2014/3/19
パラオの南、ペリリュー島のすぐ近くに、カープ島という島がある。
ここは星型のリゾート。
今回の旅で一番楽しみにしていた場所。
スピードボートに揺られながら、南へ南へ。
そして到着!
南国感漂う素敵な桟橋に♡
海も綺麗だし、
入口からすごくわくわくする!
桟橋を渡りきると、これまた南国感漂う雰囲気がお出迎え。
海辺には、ブランコやハンモック。
「のんびりしていってください」と言わんばかり。
のんびりするのもいいけど、
アクティブに過ごしたい場合は海へ!
岸辺にはカヤックが置いてあって、フリーで遊べる。
2人きりで海へ出発!
今回の旅行では2回もカヤックを体験しているので、自信満々。
どこまでも続く広い海!
(遭難しても誰も助けてくれない。。。というか気付かれない。)
なんて綺麗な青色なんだろう。
こんなに広々としている海の真ん中で、カヤックでぽつり。
世界に二人しかいないんじゃないかと思うくらいのプライベート感。
無人島発見!
左の島と繋がっている様に見えるけど、真ん中の小さい独立した無人島。
(左の島も無人島だけど。)
これは上陸だ!
上陸してみると、本当に小さい。
上陸を楽しんでいる間にカヤックが単独で流されたら帰れなくなるな。
無人島で遊んでしばらくすると、もっと凄い無人島が。
潮が引けて、一時的に出現している「天然無人ビーチ」!
これも上陸だ!
まさに潮が元に戻ろうとしている(満ちている)ところ。
島がどんどん小さくなっていく。
タイミングが少し違っていたら出会えなかった奇跡に感謝!
自然って凄い。
ここまでは順調だったのに、最後の難関が待っていた。
なんと、プチ嵐に遭遇!
漕いでも漕いでも進まない。
むしろ押し戻される。
やばい、遭難!?
カープ島は、こんな星型の形をしている。
ここまで4つの角を超えてきたんだけど、最後の5つ目の角がなかなか曲がれない。
凄い勢いで押し戻される。
土砂降りの雨も降ってくる。
雨と潮の流れが行く手を阻み、まるで嵐の様。
きっとここでオールをこぐ手を休めたら、一気に外海まで流されてしまうんじゃないか。
そんな焦りから、とにかく必死でオールを漕ぐ。
漕いでも漕いでも進まないけれど、現状の場所をキープできているだけマシという状況。
頑張って角を超えると、また少し漕ぎやすくなった。
満身創痍で帰還。
あとで聞くと、嵐どころか雨も降っていなかったとの事。
あそこの角だけ雲があって、海流も激しかったみたい。
「島をカヤックで一周してきた!」
と言うと、かなりびっくりされた。
今までそんな人いないって。
なんと!
ここで、丁度お昼の鐘の音が島内に響く。
カープ島は、「時間を忘れる島」。
「何時からお昼ですよ~」
なんて、時計を気にさせる様な事はしない。
鐘の音が鳴ったらお昼。
なんて素敵な発想なんでしょう。
お昼はこんな感じ。
私ココナッツ大嫌いだったはずなのに、
この何の加工もされてないココナッツは平気だった。
新発見。
ちなみに、このココナッツの内側の実の部分を削って醤油を付けると、
「マグロのお刺身」っぽい味がして美味♡
欧米人のカップルに試食してもらったけど、彼らの反応はイマイチ。笑
でも日本人には美味しいはず!是非お試しあれ。
お昼が終わったら、「ジャングル探検」。
頼めば、無料でガイドもしてくれる。
海に囲まれていて、陸にはジャングルもあるなんて、自然豊かな島だ。
パラオ人は目がいいから、真っ暗闇でもこのジャングルを走り抜けるんだって!
凄い。
満潮時にはここまで塩水が浸ることもある様で、
木が枯れている。
踏んだら痛そう!
海水と一緒にワニが来ることもあるんだって。
(怖い。。)
このジャングルには、こんな遺産も。
「ストーンマネー」
大きさは、真ん中に空いている穴に人がすっぽり入れるくらい。
(大きい!)
これは、パラオとグアムの間に位置する島「ヤップ島」のお金。
その昔、パラオからヤップへ運んでいる途中に落として割れちゃったから、
そのまま放置していったものらしい。
割れてなければ、今でも貨幣としての価値があるみたい。
信じがたい話だ。
ジャングル探検を終えて、少し休憩したら出港。
のんびりしたパラオの中でも、さらにのんびりした島。
この島にはダイビング目的で来る人が多いので、
ダイビングをしないのであれば、昼間は島を貸し切り状態。
(実際、ココナッツマグロを試食してもらったカップルにしか会っていない)
かなり贅沢な時間を楽しめる。
次回は絶対に泊まりで来ます!決定!
帰り際に、なんとロングビーチを発見。
カープ島から隣のペリリュー島まで続く白い道。
干潮の時にしか現れない。
初日に参加した「ロックアイランドツアー」で見たロングビーチよりも素敵だ!
こっちを名所にすればいいのに。
これは無名のロングビーチ。
だからこそ、人がいなくて良さが出ているのかな。
次回はここを歩いてペリリュー島まで行ってみよう☆
でも途中で道が消えたら(潮が満ちたら)どうしよう。。。
帰りもスピードボートだけど、
船長が粋な方だと途中で名所に立ち寄ってくれたりする。
これは「クジラ島」。
これは「天然アーチ」。
本当に天然!?凄い!
そしてこの様な負の遺産も。
今でも、海に狙いを定めている大砲が残っている。
ミクロネシアの島々は、世界大戦に巻き込まれた島が多い。
パラオも例外ではない。
特にペリリュー島は激戦地で、多くの日本兵が亡くなった。
ただ、戦乱に巻き込まれる前に島民を他の島に逃がした為、
ペリリュー島の住民に被害はなかったみたい。
最後に見たのは「パラオパシフィックリゾートホテル」。
(通称PPR)
ハネムーナー人気NO1。
料金も一番高いのに、シーズンには真っ先に満室になって予約が取れないホテル。
グアムやサイパンとは違って、
パラオはある程度のお金をかけてのんびり過ごしたい人が多いみたい。
(いいな~。)
夕食は、海辺のバーで頂きました。
今回のパラオ旅行で、「カープ島」が暫定1位♡
(なんの1位?笑)