成田(千葉)-Narita-
海外からの帰国者は全員、帰国日の翌日から起算して14日間「自主隔離」をしなければならない。
公共交通機関を使わずに自宅に帰宅できない人は、ホテルなどの公共施設で過ごす事になる。
以前は「帰国者用の宿泊施設」というものを検討していた。
成田空港まで送迎付きだし、キッチン付きの個室なので自炊も可能。
だけどGO TO TRAVELのおかげで、ホテルに格安で滞在できる様になったので、そちらを利用する事に。
通常料金の35%引きで利用できるのだから、かなりお得!
帰国がもう少し早ければ利用できなかったから、かなりラッキーなタイミングで帰国できたと言える。
「自主隔離」はしなくてもいいらしい…??
帰国後の14日間の自主隔離は、あくまでも「要請」であって「義務」ではないらしい。
つまり、法的拘束力は一切ないという事。
例えば成田空港での抗原検査で「陽性」だった場合は強制隔離となり、こちらは検疫法で定められているので、法的拘束力があるみたいだけれど。
結果が「陰性」の場合は、成田空港を出て電車に乗って自宅へ帰ってもいいし、不要不急の外出を制限せずに遊びまわってもいいのだ。
だけど私は、身銭を切って大人しくホテルで自粛をする事にする。
それも、14日間きっちりと。
数日だけホテルに滞在したら、その後は電車で帰るという人も結構いるみたいだけれど。
私はネパールでの生活では感染していない自信がある。
だけど、万が一の際に世間の目から自分を守る為には「14日間、きちんと自粛しましたよ」と堂々と言える根拠が必要だと思うから。
それにしても、空港で自主隔離先や移動手段などを申告するときに、「自粛は法的拘束力はないですよね?私は電車で帰ります」だなんて、通用するのだろうか?
ちなみに、自粛先や移動手段に関して「虚偽の申告」をすれば、それは処罰の対象になる。
まぁつまり、法整備が追いついていないだけで、実質「義務」みたいなものだ。
自粛先ホテル|ミートイン成田
成田駅の近くには、ホテルがたくさんある。
予約サイトに「GO TO TRAVEL対象」の表示があるホテルは、記載の金額から更に35%引きとなる。
今回わたしがお世話になったのは、『ミートイン成田』さん。
2019年にオープンしたばかりのため、館内や客室はとてもキレイ。
部屋にはスマートフォンが設置されていて、自由に持ち出して使用してもいいんだって。
チェックイン時、千葉のお菓子『千葉めぐり』を頂く。
嬉しい…♡
滞在日数分のアメニティも頂く。
コンビニ(ローソン)がすぐ近くにあり、スーパーやドラッグストアも徒歩圏内(10分ほど)にある。
なにより、スタッフさんがとても親切!
ホテルマンの事務的な対応ではなくて、とても柔らかく温かい対応をしてくれる。
ミートイン成田
住所:千葉県成田市花崎町904
TEL:0476-23-1113
アクセス:京成成田駅東口より徒歩1分
14日間の自主隔離生活
帰国者の部屋には、14日間の間ルームクリーニングは来ない。
毎朝、ドアの前にタオル類一式(フェイスタオル、バスタオル、バスマット)とアメニティ類一式(歯ブラシ、カミソリ、緑茶&ほうじ茶の粉末)と替えのゴミ袋が届けられる。
使い終わったタオル類やゴミを袋にまとめて廊下に置いておくと、回収してくれる。
誰にも合わないシステム!
シーツ類の交換はないけれど、フロントに頼めば新しいものを届けてくれる。(自分で替える)。
同フロアの他の部屋にも同様のランドリーバッグが置かれているから、もしかしたらこのフロアは帰国者専用なのかも…??
だけど隣人には1度も会わなかった。
みんなきちんと引きこもっているんだね!
自粛中とはいえ、買い物などの必要最低限の外出はOK。
毎日スーパーにごはんを買いに行くのが、唯一の娯楽。
毎日お風呂に入る
この10ヵ月間、1度もバスタブに浸かっていない。
…という事で、自粛中は毎日お風呂に入る。
幸せだ~♡
室内を暗くして小さなライトだけを灯し、リラックス系のBGM音楽をかけながらのんびり過ごすのがお気に入りの入浴スタイル。
ルームクリーニングの人は来ないので、スポンジを買って毎日自分で浴室掃除をするという執着ぶり。
ホテルで風呂掃除って…人生で初めての経験だ。
絶対に暇だろうと思っていた自粛生活。
意外と楽しみを見つけながらのんびりと過ごす事ができた。
バックパッカーだもんね。
環境適応能力は、実は平均よりも高いのだ。