2014/3/16
パラオは、ただのんびり過ごすだけでは正直退屈。
積極的に海へ出てこそ、魅力を実感できる国。
という事で、「スペシャルロックアイランドツアー」に参加!
パラオツアーの超定番。
パラオのハイライト3か所を1日で巡る事ができる。
パラオは初めての訪問なので、もちろん参加。
- 天然泥パックが魅力の「ミルキーウェイ」
- 約600万匹のクラゲが暮らす湖「ジェリーフィッシュレイク」
- 干潮時のみ出現する「ロングビーチ」
- その日のオススメポイントでシュノーケリング(おまけ)
…と、その前にホテルで朝食。
部屋のバルコニーで食べようと外に出ると、景色がキレイ!
これは、「パラオ松島」と呼ばれている場所。
「グリーンベイホテル」のバルコニーからこんなに綺麗に見えるとは。
こんな景色を見ながら毎朝朝食を食べられるなんて。
聞いたことのない鳥の声、広がる密林、なんて静かで優雅な朝なんだろう。
もくじ
出発!パラオの海をのんびりと満喫
準備が整ったら、出発。
ホテルから、送迎バスで「パラオロイヤルリゾートホテル」内の港へ。
ここから、様々な行き先のツアーが出ている。
「スペシャルロックアイランドツアー」は流石人気ツアー、ボート2台で出発。
ボート内では、ドリンクが飲み放題なのが嬉しい。
しかもフレッシュで美味しい♡
お勧めは、マンゴージュースとアップルジュース。
石灰岩でできた島々を眺めながら、最初の目的地に向かう。
初めてのパラオ、海も空も島も新鮮!
出港したばかりなのに感動が止まらない!
天然泥パックが魅力の「ミルキーウェイ」
エリアに入ったとたん、海の色がクリーミーに!
ここは、石灰岩が堆積して出来た泥が大量に沈んでいる湖。
お兄さん達が、潜ってバケツに汲んできてくれる。
素潜りすごい~!
そして、この「ミルキーウェイ」の醍醐味、全身泥パック!
全身はもちろん、顔面、髪の毛まで船員全員泥だらけ。
ミネラルたっぷりで、美容によさそう。
そして最後に海にダイブ!!
泥を落としてすっきり♡
これなら泥も減らないし自然に優しいな。
コンタクトの人は要注意!目に入ると超イタイ。
ちなみに泥を持ち帰るのはNG。
(欲しい場合はショップで購入!)
約600万匹のクラゲが暮らす湖「ジェリーフィッシュレイク」
次に目指すは「ジェリーフィッシュレイク」。
約600万匹のクラゲが暮らす湖。
噂では、「かわい~♪」ってなる人と「うわっ、気持悪っ!!」ってなる人に分かれるのだとか。
私はどっちだろう。
一時期、長期にわたりクラゲが湖から姿を消していましたが、ようやく戻ってきてくれた様です。
2018年11月にツアーが再開されました。
到着!!
…と思ったら、何故かこんな山道を。
いきなり傾斜のキツイ階段を登ったりと、軽いトレッキング。
ビーチサンダルと水着で歩く場所じゃない….!
かなり場違いな身なりで、クラゲが暮らす湖を目指す。
そして、ようやく湖に到着。
それでもすぐにいるわけではなく、湖の中心に向かうにつれ徐々に数が増えていく。
クラゲたちが密集するエリアまで、仰向けで泳いで向かう。
なぜ仰向けかって…
「突然たくさん目の前に現れた方が感動するでしょう」
というガイドさんの粋な提案!
…そしてそして!
…ついにご対面!
凄い!
「可愛い~♪」でも「うわっ、気持ち悪っ!!」でもなく、「神秘的」。
海面に顔をつけているので、音もない「無の世界」。
下へ上へ、右へ左へ。ふわふわ漂うくらげ。
海面から注ぐ光に照らされて、美しく輝いている。
外敵がいない湖で、足が退化した為ほとんど毒を持たない珍しいくらげ。
触っても平気。
クラゲたちとの戯れを楽しんだ後は、後ろ髪を引かれる思いで陸に向かう。
また来たい!!
