ー世界はきっと、美しいー
妊娠・出産(雑記)

旅と登山と無痛分娩|ロープウェイで簡単に山頂に行く様なものかしら

先日、出産というイベントを終えました。

選択したのは、「無痛分娩」

無痛分娩は、登山に例えるなら、ロープウェイで簡単に山頂に行く様なものじゃないかしらと思うのですが、どうでしょう。(←完全に主観です)

計画無痛分娩

無痛分娩は、陣痛がある程度進んだところで麻酔を打ち、本格的な陣痛の痛み~出産の痛みまでを取り除く出産方法。

どの段階で麻酔を打つかは、産院や先生の判断により様々。

メリットは、痛みを感じない為にリラックスしてお産に臨める事。

母体がリラックスしているから、赤ちゃんへの負担も軽減されて、出産後も穏やかな気持ちで赤ちゃんと対面できる。

出産がハード過ぎて、産まれた瞬間を味わう余裕なんてなかったよ!…という事態を避けられる。

また、産後の回復も、普通分娩と比べて良いとの事。

無痛分娩の場合は、自然に陣痛が来るのを待ってから病院に行き、麻酔を打ってもらう方法と、予め出産日を決めて入院し、人工的に陣痛を誘発する方法がある。

私の病院は個人病院で先生も1人のため前者では対応できないので、後者の「計画無痛分娩」。

気持ち的には赤ちゃんの出て来たいタイミングに合わせて産みたかったけど、、いつ始まるか分からないお産をソワソワと待つ事もなく、「今日入院ね!明日出産!行ってきます~!」というのは気楽ではあった。

登山に例えるなら、ロープウェイで簡単に山頂に行く様なもの?

ただ、日本人は「痛みに耐えてこそ母親!」という大和魂の名残があるのか、無痛分娩を否定する声もチラホラ。。

あれだね、登山に例えるなら、「山道を行かずにロープウェイで簡単に頂上に着いちゃいました!」みたいな感じかな。

登山が趣味の人からすれば、そんなものは邪道。

苦労して、汗水流して辿り着いたからこそ、景色は涙が出るほど美しいし、ご飯も美味しい。下山後の温泉も最高!

私も、登山ならば間違いなく後者!

いえ、ロープウェイで上る人を否定はしないけれど、「私は選ばないよ」という事。

もしくは、旅に例えるならば「飛行機で簡単に現地に着いちゃいました!」みたいな感じか。

そんな、点と点を辿る旅なんて面白くないよね~。

旅は線で繋がなきゃ!

点と点の間の道のりを感じる事こそ、旅の醍醐味でありロマンじゃないか。

飛行機で飛ばしちゃうなんてもったいないない!

趣味の登山や旅ならば、私は間違いなく苦労する方を選ぶのです。

ロープウェイでのんびり山頂に行ったっていいじゃない

しかしながら、出産は趣味ではない。

若い頃ならね、私も痛みに耐えた果てに出会う我が子こそ愛おしいと思ったと思う。

だけど、今までブログでは年齢について言及していなかったけれど、実は、いつの間にやら高齢出産と呼ばれる年齢に両足…片足を突っ込んでしまった身なのですよ。

お産に、旅や登山の様なストイックさを発揮するなんてムリムリ。

ロープウェイで山頂に行けるならば、是非とも乗らせてください。

泥だらけの汗だくで見る景色も素晴らしいけれど、穏やかな気持ちで見る景色もまたいいものよ、きっと。

ロープウェイで簡単に山頂に行ったとしてもね、それまでの準備に10カ月も費やし、その間に少なからず身体に負担もかけてきた。

そして、下山後は約20年に及ぶ壮大なプロジェクトが待っているのだ。

こっちが本番なわけなので、ロープウェイでのんびり山頂に行ったっていいじゃない。

…って、一体わたしは何の話をしているんでしょう。笑

完全なる箸休めの駄文でございました。

POSTED COMMENT

  1. sakae より:

    「痛みに耐えてこそ母親!」

    全く思わないわ 笑
    出産自体、めちゃめちゃ大変なのに
    忍耐を美徳にするなんてわからん。

    と子供を産んだことのない私が何ゆうてんねん、でありますが
    ただただ子供を育てるは大変だろう
    でもそれ以上の喜びもあるに違いない。

    20年に及ぶ大プロジェクト頑張って、楽しんでね。

    • tabi-kurage より:

      sakaeさま

      海外(主に欧米)だと、無痛分娩が主流の国も結構あるみたいなんですけど、日本はまだまだですね。
      あの痛みは体験しなきゃ!という諸先輩方も未だにいらっしゃいます。

      ありがとうございます!長い道のりですが、のんびり楽しみたいと思います★

  2. NK より:

    Twitterの新聞勧誘のエピソードなどからも、ルックス的にはかなりお若いと想像してます(笑)

    WHOによると高齢出産の定義は35歳以上らしいので、自分の読解力が正しければ、それにはまだ少し余裕があるのかなと思っていたのですが、本当にセクハラになりそうなので、この話題はこのあたりで(笑)

    • tabi-kurage より:

      NKさま

      新聞勧誘の件は本当に謎で…
      しかも当時は臨月の大きいお腹を抱えていたんですけどね。
      パジャマ姿&髪の毛ボサボサで、とても成人の身だしなみには見えなかったのかもしれません。

      旅中は読者様の想像力にお任せしたかったので、顔出しも年齢公表もしていませんでしたが(可能ならば性別も非公表にしたかったくらい)、ここまで言って誤魔化すのも野暮なのでこっそりお伝えしますね。

      (ボソ…)妊娠出産時35歳、先日誕生日を迎え、現在36歳でございます。。

  3. NK より:

    自分の読解力不足でした(汗)

    (1)北海道が10年ぶり
    (2)予備校時代に1年だけ札幌で過ごした
    (3)2020年に戻ってから約3年経過
    との情報から即断してしまったのですが、確かによく読んでみると、大学時代が札幌以外の北海道の可能性を見落としてました。というか、就職のために上京という部分を素直に読めば大学も北海道ではあるっぽいですよね。

    それに今考えてみると、ちせ様のこのブログの最初の旅行記のパラオの時点で、すでに社会人っぽい雰囲気が出てるようにも思えますし。

    読者レベルを上げるためにも、これからもじっくり読みこませていただきます(笑)

    • tabi-kurage より:

      NKさま

      わゎゎ!!!
      凄い読み込んで頂いていたんですね!!!まさかのパラオの記事まで…汗
      過去に下手な事書いていないか焦ります。。

      はい、大学は札幌以外の北海道でした。パラオの時点で社会人でした!

      旅中、つい感情的になったり感傷的になったりと喜怒哀楽も激しかったりしたので、実年齢より幼い印象があるんだろうなーとは思っていますが、、、
      イメージではなく、しっかり考察されている読者様は、おそらくNKさまだけですね。笑

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