った所、1万3千文字にも及ぶ超大作になってしまい、しかも旅中に元恋人と破局した話なんかも赤裸々に語ってしまって痛々しい事この上ないので、この様なシンプルな報告とさせて頂きます。(←これでもシンプルなのか!?)

実は先ほど、その【前編】部分を1時間ほど公開していたので、読んだ方がいらっしゃったりして。。

ブログで「同行者」と濁して書くのも何だかな~と思ったりしていたので、私的な事ですが報告させて頂きました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

POSTED COMMENT

  1. NK より:

    幻の超大作を見逃したことは、自分としては今年一番の痛恨かもしれませんが、まずは本当におめでとうございます!

    違ってるかもですけど、以前のボルダリングの写真あたりで、他に撮影者がいるのかなとも感じてましたが、あまり確証もなく、突っ込むのも失礼かと思ってました。

    これで、ブログ上の制約が一つ消えたことで、また筆の進みも滑らかになるかと思いますので、これからの記事も一層楽しみにさせていただきます!

    • tabi-kurage より:

      NKさま

      ありがとうございます!

      幻の超大作…笑
      削除はしていないので、ほとぼりが冷めた頃(10年後くらい?)にしれっと公開するかもしれません。笑

      ボルダリングの写真を撮ったのは、ワタルさんでした。
      良く覚えていらっしゃる…!

      ブログ上では、アフリカの時の様に旅のパートナーとして登場させたいと思います。
      今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 土日 より:

    祝:ご結婚。
    お二人ともバックパッカーで、まだお若い。
    今後はご夫婦での面白活動を読ませてください。

    • tabi-kurage より:

      土日さま

      ありがとうございます!

      実はそんなに若くないのですが…(世間の平均的には晩婚でした)
      2人旅の時も、元バックパッカーらしい一面を出せたらいいなと思います。

      今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

  3. sakae より:

    おめでとうございます。
    ずーと、そうじゃないかと思ってました。
    ブログで出てくるワタルさんの人柄がとても素敵だなと思っていて結ばれればいいなと思ってました。(笑)

    • tabi-kurage より:

      sakaeさま

      ありがとうございます!

      えー!まさか予感されてたとは!笑
      ワタルさんの事もお褒め頂き嬉しいです。

      ワタルさんはこのブログを読んでいないので、また好き勝手に登場させようと思いますので、
      今後とも、お見守り頂ければ嬉しいです。

  4. NK より:

    ボルダリングの写真は、明らかに自撮りではないですし、ちせ様が、ボルダリングやってるところの写真を撮ってくださいと、その場にいた通りすがりの人にいきなり頼んでる姿も想像できなかったので、謎の同行者がいるんだろうなと思って印象に残ってました。
    (お会いしたこともないのに、失礼な表現で申し訳ないです。)

    • tabi-kurage より:

      NKさま

      確かに、通りすがりの人にいきなり写真を頼む性格ではないですね。笑
      よく分かっていらっしゃる!

      山は基本ひとりで行きますし、「ひとり旅」と強調している旅はひとりですが(しまなみ海道とか)、
      それ以外はワタルさんが同行しているパターンが多かったです。実は。。

  5. Masa より:

    ご結婚おめでとうございます^ ^
    とても良きパートナーに出会えて嬉しいです。
    旅のパートナーとして支え合える関係はとても素敵だと思います(個人的に)

    心から祝福しています。

    • tabi-kurage より:

      Masaさま

      ありがとうございます。
      人生は、小さなきっかけで予想外の方向に進む事もあるものですね。

      旅も人生も楽しんで生きていけたらなと思います。(お互いにね!)

      祝福のご連絡、ありがとうございました。

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