一部の観光客が、クラゲでキャッチボールをしたり、口に入れたり、ポケットに入れて持って帰ったりするそうです。
訪問国のマナーを守れない人は、旅行する権利がないと切実に思います。
干潮時のみ出現する「ロングビーチ」
またジャングルの中を場違いな格好で通り抜けた後は、
最後の目的地「ロングビーチ」に向かう。
見えてきました「おじさんアイランド」。
お腹のでっぷりしたおじさんが仰向けで寝ている様子に見えるのが由来。
そして上陸したのが「オモカン島」。
「オモカン島」から「おじさんアイランド」へ続く白い道が「ロングビーチ」。
干潮の時にしか現れないレアな道。
なおかつ、新月・満月を狙って来てるので普段よりよく見えるはず!
だけど、数年前の台風により程度は落ちているとの噂。
ドキドキしながら、まずはトイレへ。
トイレに向かう途中に偶然見かけた風景に感動!
茂みの向こうに広がる「白」!!
早く行きたい気持ちを抑えて、トイレ&食事休憩。
そしてお待ちかね、「ロングビーチ」。
確かにパンフレットほどくっきりはしてないけれど、
それでも普段は海のはずの場所が歩けるようになっている。
左端にうっすら見える「おじさんアイランド」まで続く道。
道の脇の海は、引いているのか、満ちようとしているのか。
後ろを振り返ると「オモカン島」。
白くて静かでいいところ。
「オモカン島」は賑やかなのに、何故かロングビーチまで来る人がいない。
静かな時を感じてうっとり。
その日のオススメポイントでシュノーケリング(おまけ)
メインの3大見どころが終わった後は、少しシュノーケリングを楽しんで終了。
可愛い小魚がいっぱい~!
ただ、「ダイバーの聖地」と言われて期待していた程ではなかったかな。
やっぱり大物や大群に会いたいならダイビングをするしかないのか。
はたまた本日のポイントが悪かっただけなのか。。。
ボートシュノーケルだったけど、
サンゴと海面の距離が短い場所も多いので要注意!!
パラオ料理のお店「もぐもぐ」
たっぷりとパラオの海を満喫した後は、「もぐもぐ」で夕食。
(以前は日本人オーナーのお店だったけど、今はパラオ人が経営している)
よくわからないので、パラオ料理アラカルトを2人でシェア。
イモの比率が高い!
パラオの主食なんだね。
それよりも、これ!
パラオの「食」部門に期待はしていなかったんだけど、出会ってしまった。
「ササップ」!!
左に刺さっているのが「ササップ」と呼ばれるフルーツ。
注文したのは、これを絞った「ササップジュース」。
なんて美味しいんだろう…!
こんなに美味しいフルーツには初めて出会った。
ほっぺたが落ちるとは、まさにこのこと。
本当に落っこちそう。
メニューには載ってなかったけど、
ジュースではなくデザートで出してもらえないか頼んだところ、
希望に答えて頂けた。
触っただけで実が潰れてしまう程の柔らかさ。
この緑の皮も、堅そうなルックスなのに実に劣らない柔らかさ。
すぐ潰れるので、食べるのは一苦労だけど。。。
私の中で、南国で一番美味しいフルーツは「パイナップル」だったんだけど。
一瞬で王者の席を譲り渡す事に。
こんなに美味しいササップなのに、
その柔らかさゆえ、輸出ができないのだとか。
日本で食べられる日は来ないんだなー。
お会計の時に気付いた横断幕。
パラオは「親日国」。
国旗も日本とそっくり。
・日本→白地に赤い丸
・パラオ→水色地に黄色い丸
色違い。
パラオは様々な国に占拠された歴史を持つのだけど、
その中でも、日本軍の統治時代が一番良かったのだとか。
(インフラを整備したり、アメリカ兵からパラオを守ったり)
日本語がそのままパラオ語になっているものも。
- チチバンド→ブラジャー
- アタマホコリ→だめだなぁ。
- アタマグルグル→混乱している。
- ツカレナオス→ビールを飲む。
- アジダイジョウブ→美味しい。
- サビスィー→寂しい
- クルスィー→苦しい
- アイコデショ→じゃんけんぽん!
- ショウトーツ→かんぱ~い!
名前も、「カトウサン」「エンドウサン」など。
「サン」も含めて名前。笑